新知事が県職員の有給でボランティア活動ができる「ボランティア休暇」の日数を従来の5日から10日に増やすと発表をした途端、新知事と同じくメディア登場頻度の高い某市長がこちらは14日と発表。あたかも長さ競争の観を呈している状況ではあるが、「ボランティア休暇」制度そのものの本質的な議論が余り聞こえてこないのは少しさびしい。
先日、「みえ災害ボランティア支援センター」を通じて、岩手県の山田町に応援に行っていた知り合いが帰ってきたので「どうだった?」「何か問題は?」などと常任委員会でひつこく、いやらしく質問するネタ探しを兼ねてボランティア議論をしたとき、「イヤ~、私のような引退世代はいいが、現役世代は大変ですよ!」と解説を始めた。
何でも民間企業から来られた方の中には「給料はいらないが、欠勤あつかいにはしないように社長と約束をして来た。ボーナスに影響するから・・・」なんて言っている人や「会社を辞めて来ました!」なんてことを言っている派遣社員の方などがいて、被災地も心配だけどその人たちの将来も心配だと真顔で話をする。
いろんな分野からいろんな人が参加していたが、民間から来た人はそれなりの思いと言うか「覚悟」を持って参加しているそうである。
総務部の担当の方に来ていただいて「ボランティア休暇で行かれた方は帰って来ると、復命書をだすの?」と聞くと「忌引きと同じ特別休暇だから、復命書も報告もありません」との答え。「?」「報告もないの?」「給与の原資は税金では?」・・・
県の職員は善意のかたまりで、うそ偽りを言うような方は万が一にもいないことは重々承知はいたしておりますが、せめて「向こうへ行ったら、コウコウこうでした」とか「こんな課題がありました」などの報告ぐらいがあってもおかしくないのでは・・・。
そこでヒツコク担当に「報告を求めている県はないの?」と聞くと「数は少ないが岐阜や奈良が・・・」ああ~やっぱりあるんだ!
大阪の橋下知事は民間に比べて公務員優遇になりかねない「ボランティア休暇」について厳しく批判をしている。
彼とは意見が合わないことが多いが、こと「ボランティア休暇」については妙に共感を覚えるのはどうしたことか?
先日、「みえ災害ボランティア支援センター」を通じて、岩手県の山田町に応援に行っていた知り合いが帰ってきたので「どうだった?」「何か問題は?」などと常任委員会でひつこく、いやらしく質問するネタ探しを兼ねてボランティア議論をしたとき、「イヤ~、私のような引退世代はいいが、現役世代は大変ですよ!」と解説を始めた。
何でも民間企業から来られた方の中には「給料はいらないが、欠勤あつかいにはしないように社長と約束をして来た。ボーナスに影響するから・・・」なんて言っている人や「会社を辞めて来ました!」なんてことを言っている派遣社員の方などがいて、被災地も心配だけどその人たちの将来も心配だと真顔で話をする。
いろんな分野からいろんな人が参加していたが、民間から来た人はそれなりの思いと言うか「覚悟」を持って参加しているそうである。
総務部の担当の方に来ていただいて「ボランティア休暇で行かれた方は帰って来ると、復命書をだすの?」と聞くと「忌引きと同じ特別休暇だから、復命書も報告もありません」との答え。「?」「報告もないの?」「給与の原資は税金では?」・・・
県の職員は善意のかたまりで、うそ偽りを言うような方は万が一にもいないことは重々承知はいたしておりますが、せめて「向こうへ行ったら、コウコウこうでした」とか「こんな課題がありました」などの報告ぐらいがあってもおかしくないのでは・・・。
そこでヒツコク担当に「報告を求めている県はないの?」と聞くと「数は少ないが岐阜や奈良が・・・」ああ~やっぱりあるんだ!
大阪の橋下知事は民間に比べて公務員優遇になりかねない「ボランティア休暇」について厳しく批判をしている。
彼とは意見が合わないことが多いが、こと「ボランティア休暇」については妙に共感を覚えるのはどうしたことか?