聖書通読日記 2

2001年ペンテコステに受洗、プロテスタントのキリスト者

「キリスト教神学入門」を読む 11

2010年09月02日 | 「キリスト教神学入門」マクグラスを読む
「キリスト教神学入門」A・E・マクグラス著 神代真砂実訳 教文館 7500円

☆361ページ~436ページまで読んで。
第三部 キリスト教神学
 第9章 神論
  神は男性か
  人格神
   人格の定義
   対話的人格主義
  神は苦しむか
   古典的見解ー神の不可受苦性
   苦しむ神
   神の死?
  神の全能
   全能の定義
   神の二つの力
   神の自己限定の概念
  世界における神の行為
   トマス主義ー第二次原因を通じて行動する神
   プロセス神学ー説得を通して働く神
   ピエール・テイヤール・ド・シャルダンーオメガ・ポイント
  神義論ー悪の問題
   リヨンのエイレナイオス
   ヒッポのアウグスティヌス
   カール・バルト
   近年の貢献
  創造者なる神
   創造の教理の発展
   創造の教理の意味するもの
   創造者なる神の類型
   創造と時間
   創造と生態学へのキリスト教の取り組み
   創造および神学と自然科学との関係
  聖霊
   聖霊の類型
   聖霊の神性についての論争
   アウグスティヌスー愛の絆としての聖霊
   聖霊の機能
   
第三部の”キリスト教神学”に入ってから、読んでいてとても面白くなってきた。
というか、関心がある問題が沢山あって、それについて触れられていた。
神義論での「悪の問題について」とか、創造と自然科学との関係での「進化論について」とか。
ただ、結果は出ない。問題として今もある。
でも、いろいろと考えてしまう問題であることは確か。
この神学入門の本を読んでいると、いろんな人が出てきて、その著作の引用が沢山出てくる。
で、ここまで読んできたところで、わたしは、カルヴァンとアウグスティヌスの本を、次には読みたいと思い始めた。
カルヴァンの「キリスト教綱要」やアウグスティヌスの「神の国」や「告白」を、また、ゆっくりと読んでみたいなと思った。


では。次へ進みます。
次は10章で三位一体論ですm(_ _)m



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