何回やればいいの?
教室では、ノートに単語を書いてくる宿題、CDを聞いて(音読する)宿題などがあります。そこで、よく生徒さん達から、「何回やれば良いの?」と質問されることがあります。大抵は、「~以上」と指定しています。しかし、以下のようなようなことも伝えています。
「なんで何回もやるんだと思う?覚えるためだよね。何回やれば覚えることが出来るかというのは、人によって違うんだよね。2~3回で覚えてしまう人もいれば、100回やらないといけない人もいるんだよ。」
皆さん 覚えるのが早ければ良いということではありません。また、たくさんやらないといけないから悪いということでもありません。「ウサギとカメ」のお話を思い出して下さい。(早い人は、油断をしないで下さい) 人ぞれぞれです。コツコツとやって行きましょう
練習&覚えるためのコツ
練習して覚えるためには、「がんばる」という根性論だけではなく、コツも必要です。例えば・・・
練習する順番
ABCDEを5回練習するとします。その場合、以下のような方法が良いです。
よくある例→AAAAA BBBBB CCCCC DDDDD EEEEE
お勧めの例→ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE ABCDE
同じ物ばかり繰り返すよりも、「行って戻って」「行って戻って」を繰り返す方法(=スパイラル方式)の方が効果的です。
自分の声を録音する
英語CDを聞いて、正しい発音で練習するのは大切です。それと共に、「自分の声を録音」することをお勧めします。そして、それも繰り返し聞いて下さい。特に、スピーチの練習には絶対に有効です。それ以外にも、教科書本文や基本文を暗記する時にも役に立ちます。
私自身の経験で、既製のCDだけで練習するよりも、自分の声で発音したものを聞いた方が、すんなりと頭に入ってくる感じがします。
録音する機器は、スマホ、ICレコーダー、昔ながらのカセットなど、自分の都合が良いものを使えば良いです。
なお、この方法は、英語以外の科目で暗記する必要がある場合でも試してみる価値があります。