日常の些細な作業が出来るかどうかは、英語学習と大いに関係があります。
例えば、単にテキスト類を出す&しまうという作業が素早く出来るかどうかということは、学習の能率に非常に大きく影響します。ある生徒さんがカバンの中を一生懸命に探してワークなどを出すのに時間がかかってしまい、他の生徒さんが2ページ目に入っている時にやっと取りかかるという例はよくあります。(授業開始前に、必要な物を机の上に出すように指示しているのですが・・・。)
こうした例は、小学生に限ったことではなく、中学生や高校生でもあります。
このような英語学習以前の作業は自分で出来るように、教室でも指導して行きますが、ご家庭でも自分で素早く出来るように導いて頂く事が重要だと思います。この場合、お子様が出来ない又は作業が遅いからと言って、つい手伝ってしまうかもしれません。それでは、自分で出来るようになる力が育ちません。
人それぞれ、個人差があるのは当然で、子どもは、大人のようには要領よく出来ないという前提で考えて、急がずに「暖かく見守る」ことが大切です。
そうすれば、自分でも早く出来るようになってくると思います。そして、いつかきっと、お子様が保護者様を助けてくれる時が来ます。