長い休講期間中、オンライン授業(YouTubeのビデオ:5回とZOOMで双方向:2-3回)を実施しました。その期間は、学校も休校だったので、「自分で学習する力」が大切になってきます。
そこで、小学生初歩クラス(P1:小3~5)と中学生(特に中1)の保護者様に、以下のようなことをEmailでお伝えしました。
小学生の保護者様へ
宿題の進め方に関連して、P1クラス(小3~5)の保護者様にお伝えした事です。
・・・・・・・・・
『宿題の件など、学習の進め方については、私は、皆さんにある意味「不親切」になっていると思います。なぜならば、中長期的には、より良い効果をもたらすと思うからです。
5月上旬配付「教室NEWS」掲載のブログでも書かせて頂きましたが、「敢えて教えない」ことが大切だと思います。
このように休校/休講が続いている時には、「自分で物事を進める力」を養う良いチャンスです。その力は、単に「学習する上で大切な力」なのではなく、「生きる力」につながってくると思います。
なぜならば、お子様が生きていく上で、今後、感染症以外にも、災害や様々なことでこのような緊急事態に直面する可能性があります。そして、このような緊急時には、ネットなどで様々なデマも流れていました(います)。教えてもらわないと分からないようでは、デマを鵜呑みにしてしまう可能性が高くなると思います。
そのため、「自分で判断」をして、物事を進めていかないと、最悪、命を落としてしまうこともあると思います。非常に厳しいようですが、それは現実だと思います。
お子様が、これからも笑顔で過ごすことが出来るように、今のうちにそうした「自分で物事を進める力」を身に付けることはとても大切です。』
中学生の保護者様へ
ビデオ授業(YouTube)で宿題にしたワークなどは、その写真を送って頂くようにお願いしました。その解答は自己採点をするように指示をしているのですが、それが必ずしも正確ではありません。かといって、私はどこが間違っているのか、すぐには指摘はしません。生徒さん達のためにならないと思うからです。
そこで、まず、保護者様には(Emailで)具体的にどこが間違っているのかをお伝えします。その上で、お子様に以下のようにお話しするようにお願いしました。
・・・・・・・・・
『わからないこところは、まずテキストなどを見て調べてねそして、自分のものが合っているかどうか確認して その後で、じっくりと解答を見てね
自分で答え合わせをする時、間違えているのに丸を付けている人がよくいるよ。でも、先生に間違いを指摘される前に、“自分で発見”することが大切だよ。
そうしないと、自分の力が伸びないからね落ち着いてやればいいよ』
大人が気を付けること
私自身は、本来「おしゃべり」です。どんどんと話をして、「説明」したくなってしまいます。しかし、生徒さん達の指導にあたっては、その気持ちをグッと押さえて、「敢えて教えない」ことを心掛けています。
保護者様の皆様には、この方針につきまして、ご賛同をいただく旨のEmailを頂きました。ご理解とご協力を頂き、心より感謝申し上げます。
私共、講師一同、お子様が明日も笑顔でいるために、これからも努力を続けます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
<追伸>
関連事項は以下のクリック
「自分の力で出来るように」
https://blog.goo.ne.jp/stepworld-llnisshin/e/9291574dd7c085359c117b24da43f95a