三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

UR都市再生機構って、どんなとこ?

2005年12月21日 05時35分08秒 | 社会、政治、三重県、議員
 地元企業の工場用地契約の条件などを相談するために、独立行政法人「UR都市再生機構」と言うところへ行ってきました。「UR都市再生機構」と言ったって所詮、昔の「住宅公団」だろう!と思って行ってきましたが、これが「大違い!」と言うか「大間違い!」でありました。
 まず、あるべき「場所」が違う。今まで何度か行ったことのある「住宅公団」は栄の中日ビルの裏にあり、駐車場がないので、いつも中日ビルの地下駐車場に停め、用件が済めば、中日ビルで昼食を摂り・・・「八百○」と言う、安くて美味しいセルフサービスの大衆食堂は入っている・・・帰るが楽しみであった。
 その中日ビルの裏に行ってみると、すでに移転をして、ここには無い!とのこと。どこへ行ったのか?とビルの管理人さんに尋ねるとTV塔の方ですと教えてくれた。教えてもらった場所を尋ねたずね、捜して行くと、ありました!ありました!東急ハンズの並びの、結構、高級そうなビルをほぼ全館借り切って堂々「独立行政法人UR都市再生機構」の看板がでておりました。
 予め電話をしてアポイントをとっておいたので、エレベーターでその部署の階へ直行。ホールに出てみると、部署の入り口には、この頃、民間の会社でよく見かける「内線デンワ」があり、中には直には入れないようになっている。
 あれ?昔は直に入れて、市役所などと同じようにカウンター越しに中が見えたのに・・・これじゃあ、民間の会社と変わらないじゃないか!とナントナク戸惑いながら、「内線デンワ」で担当者に連絡をとった。
 すぐに出てきてくれた担当の方の案内で、「会議室」のような「応接室」へと通された。この「会議室」のようなところで「用件」を話をするのは、昔の「住宅公団」と同じである。「ハジメマシテ・・」とお互いに名刺を交換していると、ツギツギと人が入ってきて、つごう4名。全員が決まったようにメモ帳とかノートを持っており、「県職員」と話をするときと同じ役所的雰囲気である。
 「用向き」はソレなりにヤヤコシイ内容で・・・そんな内容であるから、こちらに依頼が来るのではあるが、「アアでもない!こうでもない!」と鄭重に、ときには慇懃無礼に、さらには脅したり?スカしたりしながら話を進めていると、相手の四人もマッタク箸にも棒にもかからない、カチカチのなんら融通の利かない「お堅い」「役人」的ヒトと、なかなか如才なく、商売人的で話をそらさない、それでいて結構シタタカなヒトとに分かれて、受け答えをする。
 そんな交渉をしていて、ふと横を見ると、これまたシッカリとメモを取っている。こちらも机を叩いたり、揉み手をしたりの忙しい「交渉」ではあるが、全然、性格の違う二人を相手にして話をしているようで、いつもより疲れてくる。
 「交渉」の結果は「継続審議」と言うことになったが、この「UR都市再生機構」は果たして「役所」なのか?それとも「民間」なのか?はたまたその「中間」なのか?1時間以上、話をしてきましたが、ヨク解りません!
 「独立行政法人」って、一体、全体ナンナンでしょうか?
 帰り際に「これもどうぞ・・!」と土地の販売資料だけは沢山もらって帰って来ましたが・・・???県の企業庁よりは「民間」的な感じはするんですが・・・?