聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

イザヤ書55章 つづき

2005年08月16日 | 旧約聖書日記
「信徒のための聖書講解ー旧約 イザヤ書」をまとめて
『世界の全民族に対する招きである。
 かわいている者 「飢えている者」、物質だけのことではない、霊的なかわきと飢えこそ切実なものがある。金はいらない。招きに応じて来るだけでよい。
めぐみに対する応答である。それはまた信仰でもある。
わたし(主なる神)によく聞き従うことこそ第一である。
人間の弱さは、目先のものに心をとられて、奥にある根本的なものを見逃すことである。
耳を傾け、わたしにきて聞け。そうすれば、あなたがたは生きることができる 神との契約は恵みの保証である。
これはすでにダビデにあたえられた約束である。
ダビデは、神によって立てられた代表的君主である。
彼は、神人関係をもっともよく知り、自身の罪ゆえに、この関係が破られたときは、ただちに悔い改めて、罪ゆるされ、関係の正常化につとめたのである。
ダビデ王は、人間回復に関して、神の模範生である。
神は、イスラエルの民以外の民をも招かれ神の民の列に加えたもう。
ここには、世界の民族に対する招きが見られ、神の世界統治の片鱗をのぞくことができる。
いずれにしても、神の民、イスラエルが神関係において正常となることが先決問題である。』

つづく

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