わがパソコンのマウスのコードもパンダちゃんに守られているよ
政治オンチなので、政治のことがまったくわかりません。政治の話をすることもできませんし、するつもりもありません。
私は興味があるのはパンダのことです。
中国の「パンダ貸与」はニュースでいろいろな論議が起こっています。東京都の石原慎太郎知事は、「(パンダなんて)いてもいなくてもいいじゃない」「見たけりゃ、いるとこに行って見てくりゃいい」との発言をしたそうです。
言論自由な日本なので、何を言うのはその人の自由だと思いますが、石原都知事はきっと上野動物園でパンダを見たことがないのではないかと思います。
はじめて上野でパンダを見た時、涙が出そうほど感動しました。
が、パンダを見て感動したのではありません。
長い列を並んでパンダを見る日本人観客に感動しました。
わずか一頭のパンダに。しかも、その時のパンダは観客から2,3メール以上離れている檻の奥に、人々に背を向けて眠っていました。それでも関わらず、子供も大人もみんな嬉しそうに、「りんりん、りんりん」、「かわいい、かわい~い」と一生懸命パンダに声をかけ、一生懸命写真をカメラに収めようとしていました。長列なので、1、2分しか止まることができなく、すぐに警備員に移動を促され出てしまったのに、「かわい~いね」と皆さんが楽しそうに言いあっている風景を見た時、目がうるうるなりましたーーわが中国のパンダは外国の人にこんなに愛されているのだと。
なので、上野にパンダに来てほしいと心から願っています。
そして、石原都知事にも、胡主席にも、一度その風景を見てほしいと思いますーーパンダを見ている時、皆さんの素直で飾り気のない笑顔。