三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

土日対策・・・どうしたらいい??

2005年07月31日 06時03分42秒 | 社会、政治、三重県、議員
 きのうのブログで、堂々50号を達成!!始めてから視察と旅行で2回休んだだけ。なかなかの努力だと少し自負をしております。当初は一桁であった(誰も知らないのだから当然ですが・・)アクセス数、閲覧数も順調に伸びてきて、おかげさまで、閲覧数は通常で一日だいたい200前後、多い日で250くらい、、最高350を超えることも一度だけですが、ありました。一週間の閲覧数も、ここ3週間くらいは1000台をキープ!1500近く行く週もあり、かなりの人気ブログに成長してきたと喜んでおります。
 ところが、このところ順調にきた伸びが足踏み状態!?一日300平均、一週2000の大台にどうしても到達しない!何とかしなければ・・と正直、少しアセッています。
 その原因をいろいろ考えたんですが、最大の原因は「土日の閲覧数」が平日に比べて100~150落ち込んでしまうことだと気がつきました。なぜ、落ち込むのか?想定その1、せっかくの休みの日だから、こんな硬いブログなんて読みたくない! その2、いつも県庁のパソコンで見ているが、家にはパソコンそのものがない! その3、仕事と割り切って、このつまらないブログを読んでいるので、土日は見ない! その4個人が特定できるとき以外は面白くないので、休みの日までは見ない!・・・いろんな理由が考えられる。
 そこで当面の「土日対策」を考えました。しばらくの間、土日は出来るだけ硬いことを書かずに、サァーと読み流せるような内容のブログにする。それで、しばらく様子を見て、それでも閲覧数が伸びなければ、こんどは個人名が特定できるような少し突っ込みのキツイものを定期的に入れてみる。
 様々なバリエーションを試みて見て、なんとかGOOブログ27万の上位1000以内に食い込みたいと考えています。どうか、土日も嫌がらずに見てください!お願いします。
 昨夜は桑名の花火が揖斐・長良の上空にボンボン上がっておりました。私のブログも花火に負けないようドンドン上がればと・・・でも、パッと上がって、パッと消えるようでは、これも問題です。喜ぶ人もいるか???

森は誰の恋人か?議会か?それとも???

2005年07月30日 06時14分09秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、三重県森林協会の総会が開かれ、出席をした。会長の大紀町の柏木町長や林野庁のご代表の挨拶にも、現在の森林が抱えている深刻な状況が現れており、改めてその厳しい現状を認識したところです。
 副知事が県の代表として来賓挨拶に立ち、現状に対する県の取り組みや考え方を述べた後、「今、県議会でも条例を検討しているが、議会ともよく相談をしながらやっていきたい」と今後の方針を語った。
 副知事が「森づくり条例」に触れなければ、こちらの方から、議会の積極的な取り組みの例として、条例検討について紹介をしようと意気込んでいたが、機先を制する形で、議会の取り組みを言われたのは、正直、意外であっただけではなく、ようやく、議会の立法活動に一定の評価をいただけるようになったかとの、感慨を覚えました。
 総会終了後、議会に戻り、「森づくり条例」の進捗状況を聞くと、なかなか難航しているとの話。私が座長をしている「産業振興条例」より、先行していると聞いていただけに、また、先ほどの副知事の挨拶も聞いた後だけに、一体、どうなっているの?と言うのが、率直な感想であった。
 今回の「森づくり条例」の大きな特徴は、将来の「森林環境税」の創設をも視野に入れた、言い換えれば、議会側から県民の皆様に負担を求める可能性のある条例であり、今までの議会の常識では考えられない画期的な意味を持つものなのです。つまり、議会がまさに、新しい世界に一歩、足を踏み入れようとするもので、議会の成熟度を示す重要な条例となっています。
 難航している理由をきくと、どうも出納長や総務局が「こんなものを認めると、今後、同種のものを、次々と議会がだしてくるのでは・・」とか「財源という総務局の聖域に議会が手を突っ込んでくるのでは・・」などと叫んで回っているとの話が聞こえてくる。
 問題の本質は、議会が・・総務局が・・などと言っているレベルのことではなく、今、現実に大変な事態に直面している深刻な森林の状況をどうやって打破していくかを、真剣に、考えることであり、執行部が議会に対して、つまらない「縄張り争い的な議論」を繰り返して、いたずらに問題の解決を先送りをしているときではない!と思います。
 さらに言えば、県民の皆様に「痛み」をお願いするような条例を、議会側から出してくることは、執行部にとって、むしろ「ありがたい」はずであり、それに対して、意味のない反対論を展開するのは、県民の皆様に対する裏切り以外の何者でもないと思いますが、いかがですか?
 今回の条例に対する対応が議会の成熟度を判断する格好の尺度であると同時に、執行部の「成熟度」を測る尺度でもあるとももいますが、どうでしょうか?

「やっと」か?「わずか」か?でも「なぜ」か?

2005年07月29日 06時14分20秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、参議院の環境委員会(芝議員もメンバーの一人)が、四日市大矢知地区の全国最大規模といわれる産廃不法投棄現場を視察した。新聞によると、視察をした委員長の感想は「こんな山になった不法投棄は見たことがない。なぜ、ここまで放置してきたのか?」と語ったとある。誰でもが「なぜ?」と聞きたくなるのが当然である。
 一昨日の27日に、県がこの不法投棄の当事者である「川越建材興業」と山上で違法な自動車解体処理をおこなっている二人に対して「改善命令」を出した。内容は「埋立地に入れないよう対策を講ずること」と「自動車解体くず等の撤去」である。報道の見出しは十年余にして「やっと改善命令」であったり、本格処理に向けて「わずか前進」と書かれている。
 改善命令を読むと、「今後の対応」として「命令を受けたものに対し、命令の履行を徹底させてまいります」と書かれている。法令上はこのような文言になるのかもしれないが、一般県民の感覚からすれば、命令を受けたものに対し、履行を徹底するのは、当たり前の話であって、命令が履行された後、どうするのか?とか命令が履行されなかったとき、どうするのか?を述べるのが「今後の対応」というものではないかと常識的には考えます。
 もちろん、埋め立てられている内容物を精査した上で、今後どうするのかを検討すると言う順番になってくるとは思いますが、どうも、常識的な感覚とずれているように思えてなりません。この「常識とのずれ」が今日の状況を生んだのではないでしょうか?やはり「なぜ?」と思えてなりません。
 同じ日に、県企業庁が新聞報道に「消防設備の不備」をすっぱ抜かれて、今月着工予定のRDFの消防設備工事延期を慌てて発表した。あの大惨事から、まもなく2年。企業庁も「やっと」原則・公開、県民の皆様への透明度の高い体質へと「わずか」に変わってきたかと思っていましたが、指摘を受けなければ、認めない、発表しない体質はそのままでした。やはり「なぜ?」と思えてなりません。
 県庁という、ややもすれば「閉鎖」的になりがちな体質を持つ組織の判断に「県民の常識」を持ち込むのは、まさに議会の役割だと思います。でも、また、こんな事を言い出すと、いつもの二元代表制を言い出したと、笑われるかも・・・

合併効果未だ見えず!ここが我慢のしどころか?

2005年07月28日 06時10分41秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今年の正月明けから、長島、多度地区でおおよそ50会場くらい地区座談会を開催してきているが、市町村合併に対する評価は、恐ろしく悪い。「合併してよかった」という出席者に一人としてお目にかかったことがない!と言っても大袈裟ではない。
 なぜ、こんなに評判が悪いか?理由はいくつかあるが、その一つは合併の効果がまだ、見えてこないことである。昨年の12月に合併したばかりなので、まだ見えてこないのは当然と言えば、当然であるが、合併前の説明会で、「サービスは高いところへ!負担は低いところに!」とか「合併特例債が幾らいくら貰えるので・・」とか「国、県の合併支援は・・・」などと結構甘い、美味しいことを並べて説明をし、住民の皆さんを納得させてきた経緯があるので、その説明内容と「現実」との乖離が皆さんの気持ちの中で、「こんなはずでは・・」との幻滅を生んでいるのではないか?と思います。
 二つ目の理由は、旧の町役場、今の総合支所が、本来期待をしてきた機能を十分に発揮していないのではないか?と言うことです。
 町役場の時代は、役場それ自体が一つの完結型の組織ですから、住民の皆さんの様々な要望は、基本的には役場の中で意思決定され、結論が出されていた。しかし、総合支所と言う市役所の「出先」になってしまうと、いろいろな事柄への決定機能を持っているはずであるにもかかわらず、どうしても「本庁へお伺い」が多くなり、文字通り、役場が住民から遠くなっていると言う、スケールメリットならぬデメリットが目に付いてしまうのではないかと思います。「分権型合併」とは程遠いのが実情です。
 そして三つ目は将来への漠然とした不安ではないかと思います。固定資産税がどれくらい上がるのだろうか?とか市街化区域内の宅地並課税はどうなるのか?とか合併した市町村の中で自分の地域だけが取り残されてしまうのではないか?次の市議選で地域の代表がいなくなってしまうのでは・・・などの心配が住民の皆さんの中に少しづつ出てきているのではないでしょうか?
 合併までは県は、それぞれの市町村で決めていただくことですと言いながらも、いろいろと助言をしたり、指導したり、悪く言えば政策誘導をしてきた。しかし、合併後はどうしているのか?合併そのものが目的ではなく、合併効果・・どのような成果が得られるかが目的であるはずであるならば、住民の皆さんのいろいろな不安、不満の解消のため、もっと積極的に県市町一体となって、取り組むべきではないか?と思いますが、いかがですか?県の地域振興部市町村合併室の役割は合併してしまえば終わるのだろうか?
 どちらが、親でどちらが子かは知りませんが、少なくとも生んだ以上は、立派に育てる義務と責任があると思いますが・・・それとも生みっぱなしで、あとは、どうぞご勝手にでしょうか?

ゴルバチョフはワクワク・ドキドキか?ハラハラ・ドキドキか?

2005年07月27日 07時26分32秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、志摩市長はじめ市の幹部の方々が議長を訪ねてこられたが、生憎、議長は参議院に出張。代わってお目にかかった。来訪の趣旨は、来年、志摩市で、環境省主催による自然公園大会を開催したい、ついては県の支援をお願いできないかとのことである。今年は8月に長崎県で開催され、次期開催地として名乗りを上げている、常陸の宮殿下も毎年、出席を楽しみにされている。ぜひ、協力をお願いします、と訴えられた。
 時宜を得た催しだと思いますし、伊勢志摩地域の観光再生の観点からも、ぜひ、成功を期待します。厳しい財政状況ですが、出来る限りの応援をするよう、県当局に議会からも働きかけますと返事をした。
 丁度、お昼時になったので、昼食をとりながら、伊勢志摩地方の観光問題で、いろいろ意見交換をし、最後に、「ところで、ゴルバチョフはどうなっていますか?」と尋ねると「???」の返事。志摩市長はゴルバチョフが伊勢に来ることをご存知ない。
 事務局に資料を持ってきてもらうと、やはり、今年の11月に伊勢のサン・アリーナで「グロバリーゼイション・フォーラム」が開催予定となっている。コーディネイターは田原総一郎、パネラーはゴルバチョフ、前マレーシァ首相のマハティール、元官房長官の野中広務、そして野呂三重県知事の名前が並んでいる。参加予定者は招待者200名、一般公募で1000~1500名。大イベントである。
 後援には伊勢市、鳥羽市とある。そして、どういう訳かそれらの市の前に「三重県」と手書きで書き添えてある。当然、志摩市は入っていない。主催は余り、なじみのない「ゴルバチョフ財団」である。
 この「グロバリーゼイション・フォーラム」は昨年、知事がサン・アリーナでの「ワクワク、ドキドキ」の例として、新体操と並べて挙げたもので、その「大事な」イベントを三重県は手書きで「後援」、志摩市は知らない。付け加えると、去年は南勢・志摩県民局長も知らなかった。ほとんど、誰も知らない、関心がない、力が入っていない「知事が参加するイベント」が、本当に「ワクワク、ドキドキ」するイベントだろうか?と「ハラハラ、ドキドキ」しながら、心配しています。
 県も本気で「後援」するならば、伊勢志摩の観光戦略の中に、キチッと位置づけて、対策を採る必要があると思う。もし、本当にそれだけの人たちが来るならば、当然、泊まる人もいるだろうし、この際、もう少し県内を見て行こう言う人たちもいるはずである。どうも、県の本気さが見えない!
 さらに言えば、本気で「後援」する価値のないものならば、知事がパネラーで参加することなんかはやめるべきであると思う。
 するならする!しないならしない!そのメリハリの利いた対応が求められているのではないでしょうか?
 心配した台風も逸れたし、心配した議長の参考人も落ち着いて上手にこなした。そして、ゴルバチョフ・・・ハラハラ、ドキドキの疲れがドッと出た一日でした。

9月から議会の裏のウラまで見えますよ!!

2005年07月26日 06時04分09秒 | 社会、政治、三重県、議員
 ここのところ、頻繁に議会の広聴広報委員会を開催している。何を協議しているかと言えば、いろいろあるが、当面は議会のインターネット中継をどうするかの問題を相談している。
 今まで本会議の代表質問、一般質問、予算・決算特別委員会総括質疑のみ、TV中継をしていたのを、9月議会から、本会議の開会日、閉会日、関連質問、そして常任、特別を問わず全委員会をインターネットライブ中継並びに録画配信しようと言うのである。
 TV中継では見れなかった「関連質問」や「委員会審議」の内容が、県民の皆様にお届けできるのは一歩、前進であるとは思いますが、見る人の立場に立ったとき、何を質問しているのか?何を審議しているのか?が明瞭にわからなければ、アクセス数の増加には繋がってこないと思います。そのためには、ある程度の文字情報なども入れて、視聴者が何をやっているのかが判る工夫が必要だと思っています。
 特に工夫が必要なのは「録画配信」ではないでしょうか?「録画配信」こそ、いつでも、どこでも、必要な事項を自由に選択して、見ることが出来る「最も使い勝手のいい」議会と県民の皆様を結ぶ情報ツールだからです。
 ここに知恵を絞り込んで、行政の課題、情報、要望などを議会と県民の皆様が共有することができる、そして一緒に考えることができる・・そんな環境を構築できればと考えています。さらに、県民の皆様が、われわれの議論を見、聴いて、それに対するご意見、ご提言などをインタラクティヴに出していただく・・・文字通りの「議会参加」が実現すればいいなぁ!と夢見ています。このブログも、そんな夢を実現していく私なりのツールだと思っています。でも、なぜ、こんなにコメントの返りがないのか?文句があったら、コメントしてください!・・・?

 しかし、何よりも大切なことは、われわれ議員自身の議論の内容が、県民の皆様の批判に耐えうるものか?と言うことです。「なにを今頃、そんなことを!」とか「そんな程度のことしか・・」と笑われないような議論を展開しないと、「議会改革」など、どの面提げて言えるか!という事になります。
 自分たち自身で、全面ライヴ、録画中継を決めました。せいぜい、赤恥をかかないよう自己研鑽!自己研鑽!
 

軍艦マーチか?マツケンサンバか?・・がんばれ議長!!

2005年07月25日 06時06分43秒 | 社会、政治、三重県、議員
 前日に引き続いて自衛隊関連。桑名市民ホールで、これも万博協賛、海上自衛隊横須賀音楽隊による「ふれあい音楽祭」が開催された。以前に議会で勉強に行った久居駐屯地で、大変お世話になった三重地連からお誘いがあり、聞きに行きました。
 市民ホールは、おそらく1500人くらい入っているのではと思うぐらい、超満員である。余り、顔なじみの人たちがいないところを見ると、かなり、広範囲から集まってきているのかと想像できる。
 プログラムは二部構成になっており、第一部は比較的硬いクラシックもの、第二部はお馴染みのポピュラーなもので、予想以上になかなか洗練された上手な演奏であった。演出も派手さはないが、聴衆に一緒に歌わせたり、手拍子をとらせたり、手馴れた感じで、上手に楽しませる。
 一通りの演奏が終わって、お決まりのアンコール。何が始まるかと思ったら、なんとあの「マツケンサンバ」ではないか。このまま「マツケンサンバ」で終了ということになると、わが国の国防も少しヤバイのではと心配していると、続いて、「軍艦マーチ」の演奏。これで一安心と思ったら、最後に「見上げてごらん夜の星を」の締めくくりで終わった。
 「マツケンサンバ」と「軍艦マーチ」と「坂本九」が、今の自衛隊の置かれている位置感覚か?などと難しいことを考えていると、携帯にメール!議長からである。
 「火曜日に参議院に参考人で呼ばれた!その日の日程を頼む」との内容である。参議院に参考人招致!?何を悪いことをしたのかと、慌てて電話をすると、郵政民営化法案に関し、全国議長会の代表で、話をすることになったとのこと。
 それにしても、わが田中議長が、全議の代表で、小泉や竹中を向うに回して、反対の大弁論を展開するとは、これは、天下大騒乱の前兆か?それとも三重県議会、末代までの名誉か?いずれにしても、ぜひぜひ、頑張ってもらいたい!!「軍艦マーチ」とまではいかなくても、せめて「坂本九」で止まってください。「マツケンサンバ」にはならないよう、ひたすら、祈っております。

昇る旭日旗 伊勢湾波高し!!

2005年07月24日 06時44分03秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、潮風が心地よいうす曇の四日市港で、「伊勢湾マリンフェスタ’05」と銘打った、海上自衛隊の愛知万博協賛事業が開催された。一般の方々と共に、県からは知事、副知事、県議会から私、久居の市長さんなどが招待をされ、ズラリと並んだ陣容は、めったに見られない最新鋭のイージス艦や潜水艦二隻をふくむ総勢13隻の大艦隊である。
 朝9時過ぎに乗艦。私が一番で、防災・危機管理局のH室長、久居の市長が続き、副知事が最後に乗船をした。知事も参加と聞いていたので、「知事は・・?」と聞くと「県の防災ヘリで途中から参加します」との話。展示演習の一環として、演習途中に空から舞い降りるのか!なかなかカッコがエエなぁ!どの護衛艦に乗り込むのか?興味シンシンであった。
 10時に出発をした艦隊が、隊列を整えて「観艦式」「展示演習」の予定海域に到着したのは、12時過ぎ。いよいよ始まる!!「私どもの知事はいずこ?」と見渡すと、私どもが乗っている護衛艦の後方を航行している航空母艦を小さくしたような「輸送艦」の甲板に、すでに見覚えのある県の防災ヘリが鎮座しているではないか。「まさか、輸送艦には乗らないよね!」とみんなで笑っていた、その「まさか」に乗っている。T防災・危機管理局長も同乗しているとのことであるので、これには深い意味が隠されているのでは・・・・
 米国には大統領専用機エァ・フォース・ワンというのがあり、核戦争などの緊急時に、それに乗り、指揮を執るとの話。ひよっとすると三重県が大地震などで壊滅的打撃を受けたとき、知事と局長が輸送艦に乗り、指揮を執る・・?それとも、副知事やH室長などの側近すらその理由を知らないとなれば、二人だけは確実に生き残るという極秘作戦・・・?
 急速旋回を始めると、輸送艦は我われの護衛艦のガスタービンエンジンと違い、ディーゼルなので、もうもうと黒煙を辺り一面に撒き散らして走っている。
 私どもに説明をしてくれる担当士官に「なぜ、知事は輸送艦なのか?」と尋ねると「陸上のヘリが艦船に降りるのは技術的に難しくって・・」との話。要は、一番広いヘリ甲板を持つ輸送艦に降りただけのことである。災害のとき、いつも輸送艦が伊勢湾に居るとは限らない。あの噴き上げる黒煙の中、知事と局長の二人は何を話し合っていたのだろうか?
 担当士官すらタジタジとする防衛機密の核心を抉るような鋭い質問を連発する副知事の議会ではめったに見られない生き生きとした姿に感心をしているうちに、演習は終わった。
 昨夜は地元の盆踊りのはしご。どの会場でも新曲「マツケン音頭」などが登場して、大いに盛り上がっておりました。はためく旭日旗!そして「マツケン音頭」 やはり、三重県は平和ですね??
 
 

県民局再編!!・・六華仙のハーモニーは響く?

2005年07月23日 06時11分27秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日は町村議長会、昨日は町村会と議長さん、町長さんの総会が続いた。来賓席の隣はいつも野呂知事が座っている。二人が並んで座ると、話は当然、四日市大学の講演の話題。「エクセレント・ガバメントが・・」とか「ローカルマニフェストは・・」など余り県民の皆様の実生活には関係のないような話をボソボソやっている。参加者の皆さんは二人でよからぬ相談でも頭をくっつけて、やっていると思っているに違いない。
 知事が「県民局の再編は、A案、B案にこだわらず、県の最大のパートナーである市町村の皆さんの意見をよく聞いてやります」と挨拶。当然と言えば、当然であるが、今から、市町村のご意見をと言うのなら、案を出す前に、サービスの受け手である市町村の意見をよく聞いてから、案を作るべきであって、順序が逆ではないかと、挨拶を聞きながら考えてしまいました。
 県議会は本年度から特別委員会をプロジェクトチーム型すなわち一定期間内に成果品をだす目的達成型に改変をしました。
 全部で4つある特別委員会の一つに行政のあり方(県民局のあり方)特別委員会があり、この行政のあり方特別委で、県民局問題を積極的に取り組んで行こうとしています。
 基本は、県行政のサービスの受け手である市町村、とりわけ市町村長さんや直接県民局との折衝に当たる市町村の担当課長さんクラス、さらには余り、県民局に縁がなかった地域の一般県民の皆さん・・これらの皆さんの声をシッカリと聞く。その上で、県民局はどうあるべきか?その役割を明確にし、県民局の再編を考えていく、そんな審議にしようとしています。知事は県下全域を見渡す「鳥瞰図的発想」、議会は地域に根ざした「虫瞰図的発想」だと思います。さて、どちらが県民により、近いか?
 夜、岡田文化財団主催の「六華仙コンサート」を四日市文化会館に聞きに行った。日本、中国を中心とした古楽器による演奏で、日本人8名、中国人3名・・11名によって奏でられる演奏は門外漢の私でも、すばらしい!と感動するくらい見事なものでした。その素晴らしさの源泉は、薩摩びわ、中国びわ、三味線、古典ハープ、揚琴など普段、見たこともないような楽器が、それぞれの名演奏家の手により、見事なハーモニーを生み出しているところにあります。
 それぞれの「特性」を活かせれば、ハーモニーが生まれる!さて、野呂知事と言う名演奏家?名コンダクターの手により、それぞれの「地域特性」によって立つ県民局を再編して、見事なハーモニーを生み出すことができるだろうか?知事か?議会か?その「感性」が問われています!!

駐在さん、!毎日、まいにち ありがとう!!

2005年07月22日 05時54分16秒 | 社会、政治、三重県、議員
 「駐在さんの健康問題」「信号機の設置」「産廃監視パトロールの強化」の3点セットをもって、桑名警察署署長を訪問した。突然の申し出にもかかわらず、早速、署内ミーティングを開いて検討していただいたとの話。対応の素早さに、敬意と感謝を申し上げます。
 各地区で、座談会などを開いていて、治安関係で一番、苦情の多いのが「駐在さん」の問題です。「このごろは、ちっとも廻ってこない!」とか「無帽でウロウロ歩いている。仕事か散歩かわからない!」とか「入院して、一ヶ月もいない。大丈夫か!」など、いろいろな声が聞こえてきます。
 このことは、裏を返せば、それだけ「駐在さん」に期待をしている。地域の治安確保を頼っていることを意味しており、警察行政はこれらの声に謙虚に耳を傾け、住民の皆さんの「不安」「不満」の解消に努力をすべきであると思います。
 今、警察本部では、交番・駐在の統廃合が議論され、実施されようとしていますが、相当な慎重さが求められのではないでしょうか?とりわけ、郡部での「駐在所」のあり方は、単に「効率性」や「合理性」のみで、判断するのではなく、該当地域の「経済・産業構造」や「県境」などの特殊性、地域特性を十分、考慮して判断すべき事柄であると思います。
 警察本部は「交番・駐在の統廃合」と言う、それなりに理由があるのは、理解しておりますが、どちらかと言えば安易な合理化案を考える以前に、県下の警察署のあり方(警察署の統廃合)などの抜本的な対策を考え、併せて、県内の警察官の配置、配属の思い切ったシフト転換を図ることを真剣に検討すべきではないかと考えます。
 それくらい大胆な路線の転換を実行しないと、なかなか北勢地域の治安の回復、確保は困難ではないかと思います。
 これから桑名は花火大会、石取祭とビックイベントが続きます。大変とは思いますが、頑張っていただきたいと願っています。また、暴走族、空き巣、忍び込み、自販機荒らし、性犯罪などが頻発しています。「駐在さん」への期待はますます大きいものがあります。ぜひ、その「期待」に応えていただきたい。文句ばっかり言っていますが、本当に願っています!
 「駐在さん」よろしくお願いします!!!