三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

今年はこれで終わりです!来年もよろしく!

2005年12月30日 04時39分47秒 | 社会、政治、三重県、議員
 本年の「ブログ」はこれをもって、終了いたします。今年一年、本当にお世話になり、有難うございました。改めて厚く御礼申し上げます。
 お蔭をもちまして、一日の閲覧数は多い日で「400~500」を超え、一週間でのトータル数もコンスタントに「2000」を超えるまでに成長いたしました。これも偏に、飽きもせずお付き合いをいただきました皆様方のご声援、ご支援の賜物と心から感謝申し上げます。
 また、この間、幾つかの問題で「舌禍」事件を起こしましたことは、筆の走りの勢いの故とは言え、ご迷惑をおかけいたしました関係者各位に衷心よりお詫び申し上げます。今後はより「慎重」に、より「丁寧」に、より「イヤラシ」くキーを叩き、愛読者の皆様の「ご期待?」に応えていく心積もりですので、一層のご指導をお願い申し上げます。
 とりわけ、来年は「野呂県政」にとっても、私ども「県議会議員」にとっても最終・仕上げの年となるとともに、次への四年間への準備の年にもなってきます。
 それだけに、今まで以上に本ブログでも取り上げてきた幾つかの喫緊の課題・・・ここで具体的に名前を上げると、また関係の方々が暗い表情で新年を迎えることになりますので、あえて挙げませんが・・・を年明け早々から、精力的に取り組む必要があると思っております。
 しかし、最近、アノ「ブログ事件」以来、この「ブログ」の筆力が少し落ちてきたのでは?とか「鋭さ」がなくなってきたのでは?とか「突っ込み」が足りないのでは?などの厳しい指摘が相次いでおり、それなりに反省を致しております。
 コノ故は具体的個人名を書くことをタメラウことなく、より「先鋭」に「直接」的な問題提起も、そのつど必要に応じて、書き飛ばしていく覚悟ですので、みなさまの「お怒り」ならぬ「ご理解」を重ねてお願い申し上げます。
 くどいようですが、本年はこれをもって、終わりと致します。来年は「1月3日」から堂々スタートを致しますので、変わらぬご支援とご購読をお願い申し上げます。本当に有難うございました。
「週間ブログランキング」の「政治部門」でこのところ「全国ランキング」の第7位から第8位を争っております。ちなみに本ブログと競っておりますのは「構想日本」のブログです。皆様からのアクセスがもう一歩、多くなりますと、「全国ベスト5」入りもユメではありません。お願い!アクセスしてください!

御用納めだ!年末だ!

2005年12月29日 05時58分37秒 | 社会、政治、三重県、議員
 毎年、暮になると地元のシクラメンを持って、各役所に「一年間の御礼」と「来年もよろしく」との気持ちをこめて、挨拶廻りをする。昨日、車一杯に温室に預けておいたシクラメンの鉢を積んで、アチラこちらの役所を廻った。
 日ごろ、何かとムリを言っている名古屋の「JH」や「UR]・・・最近は横文字のところが増えてきて、それだけを見てもどこの「役所?」か解らないところがある・・・をはじめ、地元では国土交通省の「木曽川下流」や「北勢国道」など国の出先などを廻る他、当然、「特別」に、「トクベツ」にお世話になっている「副県民局長」、「建設部」、「農水部」などを廻ってお礼を言いがてら、来年度の事業要望などをお願いして来る。
 まあ、相手にしてみれば、「安い」シクラメンでアレもコレもと言ってくる訳であるので、ずうずうしいヤツと思っているかもしれないが、「シクラメン」一つで数千万の事業を、地元に持って来れれば(そんなもので来るわけ無いか!)儲けモノと考えているので、「鰯の頭」並みの「信仰」で一生懸命、廻っている。
 来年は「木曽岬干拓」への「土砂搬入」や「県道バイパス」建設が本格化するので、どうしても「高度利用」へ向けた「土地利用計画」の策定が求められることになるし、合併後の「新桑名市」の「総合計画」策定に伴う「新規事業」は、一定の「合併効果」を醸成する上でも、ぜひとも推進していかなければならない。
 アレやコレやのお願いを「シクラメン」一鉢で、実現しようとしているのだから、自分ながらナカナカの心臓だとは思います。まあ、難しい要望実現のためには、後は「脅し」と「スカし」があるのみと考えていますので、得意のその手段もシッカリとやってナンとか実現して行こうと思っています。
 いろいろな役所を廻って、最後に桑名警察に行った。「小さな鉢で恥かしいんですが・・・」と言いながら、最近の治安情勢や交通事故の現状などの話をし、「年末年始は大変ですね!」と「労」をねぎらいつつ、さりげなく「ところで、私の鞄は見つかりましたでしょうか?」と半分、アキラメ気味に尋ねてみた。
 「いや!まだ見つかりません!懸命に捜査しているのですが・・・」と予想通りの署長の答え。「本当は重大な書類が入っているんです!」と言ってみても、今さら「説得力」はない。「ナンとかお願いします」と哀願調で「最期のお願い」をして、署長室を出てきた。
 車に乗ろうと後ろを見ると、ナンと署長が駐車場まで、見送りに出てきている。ああ!これで「ご勘弁を・・」と言う事か?今年も御用納めか?

「第二ステージ」ってナア~に?野呂県政?

2005年12月28日 08時04分17秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今年最後の忘年会が昨夜、終わり、いよいよ一年の締めくくりが近づいていました。そんなわけで(どんな訳や?)、昨夜は「コレが最後!コレが最後!」と大騒ぎをして、またまた、ついつい飲みすぎてしまい、今朝はなんとなく、二日酔い気味である。
 そのボヤ~とした頭のまま、ふと、机の上を見ると、年末の大掃除で捨てようと思っていて、捨てそこなった「雑誌」が置き忘れたままになっている。表題は「時事評論」12月号である。表紙には「薄くても一冊読了の満足を」と書いてあり、どこで貰ったのか?誰から贈られてきたのか?余り覚えはないが、そう「構え」なくとも、気軽に読みきれる程度の「厚さ」の雑誌である。
 何が書いてあるのか?と表紙の1ページ目をメクッテみると、アレ?見覚えのある「顔写真」が出ている。我らが「野呂知事」の顔である。
 しかも、その「顔写真」と一緒に、ほとんど「巻頭言」と言う感じで「地方からの発信」として、「いよいよNPGが花開きます」とのタイトルが目に飛び込んできた。そしてご丁寧にも「NPG]に「ニュー・パブリック・ガバナンス」とルビが添えてある。
 お役所も御用納め、最後の「忘年会」も終わり、この年末、年始くらいは、アノ「文化力」や「NPG」から晴れて解放され、極々常識的な、誰もが理解でき、話の出来る「言葉」で、穏やかな日々がすごせるかと期待していたのに、まだヒツコク、身の回りに「出没」する!ナゼだ!なにかにタタラレテイルのではとさえ、思ってしまう。でも、それでもナゼかしら読んでしまった。
 「三重県の行政運営の方向は、いよいよ新たな第二ステージに入ってきた」と冒頭書かれている。そうか!「北川県政」が「第一ステージ」で「野呂県政」が「第二ステージ」か?それでは「田川県政」は「?ステージ」だったのか?「ステージ」に至る「階段」だったのか?
 いろいろ考えながら、その先を読むと「第二ステージ」とは「みえ行政経営体系」と「ガバナンス(共治)」の考え方を基本にした行政運営の展開であると書かれている。いつものことだが、ここで・・・「共治」で解らなくなる。「共治」は「共治」で結構だが、「共治」の「共通意志」がどこにあるのか?どの「意思」を具現化するために「共治」をするのか?がマッタク見えてこない!
 ここで悩んでしまうと、二日酔いが酷くなるので、ザア~と読み飛ばして、最後の結論を見ると「NPMなどによるガバメントが、効率性など経済的視点を重視してきた立場なら、NPGは感性や人間の生き方といった文化的な視点を重視するものと言える」とトドメノ言葉が出ている。
 アア~??来年もまだまだ、いつまでも、コノ「NPG」や「感性」「文化」に悩まされるのか・・・??「初詣」の前に「お祓い」に行かなければ・・・!!

意見書、決議はどこへ行く??

2005年12月27日 06時10分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は田中議長と一緒に東京へ!何しに行ったかと言えば、先の定例会で議決された「意見書」や「決議」を持って、関係各省庁を廻ってきました。
 相変わらず寒い東京ですが、この前、22日に来たときに比べれば、幾分、寒さも和らいでいる感じで、しかも見事に晴れ渡った青空が一面に広がり、絵に描いたような「陳情日和」?である。
 参議院や衆議院に「請願課」と言うのがあるのを初めて知りました。参議院の議員会館、衆議院の議員会館の一階に、それぞれ「請願課」があり、事前に県の東京事務所から連絡をしてもらっているので、担当の人が玄関まで迎えに出てきており、その人の案内で応接室へ。課長さんも既に待っておられて、丁寧に対応していただいた。
 「意見書」は二種類・・・「米国産牛肉の輸入に関する安心、安全の確保」と「子供の食物アレルギーに関する対応」。「決議」は「道路特定財源の堅持」に関することで、それらを課長さんに手渡し、善処方をお願いした。
 その後、一度、昼食のため県東京事務所へ。都道府県会館の地下で、「蕎麦」を掻きこんだ後、時間調整で東京事務所で休憩していると「報酬審議会」の「答申」の内容がでました!と連絡があった。内容を見てみると「県三役」は「引き下げ」であるが「県議会議員」は「据え置き」となっている。
 やはり、「報酬審議会」に出席をして「議会」の「役割」や「現状」「成果」「他県議会との比較」などを話をしてきたことが、各委員の先生方の「議会」に対する「理解」と「評価」に繋がったのかなあ?と思わず議長と手お握り合って「ヨカッタ!ヨカッタ!」と話し合ったところです。
 昼からは各省庁廻り。「米国産牛肉」は「農水省」「産業経済省」「厚生労働省」が関係している。「アレルギー」は「厚生労働省」と「文部科学省」。「道路特定財源」は当然のことながら「財務省」である。
 「意見書」や「決議」を持って、各省庁をまわっていて、ふと、かって県議会の行革特別委員会で、当時の「総務部長」の村尾氏と「土木部長」の白井氏が「建設促進期成同盟」などの「陳情、要望」活動について激論を交わしたのを思い出だした。
 建設省出の土木部長の白井氏は「陳情、要望」活動は有効であるとの論。大蔵省出の総務部長・村尾氏は意味が無い!無駄!との意見で、委員会の場で論戦が戦わされた。村尾氏によると「そんな陳情書」はほとんど「ゴミ箱」行きだそうである。
 もし、それが本当であるとすれば、今回、我われが一生懸命、廻っていることもマッタク意味が無いことになる。どちらの意見が正解なのか?先の衆議院選挙の前に47都道府県議会を始め全国の地方議会が「郵政民営化」に「反対」なり「慎重」の「意見書」を決議したが、現実の政治はそれとは全く関係なく「決断」されていったことを考えると、余り意味のないことかもしれない。
 財務省で、偶然に前の総務局長飯塚さんにお目にかかった。県を離れるときは「消化器」系の病気で・・と聞いていたが、お元気そうで、やっぱり「県議会」から遠ざかると「病気」も治ってしまうのか!
 いろいろ昔話で花が咲いて、「また、ゆっくりとお目にかかります」と言いながら分かれてから気が付いた!!
 シマッタ!「意見書」は有効か?どうか?聞くのを忘れていた・・・

新人擁立なるか?次期県議選!!

2005年12月26日 05時44分48秒 | 社会、政治、三重県、議員
 師走の桑名を襲った大寒波も一段落し、寒さは未だ厳しいが、穏やかな冬空に戻った昨夜、川越町にある「岡田かつや事務所」で、再来年春に予定されている「県会議員選挙」に向けての「新人擁立検討会」があり、現職県議を代表して出席をした。
 事前の打ち合わせに来ていた民主党県連の金森幹事長が退席したのを機に始まった「検討会」には岡田かつや代議士本人をはじめ、連合地協からはS事務局長、岡田事務所の幹部秘書3名などが顔をそろえ、真剣な面持ちで座っている。
 まず最初に私の方から新しく決まった次期県議選での「定数」「選挙区割り」並びに県議選に臨む「新政みえ」の考え方や現状、新人の擁立状況などについて説明をした。
 つづいて連合の方から現在までの「取り組み状況」や「今後の課題」についての話があった後、具体的かつ全般的な検討に入った。
 岡田代議士からは県下各地の選挙区、とりわけ北勢地域での各選挙区において、過半数または独占に向けての強い意欲と、都市部では「女性」、郡部では「40台まで」の候補者選定を急ぐよう指示があり、それを受けて各選挙区で個々の名前を挙げてでの「議論」に移った。
 「鈴鹿の○○は出馬の意思があるか?」「四日市では市議の××が意欲を示している」とか「桑名の女性候補には△△さんはどうだろうか?」「員弁で出馬が噂されている□□はどれくらい強いか?」など、一つひとつの選挙区を潰しながらの「検討」であるから、どうしても時間がかかる。・・・時間が掛かっても岡田事務所は間違っても「食事」はでない!お茶は自分でペットボトルを買ってきて飲む!ナンチュウところじゃ!
 当然のことながら、時間はかかるが、ナカナカ具体的な絞込みまでには至らない。「あれがイイ!これならドウだ?」と議論は沸騰するが、この「検討会」で「この人にする!」と決めるわけにはいかない。
 結局、次回の「検討会」までに、もう少し個々の選挙区での「候補予定者」をリストアップする努力を続けることと民主党県連で「全県」単位での「公募」を検討することが決まった。
 帰り際に、岡田代議士が「桑名での女性候補をお願いします」と言われ、思わず無意識のうちに「わかりました!任せといてください!」と返事をしてしまい、「シマッタ!」と気が付いたが、後の祭り。
 なんで、自分の「対抗馬」を自分で「擁立」するのか?よく考えてみるとエライことになって来た。「対抗馬」の応援をしながら、自分の選挙をする!こんな手品みたな事が出来るだろうか?
 ニヤニヤ笑いながらの「28日にゴルフはどう?」との岡田代議士の意地の悪い誘いをキッパリと断り、「選挙運動、選挙運動」に走り回る羽目に・・・アア~!文字通りの「師走」になってしまった・・・トホホ???
 

どうあるべきか?「緩和ケア」!

2005年12月25日 05時49分52秒 | 社会、政治、三重県、議員
 この冬一番の寒波!とか何十年ぶりの積雪!などのニュースが流れると、決まって「お葬式」が増える。私どもの家業の経験則から言っても、急に暑くなったり、寒くなったりすると「エアコン」の効いた「病室」に居られるので、直接は関係ないだろうと考えるんですが、不思議に亡くなられる方が激増する。
 そんな法則通り、このところの「大寒波」の影響で、連日のように「お葬式」がある。親しい人やお世話になった人が「いなくなる」ことは、本当に寂しいもので、他人ですらこんな気持ちになるのですから、ご家族やご親族の方々は、一層、辛いものがあると思います。
 それだけに、「亡くなっていく人」が出来るだけ「安らか」に精神的にも肉体的にも「苦痛」の少ない「終末」を迎えていただきたいと願うのは当然の感情である。そんなことから、この「苦痛」を出来る限り「緩和」する「医療」が、今、注目を集めるようになって来ました。
 とりわけ「末期癌」で苦しんでおられる方々を対象に試行されている本県の「緩和ケア」は、これからの「医療行政」を考える上でも、極めて重要な分野であると思います。
 であるだけに、「議会」や「有識者」、「県民」の皆様と一緒になって「緩和ケア」は「どうあるべき」か?を、真剣にかつ広範囲に、そして慎重に議論すべきであるにもかかわらず、県病院事業庁は十分な議論をせず、既に決めている?「路線」をひた走りに走っているように見えるのは考えすぎでしょうか?
 今さら「公共関与の原則」を持ち出すまでもなく、「緩和ケア」を「県」が担うのか?それとも「民間」が担うのか?あるいは「公設民営」の手法を採るのか?など様々な選択肢がある中で、いつの間にか「県」が担うのが「当然」となっている。
 しかも「一志病院」で行うのか?それとも「都市部」で行うのか?の検討会答申の内容に関しても、「一志病院」派には「私どもが努力をして『一志病院』を加えて両論併記にしました」と説明し、「都市部」派には「一志病院派がうるさいので、形だけ付けて両論併記にしました」とそれぞれ違う解説をしている。
 そして現実には「来年度予算要望」の中に「津市内」での「設計調査」の金額・・・2億円余りを要求し、事実上、「津市内」での「新設」路線が既定のごとく進んでいる。本当にこのままでイイのだろうか?今一度、原点に立ち戻って「考える」必要があるのではないか?私はそう思います。
 論点は幾つかあると思いますが、第一番に、知事が言う「新しい時代の公」を県行政の基本とするならば、「緩和ケア」を「どこが担う」のか?をまず、検討すべきであると思います。そして、その次に、「担う主体」が明らかになれば、その「担う主体」と「県行政」の関係がどうあるべきか?どうあるのが「末期癌」で苦しんでおられる「患者」さんにとって、一番イイのか?を考えるべきと思います。
 こんな議論を抜きにして、既に巷では「県立看護大学の横」に建つそうだ!とか「看護連盟の横の県有地」が本命!などの話が飛び交っている。「緩和ケア」は一体、どこへ行ってしまったのか?
 もう一度、「医療行政の基本」に立ち返って、県民の見えるとこでの「議論」が必要なのではないでしょうか?一志病院の先生方の辞表提出、三重大医学部との関係など改めて「議論」しなければならない課題は山積しております。
 年明けの「議会」はこの冬一番の寒波襲来で大荒れか?それとも「年末年始」の「疲れ」で「冬眠」状態になるか?2月6日の「全員協議会」までが注目されます。
 

まつだ直久事務所開き、盛大でした!!

2005年12月24日 08時00分49秒 | 社会、政治、三重県、議員
 大雪による大混乱の一夜が明けて、昨日は、議会最終日の22日に議員辞職をし、勇躍、来るべき新津市の市長選に臨む「まつだ直久」の事務所開きが開催された。
 朝、起きて、外を眺めて、さあ?どうやって津の「メッセ・ウイング」まで行こうか?悩んでしまいました。一面、真っ白!しかも、ナマジの雪ではない!木曽岬町では、かって久しく見たことも、経験したこともないような大雪!優に20㎝は積もっているだろうか?しかも、それがカチン、カチンに凍り付いている。
 津に行く前に、まず、目の前の道路まで行くための雪かきをしなければ、新聞も取って来れない!おそらく、国道1号線も23号線も東名阪も、すべて大渋滞か?通行止めになっているだろう。
 昨夜、家にナンとか帰ってきてから、「疲れ過ぎて、寝付かれない!」とかナンとか理由を付けて、飲みすぎてしまったビールで、まだ朦朧としている頭を寒風でシャキッとさせながら、さて、どうやって「津」まで行くか?を考えた。
 方法は一つ!電車で行くことである。しかし、どうやって「駅」までたどり着くか?これが問題である。でも、ナンとしてでも行かなければ、その為に、アノ雪の中を帰ってきたのじゃないか?と決意を新たにした。
 まず、子供たちをたたき起こす。「お父さんは、どうしても大切な同志の方の事務所開きに行かなければならない!」そのためには「車のタイヤをスタッドレスにしなければ、この雪の中走れない!」しかし「足を痛めているので、どうしても出来ない!」と言いきかせて、こちらは横に立ってアレコレ指示を出しながら「タイヤ交換」をさせて、準備完了。
 大渋滞の道路をノロノロと、いつもの5倍くらいの時間をかけて、駅に到着。ナンとかギリギリ、急行に間に合った。電車は定刻通りだが、津からタクシーはあるだろうか?など、また、別の心配が湧いてくる。
 ボンヤリと車窓の景色を眺めながら、一路、津へ!桑名を過ぎ、四日市を過ぎ、鈴鹿を過ぎる頃から、ドンドン雪が少なくなってくる。ナンじゃコレ?津の駅に着いたときには、青空が広がり、道路もカラカラに乾いている。同じ三重県とは、とても思えない。
 駅からタクシーで「メッセ・ウイング」へ。10時開会、ドンピシャに飛び込んだ会場は1200名を超える参加者で超満員である。すでに壇上には高橋、芝両参議院議員をはじめ、田中議長など新政みえの県議、さらには自民党の森本県議も着席している。
 溢れんばかりの人と熱気!いよいよ2月5日・投票日に向けて「短期決戦」での「選挙戦」の始まりである。
 「まつだ」候補予定者が「十ヶ市町村の思いを一つに!元気な津市を!」と訴え、最後は稲垣県議の音頭で「ガンバロー!」ならぬ「やる気」「元気」「まつだ」の三唱で「事務所開き」が締めくくられた。
 これだけ苦労に苦労を重ねて出席をした「事務所開き」!ナンとしてでも勝ち抜かなければと気持ちを引き締めていて、ふと、気が付いた。帰りの足が無い!さて、どうやって「津駅」まで行くのか?誰か~!津駅まで乗せてもらえませんか~?と叫んでいると、北勢選出の県議が全員、同じ事を叫んでいる。
 足がない!金がない!この選挙戦、まだまだ楽観はゆるさないか?

いや~!!疲れました!昨日の大雪!!

2005年12月23日 07時54分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は定例会の最終日。北勢地方の猛吹雪をモノトモセズ、議会に出勤?午前中の代表者会、本会議などは順調にすすみ、午後の再度の代表者会や選挙区調査特別委員会、広聴広報委員会を淡々とこなし、2時ごろには一日の議事日程がすべて終わった。
 さあ!これから東京へ行かなければと気持ちを引き締めて近鉄に向かう。・・・実は学生時代からの友人がこの10日に自殺をし、その「しのぶ会」が夜の6時半から市谷で開催されることとなっており、長い付き合いの友人だけに、どうしても出席しなければとの思いでの上京である。
 予想に反して、近鉄はさほど遅れていない。15~20分くらいのの遅れで特急が来たので、飛び乗った。窓から見る景色は、鈴鹿、四日市、桑名と見事なまでの雪景色。それにさらに、ドンドンと雪が降り積もっている。「この調子だと新幹線は一体どうなっているのか?」。だんだんと心配になる。
 名古屋に着くと、案の定、新幹線は1時間以上の遅れでの発着。事前に乗る予定の列車などは何時来るかわからない。なんでもいいやとばかり、到着した列車に乗り込んで、東京へと走る。列車の中は、意外と空いていて、楽々座れる。
 東京での「しのぶ会」を予定より早く切り上げて、東京駅へ!新幹線はダイヤどおり発車している。当初予定より、一本早い、列車に乗り込んだが、この列車もガラガラ。楽勝で座れる。
 この調子なら、名古屋に10時半くらいには着くかな?と思うと、安心感から、喉の渇きに気が付き、車内販売でビールを買って、余裕の旅となった。
 しかし、気楽な旅は「豊橋」までであった。「豊橋」の駅を過ぎたあたりで、ピタリと停まった新幹線は、マッタク動かなくなってしまい、なんでも、この先に列車が詰まっているので、行くことが出来ないそうである。
 いずれにしても待たなければ、仕方がない!ひたすら一刻も早く動きだすのを祈りながら、半分、寝ながら、半分、イライラしながら待って、待って、やっと動き出したのは一時間近くたってからである。
 途中、徐行、徐行で名古屋駅に着いたのは午前0時を廻っていた。桑名方面に向かう電車はあるかと思って捜すと、一本だけあった。関西線の最終電車が、連絡をしている。大慌てで走って、超満員の電車に無理やり乗り込んだ!・・・が、これが、また動かない。遅れてくる新幹線の乗客を乗せなければならないので、新幹線が途切れるまで、1時間超待ち!
 やっとの思いで家に着いたのは午前3時前。疲れ果てて寝込んでしまったが、朝早くから叩き起こされた!家が雪で埋もれている!雪かきだ!
 ああ~??今日はどうなるのだろう???
 

環境保全事業団はどこへ行く???

2005年12月22日 06時11分52秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、議長の諮問機関である「環境保全事業団経営健全化検討会」から「最終報告」があり、全員協議会でその説明をきいた。今さら、改めて言うまでも無く「環境保全事業団」の「ガス化溶融炉」は大甘の当初計画により、あれよあれよと言っている間に、わずか2、3年で、30億を超える大赤字を作ってしまい、県からのテコ入れがなければ、「銀行取引停止」即ち「経営破たん」に陥ってしまうとのことで、大慌てで「20億」の緊急融資を行った代物である。
 そして「事業団」の経営努力により、多少、赤字幅は減少したとは言え、本年度も「5億」を超える赤字が見込まれ、このままで行けば、本年度末での累積赤字は「39億」になると言われている。
 さあ、どうするか?と言うことで、今回、議長の下に「検討会」を設置し、答申を求めた。この「検討会」の特徴は、従来の県がよく置くような「学者」中心の「検討会」とは違い、実際に「経営コンサルティング」などに関わっている実務スタッフをメンバーとする「検討会」としたことである。
 その結果、極めて判りやすい「最終報告」が出てきたと思います。詳しくは新聞紙上などで見ていただければと思いますが、「今までの分」と「これからの分」とに大きく分け、「今までの分」は県の「大甘の計画」の結果であるので、「県負担」。「これからの分」は「市町村負担」と「県負担」に分けて考えて、「ゴミゼロ」など「環境政策」から生じる「コスト」は「県」が負担すべきと提言している。
 この答申を受けて今日、知事に議会としての「環境保全事業団経営健全化に関する提言」を提出することとなるのであるが、果たして設置者たる「知事」がどう判断するのか?注目をするところです。
 本来ならば、「議会」の「意見」が出れば、「知事」も「考え」を明らかにし、初めてそこで「議論」が生まれると言うことになるはずであるが、いつごろ、どのような形で「環境保全事業団」の「経営健全化」に対する「考え」を明確にするのか?余りヨク見えてきておりません。少なくとも「来年度予算」が確定する第一回定例会までには、明らかにしていただかないと「予算審議」が出来ない!と言うことになってしまいます。
 ところで「報酬審議会」の委員の皆さん!26日には「最終答申」を出されるそうですが、議会も「こんな」に頑張っていると、ぜひ、ぜひ評価をしてください!何かしら、もれ聞こえてくるところによれば、「こんな議会」を相手にしている「知事」が可哀想と皆さんが同情しているとの話。
 ヒョットすると「可哀想」な「知事」の「報酬」が上がってしまったりして・・・???
 

UR都市再生機構って、どんなとこ?

2005年12月21日 05時35分08秒 | 社会、政治、三重県、議員
 地元企業の工場用地契約の条件などを相談するために、独立行政法人「UR都市再生機構」と言うところへ行ってきました。「UR都市再生機構」と言ったって所詮、昔の「住宅公団」だろう!と思って行ってきましたが、これが「大違い!」と言うか「大間違い!」でありました。
 まず、あるべき「場所」が違う。今まで何度か行ったことのある「住宅公団」は栄の中日ビルの裏にあり、駐車場がないので、いつも中日ビルの地下駐車場に停め、用件が済めば、中日ビルで昼食を摂り・・・「八百○」と言う、安くて美味しいセルフサービスの大衆食堂は入っている・・・帰るが楽しみであった。
 その中日ビルの裏に行ってみると、すでに移転をして、ここには無い!とのこと。どこへ行ったのか?とビルの管理人さんに尋ねるとTV塔の方ですと教えてくれた。教えてもらった場所を尋ねたずね、捜して行くと、ありました!ありました!東急ハンズの並びの、結構、高級そうなビルをほぼ全館借り切って堂々「独立行政法人UR都市再生機構」の看板がでておりました。
 予め電話をしてアポイントをとっておいたので、エレベーターでその部署の階へ直行。ホールに出てみると、部署の入り口には、この頃、民間の会社でよく見かける「内線デンワ」があり、中には直には入れないようになっている。
 あれ?昔は直に入れて、市役所などと同じようにカウンター越しに中が見えたのに・・・これじゃあ、民間の会社と変わらないじゃないか!とナントナク戸惑いながら、「内線デンワ」で担当者に連絡をとった。
 すぐに出てきてくれた担当の方の案内で、「会議室」のような「応接室」へと通された。この「会議室」のようなところで「用件」を話をするのは、昔の「住宅公団」と同じである。「ハジメマシテ・・」とお互いに名刺を交換していると、ツギツギと人が入ってきて、つごう4名。全員が決まったようにメモ帳とかノートを持っており、「県職員」と話をするときと同じ役所的雰囲気である。
 「用向き」はソレなりにヤヤコシイ内容で・・・そんな内容であるから、こちらに依頼が来るのではあるが、「アアでもない!こうでもない!」と鄭重に、ときには慇懃無礼に、さらには脅したり?スカしたりしながら話を進めていると、相手の四人もマッタク箸にも棒にもかからない、カチカチのなんら融通の利かない「お堅い」「役人」的ヒトと、なかなか如才なく、商売人的で話をそらさない、それでいて結構シタタカなヒトとに分かれて、受け答えをする。
 そんな交渉をしていて、ふと横を見ると、これまたシッカリとメモを取っている。こちらも机を叩いたり、揉み手をしたりの忙しい「交渉」ではあるが、全然、性格の違う二人を相手にして話をしているようで、いつもより疲れてくる。
 「交渉」の結果は「継続審議」と言うことになったが、この「UR都市再生機構」は果たして「役所」なのか?それとも「民間」なのか?はたまたその「中間」なのか?1時間以上、話をしてきましたが、ヨク解りません!
 「独立行政法人」って、一体、全体ナンナンでしょうか?
 帰り際に「これもどうぞ・・!」と土地の販売資料だけは沢山もらって帰って来ましたが・・・???県の企業庁よりは「民間」的な感じはするんですが・・・?