太陽光発電の管理を委託している業者から、草刈りの際に誤って、B区画のLANケーブル(モニタリング用)を草刈り機でバッサリ切断してしまったとの報告がありました。
パックリと切られてしまっています。中には、切断されたLANケーブルも見えます。
隣接した区画(左図:Aおよび右図:B) を保有しているのですが、システムBでは発電量がシステムAと比べて、午後1時から急に減少しています。おそらく、その頃にケーブルを切断してしまったのでしょう。
発電量は3つのLANケーブルで収集された情報を合算して表示しています。そのため、1本が切れても、残る2本のLANケーブルからの情報の合算が表示されるため、急に 0 となってしまうわけではありません。
幸い、売電自体には影響はなく、単にモニタリングだけの問題だったので良かったですね。
後日、LANケーブルは新しいものに交換し、破断された箇所は以下のようにプラスチック製のカバーを周りに覆うようにして修復していただきました。
もちろん、このような作業ミスはあってはいけないことですが、事故が起こった直後にすぐに写真付きで状況を報告していただいたことに対して、お礼をしました。どうしても地理的に離れているので現地の状況を日々確認することはできないので、業者によっては報告せずに応急処置だけして済ませてしまおうと考えることもあると思いますが、それをされると、ますます状況がわからなくなってしまいます。
今後も同様に作業ミスが起こらないとも言えないため、単に文句を言うだけだと次回からは何も報告がない状況になるかもしれません。
それを防ぐためにも、報告に対するお礼は忘れないようにしたいと思いました。
ちなみに、このように同じ場所で2つの太陽光発電設備があると、たまたま天気が悪くて発電量が下がったのか、なにか人為的・物理的なことが原因で下がったのかがよくわかりますね。同じ場所に設置すると万が一の場合の被害は大きいですが、状況がよりわかりやすいというメリットも改めて感じました。