三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

「第二ステージ」ってナア~に?野呂県政?

2005年12月28日 08時04分17秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今年最後の忘年会が昨夜、終わり、いよいよ一年の締めくくりが近づいていました。そんなわけで(どんな訳や?)、昨夜は「コレが最後!コレが最後!」と大騒ぎをして、またまた、ついつい飲みすぎてしまい、今朝はなんとなく、二日酔い気味である。
 そのボヤ~とした頭のまま、ふと、机の上を見ると、年末の大掃除で捨てようと思っていて、捨てそこなった「雑誌」が置き忘れたままになっている。表題は「時事評論」12月号である。表紙には「薄くても一冊読了の満足を」と書いてあり、どこで貰ったのか?誰から贈られてきたのか?余り覚えはないが、そう「構え」なくとも、気軽に読みきれる程度の「厚さ」の雑誌である。
 何が書いてあるのか?と表紙の1ページ目をメクッテみると、アレ?見覚えのある「顔写真」が出ている。我らが「野呂知事」の顔である。
 しかも、その「顔写真」と一緒に、ほとんど「巻頭言」と言う感じで「地方からの発信」として、「いよいよNPGが花開きます」とのタイトルが目に飛び込んできた。そしてご丁寧にも「NPG]に「ニュー・パブリック・ガバナンス」とルビが添えてある。
 お役所も御用納め、最後の「忘年会」も終わり、この年末、年始くらいは、アノ「文化力」や「NPG」から晴れて解放され、極々常識的な、誰もが理解でき、話の出来る「言葉」で、穏やかな日々がすごせるかと期待していたのに、まだヒツコク、身の回りに「出没」する!ナゼだ!なにかにタタラレテイルのではとさえ、思ってしまう。でも、それでもナゼかしら読んでしまった。
 「三重県の行政運営の方向は、いよいよ新たな第二ステージに入ってきた」と冒頭書かれている。そうか!「北川県政」が「第一ステージ」で「野呂県政」が「第二ステージ」か?それでは「田川県政」は「?ステージ」だったのか?「ステージ」に至る「階段」だったのか?
 いろいろ考えながら、その先を読むと「第二ステージ」とは「みえ行政経営体系」と「ガバナンス(共治)」の考え方を基本にした行政運営の展開であると書かれている。いつものことだが、ここで・・・「共治」で解らなくなる。「共治」は「共治」で結構だが、「共治」の「共通意志」がどこにあるのか?どの「意思」を具現化するために「共治」をするのか?がマッタク見えてこない!
 ここで悩んでしまうと、二日酔いが酷くなるので、ザア~と読み飛ばして、最後の結論を見ると「NPMなどによるガバメントが、効率性など経済的視点を重視してきた立場なら、NPGは感性や人間の生き方といった文化的な視点を重視するものと言える」とトドメノ言葉が出ている。
 アア~??来年もまだまだ、いつまでも、コノ「NPG」や「感性」「文化」に悩まされるのか・・・??「初詣」の前に「お祓い」に行かなければ・・・!!