ランダムなまず庵

 何事にも一寸手を出すが人並みに出来ず、中途半端なその日暮らし・・何でもありの風来ブログ、暇にまかせて「庵」ってます。

おしめ

2006-10-06 06:51:42 | 世相雑感

 昭和40年代ころまでの生まれの人は「布おしめ(以後オシメと称します)」で育てられた。徐々に「紙おむつ(以後おむつと称します)」に代わってきているようです。現在では殆どが「おむつ」ではないのでしょうか。

 悠仁親王誕生で脚光を浴びた皇室の子育ては今でも「オシメ」であるとの報道がありました。  おむつのメリットは、使い捨てで簡単、値段も安くなっている。洗濯の時間を他に廻せるなどで、デメリットは、「ママ!お尻が熱いよ!」である。オシメ派は皇室に限らず、比較的裕福かつ知識人層に継承されているようです。メリットは、濡れた感じが伝わり気持ちが悪くなると泣いて訴えることからオシメは早くとれる。化学処理されていない自然物であり、洗いざらしは水分をよく吸収するようだ。そして、洗濯の苦労で愛情がさらに湧くとのことである。

 「御襁褓」はおむつ、「御湿」はオシメの漢字である。それではこの違いは皆さんはどう理由付けをされますか、いろいろありますが、殆ど変わりはなく、強いて言えば比較的年少のころにオシメ、年を経るに従いおむつになるんではないでしょうか。どうでもいいのですが。

 私は、オシメの取替えや洗濯を人並み以上にやりました。昭和43年に男の双生児が生まれ、ハーモニカ長屋風の社宅の六畳一間で、一年以上繰り返しました。 一組2枚のセットを20組位用意しているものを一日7~8回取替えるとして、16枚×2で32枚となります。 オシメを取り替えて大と小は別々のポリバケツにいれ、翌日まとめて洗濯をする。大の固形物はトイレに流し、オシメを漂白剤に浸した後、洗濯機で洗う、それを干すのである。雨天のときの部屋は「満艦飾」そのものでした。 休みの日は、これを済まさないとゆっくり出来ず、終わるとホッとしたものでした。

 浴衣の古いものはオシメにする。次の子にも使う、ボロボロになると作り足す、昔、むかし、これで用が足りるのかと思うほど「ワカメ」のようなのが干されているのを見たことがある。

 先に書いたオシメ派は生みの親が取替えているんだろうかとふと思った。メイドかお手伝いさんがやっているかも、そうゆう裕福層の老後のおむつは誰が取替えるのだろうか。おむつで育った世代が親になりおむつを取替え、そして取替えて貰うに至ってきました。

 我が家の15年前のペット(ヨークシャテリア)のトイレは新聞紙であった。今のびわ(チワワ)のトイレは1枚10円の抗菌剤入りのペットシーツである。妻の旅行中、反対にして敷いたところ小便が溢れんばかりに溜まっていて、シーツを避けて用を足していた。

     「オシメ」とれ あっという間(70年前後、人により10年くらいの幅はあり)に 「おむつ」の時が もうすぐだ  

 終戦以前の生まれ人は、そろそろ特売日を狙って買いだめして準備をされた方がいいんダベなもし。



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