9月9日(日)、「全国ジュニア英語スピーチコンテスト」LL日進駅前教室大会が東郷町民会館ホールで実施されました。おかげさまで、教室大会としては21回目になります。(全国は41回目)
大会が終わると、毎年様々なことを思いますが、例えば以下の3点です。
1つ目。
賞をとることが大切なのではない。
スピーチコンテストは、“コンテスト”という名前は付いていますが、順位を付けることを目的にしてのではありません。そして、賞をとった人だけが立派なのではありません実際、皆さんの差は、ほんの僅かです。
「自分がどれくらい努力をして、以前の自分よりもどれくらい進歩したか?」が大切です。
確かに、誰でもいわゆる“良い結果”が出れば、嬉しくないと言えば嘘になると思います。物事を進めるにあたって、「良い結果が出ればいいな」と心の底で思うのは悪いことではありません。その気持ちが心の奥底にあることにより、より努力をすることが出来るのかもしれません。
教室大会後の感想文では、「賞を取れなくて悔しかった」と書いている皆さんは多いです。しかし、賞をとった事が本当に“良い結果”なのでしょうか?
長い目で見れば、賞をとったことが必ずしも“良い結果”と言うことは出来ないと思います。悔しい想いをした人の方が、いずれは進歩している可能性は十分にあります。「うさぎとかめ」のお話を思い出して下さい
2つ目。
相乗効果=お互いに高め合うこと。
一生懸命にやっているクラスメートや友達が周りにいると、お互いに良い効果があるという例はよくあります。今年は、その「相乗効果」の大切さを再認識しました。お互いに良い意味でのライバル心を持って、時には励まし合い、より高め合うということは、とても大切なことだと思います。
また、スピーチコンテスト本番で、先輩達のスピーチを聞いて、「自分もいつかあんなスピーチが出来たら」とあこがれた皆さんも多いと思います。高学年や中学生の皆さんも、かつては先輩達のスピーチを聞いて、そのように思いましたね?今度は自分が「あこがれの存在」になっていますか?
どんなことでも、自分一人だけの力では限界があります。周りの人の力が直接的または間接的に影響して、それがお互いに進歩するのに大いに役立っていると思います。
3つ目。
「明日はない」かもしれない。
毎年伝えている「与えられた機会に感謝する気持ちを忘れないで」(教室ブログ=2018年9月参照)ということと関連して、昨年の教室大会の時、以下のようにお話しました。
『“明日がある。”とは幸せなことです。でも、ひょっとしたら、“明日はないかもしれない。”ということも、頭の隅に入れておいて下さいね。』
今年は、改めてこのことを思いました。実は毎年、私はスピコン教室大会前には、「今年も無事に実施することが出来るのかな?」とドキドキしています。台風シーズンだからです。台風で教室大会が中止になってしまっては、大変なことです
おかげさまで、無事に教室大会を実施することが出来ましたが、大会直前の9月4日、台風21号が上陸して暴風警報が発令され、その日の授業は休講になりました。そのため、4日のスピコン直前練習が出来なくなりました。今年は、西日本豪雨や北海道で大きな地震もありましたので、改めてその機会があることの有り難さを感じました。
また、台風などの天災以外にも、様々な事情によって、自分の意志に反して物事が進まない、又は「明日が無くなってしまう」ことがあります。(どんな事情が生じてくるか、想像することが出来ますか?)
皆さん「その機会を当たり前とは思わずに、その瞬間を大切にしましょう
」
最後に、被災された皆様方には、心よりお見舞い申し上げます。そして、誰もが毎日、笑顔で過ごすことが出来ることを願っています。
<追伸その1>
スピーチコンテスト教室大会出場者の感想は、教室HP以下の部分クリック
今年の感想は、後日掲載予定→ http://llnisshin.com/
<追伸その2>
その他関連事項は以下をクリック
「2018スピーチコンテスト教室大会が終わりました」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/00212f3242ec97509afb84c7a5aff7e2
「2018スピーチコンテスト教室大会の出場者決定」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/e6f12007292713a2c12f56d514fd6d29
「スピーチコンテストの目的」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/2c8d5a2200fe47d17bec1def72ae0ba2