私が1年少し前から投資しているリースバック社債について書きたいと思います。
過去、いろいろと投資先を探してきましたが、比較的リスクが低く、高いリターンが得られると思える投資がこのリースバック社債だと私は思っています。
発行元:丸の内AMS http://www.m-ams.co.jp
形態:社債
利回り:年7%(償還期間5年の場合)
金額:1口100万円から
特徴:任意売却物件に抵当権を設定することでリスクを低減
これと似たスキームの社債としては、UBIのひもつき社債(2015年時点では販売停止かも; 2016年現在も募集中です。失礼しました。:2016/1/31)があり、これは2010年ごろから購入していました。ただ、こちらは利回り5%かつ3年で償還、また投資家名義での抵当権設定は行われていませんでした。
その点、丸の内AMSの社債は物件に抵当権を設定してもらえるのは何より心強いです。
社債ですから通常はその発行会社が破たんした場合、最悪元本も返還されないことになります。
しかし、抵当権を設定していれば、物件を競売にかけて売却することでそのようなケースについてもかなり元本が保全される可能性が高まります。
7%の運用と聞くとかなり胡散臭い、本当にその会社が信用できるのか、と思われるでしょうが、その意味でもこの抵当権設定は大きいです。最初は少額で始めて実際に抵当権を設定してもらい、毎月の分配金を確認し、その会社が発行するニュースレター等から、その会社の業績を確認する方法がいいように思います。
私が現金投資する際のベンチマーク(基準)はこの会社の社債7%をベースにしています。
このリースバック社債よりもリスクが高ければ期待利回りは8%以上だし、よりリスクが低ければ利回りは7%未満でもよいと思っています。
maneoの案件は最近利回り8%が結構あります。しかし、投資期間が短い(期限前返済となるケースもかなり多い)ので、結局、再度資金を運用するまでに多少の期間が空いてしまいます。そのため、maneoの利回り8%は実質的には7%程度と考えています。結局、実質利回りが同じなので、あとはリスクとの比較になりますが、maneoにくらべて物件に抵当権を設定しているリースバック社債のほうがいいでしょう。
maneoで利回り10%の「maneoの虎」というのがたまに発行されます。購入金額に制限があったり、やはりリスクがその分高いのですが、投資先の1つにはなるでしょう。