春日部市庄和の伝統行事大凧あげ祭りが5日行われ、重さ800kg百畳の大凧が春の風を受けてふわりと大空にあがった。
大凧上げ祭りは3日も行われたが、この日は風が弱くあがるところまではいかなかった。このため、今日5日はなんとしても上げたいと力が入り、石川・春日部市長も自ら曳き手に加わるなど、被災地に元気と絆を届けたいと頑張った。
今年の大凧の題字は、「春風」と「武蔵」。東京スカイツリーの高さが634(ムサシ)mであることから「春風」と共に「武蔵」を寿ぐとしてして、130点の応募の中から決定した。
しかし、大凧あげ祭り準備中での東日本大震災。開催するかどうかの検討が行なわれたが「春風に乗せて武蔵の国から元気と支援の気持ちを届けよう」と、開催を決定した。
連帯の気持ちを届けるためにはなんとしても「大凧をあげよう」と・・・。
3日は風が弱く残念な結果となっただけに、5日にかける気持ちは強かった。
多くの人が見守る中
子どもたちが中心となってあげる小凧
女性があげる
小町凧
風の具合もまずまずなのか観客の拍手も多くなる
それを前座に・・・・。いよいよ大凧あげだが・・・。
その前座凧をじっと見つめる人。
大凧あげは「武蔵」凧から
1回目は失敗したものの2回目は4分強大空を悠然と泳いだ
曳き手もホッとした表情で万歳で喜び合う
次は「春風」凧
勢い良く曳き
走る
前座凧をじっと見つめていたあの人も加わって
だが、あまりにハード。凧はあがらず、息があがる???
凧を直して何度もチャレンジした・・・・。