MIZUNO Katsuya

STEP WORLD LL日進駅前教室 代表講師のブログ

マスクとコミュニケーション

2021-11-29 00:16:39 | 英語教室

 相手に何かを伝えるために、言葉以外の部分がとても大切です。それをNon-verbal communication(非言語コミュニケーション)といいます。それには、顔の表情などの視覚情報が含まれていて、それが約55%を占めているという研究結果があります。

 コロナ禍が長く続き、いつもマスクをかけていて、目の表情しか見ることが出来ません。マスクがコミュニケーションに大切な視覚情報を得ることの妨げになっています。

 あるラジオ番組で教育評論家の尾木ママ先生がマスクに関連することをお話しされていました。まとめるとこのような内容です。

 「保育士さんの話によると、0歳児でもコロナ禍前よりも元気がないとのこと。保育士さんがマスクをはずして、顔の表情を見せたら元気になったとのこと。マスクにより鼻と口が隠れていて、目しか見ることができないので、喜怒哀楽の表情が分かりにくくなっている。4歳から11歳の子ども達も共感能力が育ちにくい。その上の年齢では、うつ状態になっている中学生や高校生が増えている。」

 つまり、マスクは心身共に悪い影響を与えているようです。実際、体調を崩して欠席する生徒さん達が昨年度よりも多いです。その原因の1つとして、マスクがあるのかもしれません。心理的な要因が、体の健康にも影響を与えているのかもしれません。

 マスクが体に与える医学的な影響については私の専門外ですが、健康第一です。体を壊したら元気に英語学習をすることが出来ません。しかし、コロナ感染予防のためにまだマスクをはずすことが出来ません。少なくとも、目元だけでも笑顔を見せて、声の出し方にも気を付けて、明るく元気な雰囲気にしたいものですね


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