三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

報酬審議会で証言をしました!

2005年12月20日 06時12分19秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、議会を代表して、議長ともども初めて、「報酬審議会」に出席をし、「議会の役割」「議会の権能」「議会の現状」などについて、「審議会委員」の皆さんに説明をしてまいりました。
 この「報酬審議会」は知事をはじめとする「県の特別職」の報酬を審議し、どの程度の額が適切であるか?を答申する予定になっており、ここ1ヶ月くらいの間に、すでに2~3回、開催をされて、いよいよ最終間近となっているとのことである。
 いままで、「県会議員」の「報酬」は「知事に準ずる」との扱いになっており、「報酬」が下がるにしろ、上がるにしろ?・・・上がるなどとはとても考えられない時勢ではあるが、「二元代表制」の本旨からしても、「知事」に「準ずる」のではなく、キッチット「県議会」の「役割」や「現状」を理解し、正しく評価していただいた上で、決めてもらいたいとの思いで、出席をさせていただいた。
 生まれて初めて出席をした「報酬審議会」は知事室の横にある「会議室」で開催されており、地元銀行のトップを座長に、各界を代表する7~8人の委員がズラリと並んで、なんとなく重々しい感じであった。
 議長、私とがそれぞれ自己紹介を兼ねて挨拶をし、座長の司会でいよいよ「証言」が始まった。
 まず、私の方から「二元代表制」における「県議会」の期待される「役割」、現在の法制下での「権能」そして「三重県議会」が取り組んできた「議会改革」の歩みと現状について、簡単に話をし、議長から他県と本県議会の比較とか知事三役と県議会議員の「報酬」の「あり方」の違いなどについて説明をさせていただいた。
 手前味噌の話になるかもしれませんが、三重県議会は「報酬」の「絶対額」こそ、概ね全国で「中位」くらいであるが、「会期日数」では全国第三位・・・一位の○○県は日数は一番であるが、午後からの半日開催であり、本県議会が会期外に開催している「全員参加型」の「予算・決算特別委員会」などを考慮に入れれば、おそらくダントツで三重県が一番!長いと思います。そして「報酬」を審議日数で割ると、一日あたりのた「単価」?はこれまた三重県がダントツで全国最下位!・・・ちなみに全国第一位に堂々輝く△△△などは(半日開催型であること考えると)一日単価は三重県の10倍を軽く超えている。もちろん、審議は長ければ長いほどいいと言うものではないが、行政に対して「議会」が「監視、評価」をシッカリとやろうとすれば、するほど、どうしても長くなってくる。
 そして、「議会活動」の「成果品」・・・私どもが作った「議員提案条例」は「評価条例」が7本、「政策条例」が4本、計11本でこれまた全国第一位!である。これらの「条例」を作るための「任意」の「検討会」などは当然のことながら、「審議日数」にはカウントされていない。
 こんなことを一生懸命、説明をさせていただき、ご理解を求めた。委員の先生方からは財政上からの質問とか議会の「責任」などについてのご意見などがあり、「報酬審議」と言うよりは「二元代表制における議会のあり方」の議論ではないか?と思える質疑が多かったようにも感じましたが、それはそれなりに「議会」と言うものを一定程度、ご理解いただいたのではないか?と期待しております。
 でも、委員の先生からは「県議会はよくやっている!」との評価するコトバはありましたが、だから「報酬」を「上げて」やるとの声はどの委員の先生からも聞こえてきませんでした。
 これだけ「熱弁」を奮っても「報酬」が「上がる」などと言うことは「夢」のまた「ユメ」か・・・・??せめて、現状維持で・・・お願い???

朝から大雪!ホワイトクリスマス!

2005年12月19日 05時51分44秒 | 社会、政治、三重県、議員
 朝起きて、外の様子をうかがうと、どうもいつもと違う。なんとなく薄明るいような、暗いような晴れでもない、雨でもなし、はたまた曇りでもない薄ボンヤリとした感じである。ヒョットすると「雪」か?と思って窓から外を見ると、一面、真っ白!の雪景色。そして、降り積もった新雪の上に、さらに雪が文字通り「深々」と降り注いでいるのが街灯の灯りを通して透けて見える。
 「雪だ!雪だ!」大声で、家族中をたたき起こし、「外を見てみろ!雪だ!初雪だ!」と騒いでいても、誰も相手にしてくれない。朝早くから迷惑な!と言わんばかりの表情で、コチラを見ている。家族中の冷たい視線を背に浴びながら、「所詮、季節の風情を解さないヤツばかりだ!」「誰も行かないなら、オレ一人外へ行って雪を見てくる!」と捨て台詞を残して、外に出てみた。
 怜悧!清冽!至純!世の中の汚れを、すべて覆い尽くした「純白」の世界がそこにあった。オオ!これはこれはスゴイ!雪はやっぱり、イイものだ!と感動に咽んでいると、背中に雪の滴が入った。「冷た!」・・この冷たさで、ふと我に返った!そうだ、今日は朝から桑名で身障の皆さんが集まっての「クリスマスのつどい」があり、そこで挨拶をしなければならなかったのだ!
 車にスタッドレスタイヤをハメなければ・・・イヤ、待てよ?足を痛めて言うことが利かない!さあ!どうしよう?困った!コマッタ!
 早く雪が止まないと困る!早く雪が溶けないと困る!オレは昔から雪は大嫌いだったのだ!今は白くてチョット見には綺麗だけれど、溶けると泥々で汚くなるから、雪なんて迷惑なだけで、大嫌いだ!
 オヤ?雪が止んできたぞ!ラッキー、ラッキー!早く溶けろ!雪なんて無くなれ~!!
 大騒ぎのひと時が終わり、桑名の「クリスマス」の会場に、ノーマルタイヤで無事、到着。50人前後の参加者の方々を前にして、来賓代表で挨拶である。
「おはようございます!今日は待ちに待ったクリスマスのつどい」「皆さんの日ごろの心がけがイイのか、見事なホワイトクリスマスになりました!」「やっぱり、雪は綺麗ですね!」「私も雪はダイスキです!」・・・???
 

全治10日の診断でした!

2005年12月18日 07時53分09秒 | 社会、政治、三重県、議員
何時までも、痛みを我慢していても仕方がないので、近所にある「整体・整形」の「治療院」に行った。当たり前のことだが、「治療院」に行くことで、余りいい思い出はない!
 忘れもしない、その「治療院」にご厄介になったのは、前回の選挙の直前、丁度、3年半前のことである。激しい選挙の前哨戦を戦っていて、各戸をそれこそシラミツブシに一軒一軒廻っていたとき、とある家の玄関を「こんばんは?」と開けた途端、家の内から中くらいの犬が、突然、飛び出してきた。
 思わず、サッと後に、身軽に・・・本人は身軽に飛びのいたつもりであったが、日ごろの運動不足の故か?はたまた体重オーバーの故か?は定かではないが、右足のフクラハギに「ズキッ!」と来るものを感じた!その瞬間から痛くて歩けなくなってしまった。
 慌てて行ったのが、今回もご厄介になっている「治療院」である。典型的な「肉離れ」ですと宣告され、「この選挙の大事なときに・・!」と悔やまれたが、後の祭り。「ナンとか早期の回復を・・」とお願いをして、奇跡的に10日で、普通に歩けるようにしていただいた。そのご縁?もあって、またまた、足を引きずりながらお邪魔をした。
 「ご無沙汰で・・」と入ってみると、土曜日と言うのに満員である。まあ、見事にご高齢の方ばかりが、ズラッとベッドに横たわって、気持ちよさそうに治療?を受けている。「治療」と言うよりは、ナニか「エステサロン」か?「アロマ・マッサージ」でも受けているような雰囲気である。
 電気のコードのついた吸盤状のモノを背中や足につけ、みんな「桃源郷?」にでも居るような顔をして、眠っている人、隣の人と楽しそうにお喋りをしている人、一種、ナンとも言いようのない「社交場」と化している。
 その光景に大きな口をあけて見とれていると「その椅子に座ってください」と先生の声。足首のアチラこちらを押さえたり、擦ったり、曲げたりしながら「ここは痛いですか?」などと聞いてくる。「アッ!そこも痛い!ここも痛い!」と答えていると「まあ!全治10日ですね」と極めて事務的に診断結果を宣告された。
 「今日は電気で治療をします」と言って、他の人がみんなつけているコード付き吸盤を持ってきた。オッ!これをつけると「私も桃源郷か!」と期待に胸を膨らませて、足に上手につけていく先生の手元を見ていた。
 「少し痛いかもしれませんよ」と冷たく突き放すように言って、機械のスイッチを入れた。電気のチクチクする感触がして、余り気持ちのいいものではない。そのうち少し痛みもでてきた。他の人は「気持ちよさそう」にしているのに、こちらはチットも気持ちがよくない!この差はナンだ?
 やはり、「敬老会」世代にならないと、このチクチク感が快感に変わらないのか?それとも、一定の年齢を超えるとM感覚が増してくるのか?電気が身体中を巡っているのをジーッと耐えながら考えていると・・・・
 アレ?オオ?少し快感が出てきたぞ!これはヤバイ・・・・!!!
 

足が痛い!膝が痛い!アア~!

2005年12月17日 08時05分44秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、左足の足首を捻挫してしまいました!誤解があってはいけませんので、あえて、言っておきますが、決して「飲みすぎ」て「転んだ」り、「コートに手を入れ」て「転んだ」りしたわけではありません。昼間、後援者宅の年末の挨拶回りをしていて、「家の敷地」と表の「道路」との僅かな段差に足をとられ、不覚にも足を挫いてしまったのであります。
 普段ならどうってことのない「高さ」である。少し注意をしていれば、確実に防げた「事故」である。それを「野呂県政」の「行く末」を考えていたり、途中で電話があった「大矢知の産廃」の「水質検査結果」について考えていたりしていたもので、注意力が散漫になり、つい踏み外してしまったのである。
 「県政」のことなど、考えなければヨカッタ!いつもはマズ考えたことなどナカッタのに・・・!
 ガック!と来て、「痛たたた・・!」と思ったときは、もう、手遅れであった。左足の足首が、内側に曲がってしまった。しかし、日ごろの鍛錬の成果か?若さの故か?すぐに立ち直り、足首を回してみると、そんなに痛くはない。屈伸運動などをしてみても、少しは痛みを感じるが、さほどでもない。
 「まあ、これなら大したことはないだろう」とかってに、考えてしまったのが、間違いであった。
 そのまま、後援者宅廻りを継続。夕刻からは予定されていた「忘年会」に当然のように、出席をした。
 「捻挫」をしたときは「酒」を控えなければならないこと位は、いくら「医学」に無知な私でも知っている。しかし、「忘年会」で「酒」を飲むことは、これは「県民」の神聖な「義務」である。「無私」の精神で、「滅私奉公」の決意で、ついつい「酒」を飲んでしまった!この報いが朝になって現れた。
 朝、起きようとすると、足首が痛い!なんとなく「腫れ」た感じで、「熱」もあるようである。オオ~!「捻挫」状態になっている!
 なんとか起き上がって、歩いてみると、痛くて、まっすぐに歩けない!この年末にエライことになった。「夕べ、サケを飲むのではなかった!」と思ってみても、「後悔先に立たず」である。そのうち、足をかばって歩くので、膝まで痛くなってきた。
 この「痛み」をどうしようか?それこそ「サケ」でも飲んで紛らわすか?やっぱり、「医者」に行って治さなければ・・・??
 己をツネッテ、他人のイタサを知れ!別に「ツネラ」無くっても、十分、痛い!「県民」の「痛み」を知る「県会議員」とは私のことか?トホホ・・?
 知事は、この「県民」の「痛み」はなかなか判らないだろうな・・・?
 

「さなな」の立場か?「アサリ」の立場か?新しい公!

2005年12月16日 06時02分41秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「農水商工常任委員会」」が開催され、出席をした。日ごろ「おまえは副議長だから、少し静かにしろ!」と叱られ、執行部に対する発言の機会も少なく、どうしてもストレスがたまりがち。そのため、どうしてもアチラこちらに当り散らしてしまうので、いろんな方から「この頃イライラしているのでは・・?」と心配されていた。こんなことが続くと身体も精神もオカシクナル!
 「健全な精神は健全な身体に宿る!」ナンのコッチャ?何とかしなければと思い、ストレス解消も兼ねて、また本来の責務である「県政の監視」をしっかりと果たすためにも、「今日こそは!」と張り切って、委員会に臨んだ。
 午前中は補正予算の審議と来年度予算要求状況についての「予算・決算特別委員会」の分科会。補正予算の採決があり、予算要求についての目玉事業の説明があった。いろんな事業の一通りの説明を聞いていて、ふと目に入ってきたのが施策番号221「安全で安心な農林水産物の安定的供給」の5番目・・「山・川・海の絆再生による『みえのうみ』魅力創出事業」とまことに長ったらしい名前のついた表題だけではヨク判らない事業である。
 400万円足らずの事業費なので、「ソフト」事業であることは想像はつくが、「魅力創出」と書かれているので、よほど「魅力」的な事業なのであろう?早速、「事業概要」を読んでみた。
 「豊かな海の恵みを取り戻す」ため「アサリの棲める環境づくり」という視点で・・・ウ~ン!なるほどナルホド、なかなかユニークだ!「地域住民など」それぞれが自ら「さかなの立場」に立って「取り組み」の方向性を「提言、実践」する・・・エッ?「さかなの立場」に立つ?これはどう言うことか?
 北川県政以来、「納税者」の立場に立ったり、「生活者」の立場に立ったりの施策はいろいろ聞いてきたが、「さかなの立場」に立った施策、事業は初めてだ!むしろ、「アサリの棲める環境」を考えるのなら「アサリ」の立場に立つべきではないのか?
 「さかな」の立場に立って考えると、一体、何がわかるのか?実に不思議な事業である。しかも、根掘り葉掘り、聞いてみると「さかな」は「さかな」でも「川」の「さかな」だそうである。「アサリ」の気持ちを考えるのに、ナゼ「海」ではなく「川」の「さかな」なのか?ますます、わからなくなる。
 さらに説明を聞くと「多様」な「主体」が参加する事業・・・「新しい時代の公」の実践事業だそうである。
 私としたことが、本当にウカツデアッタ!「多様」な「主体」の中には「さかな」や「アサリ」も入っていることを、ついぞ、今のいままで知らなかった!
 これは「凄い」事業である。おそらく野呂知事もニュー・パブリック・ガヴァナンスの中に「さかな」や「アサリ」が参加しているとは考えもしていないだろう。アノ「文化力指針」をもってしても予想だにできない「事業」が、こんなところにうずもれているとは・・・!
 でも、どうすれば「さかな」の立場で「アサリ」の気持ちがわかるのか・・・?「新しい時代の公」もだんだんと難しくなる!!!あ~!ますますストレスがタマル!

耐震偽装とガヴァナンス???

2005年12月15日 05時55分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 先週、四日市で乗ったタクシーの運転手さんが「忘年会は来週の金、土辺りがピークですよ」と言ったとおり、今週の月曜日から始まった連夜の「忘年会」オンパレードは来週の月曜日の夜まで、ビッシリで、昨夜は二箇所を掛け持ちをした。
 二会場目の宴会場に到着して、受付を済まし、会場に行こうとすると、ロビーのTVの前が人だかりである。何を見ているのかと思って、覗いて見ると「耐震偽装事件の証人喚問」をTV中継をしている。丁度、「総研」の内河所長が出ているところである。 
 昨日は午前中から一連の「証人喚問」をやっており、公務の合間アイマにTV中継をぶつ切りで、見ているので、全体の疑惑解明については新聞などでしか判らないが、ザア~と見た印象は、世の中だいぶ変わったなあ!と率直に感じました。
 かって「ロッキード事件」と言うのがあり、当時、珍しい「証人喚問」が行われたとき、証人として出席をした「某商社」の「幹部」が緊張の余り、手が震えて「署名、捺印」が出来なかったことを思い出した。
 それに比べて「姉歯」元建築士をはじめ他の出席した「証人」は、みんな妙に堂々と落ち着いていて、石原産業の田村社長と同じように事前の「想定問答」など準備万端で来たのかと思わせるほどである。・・・昔の「証人」はナンと「純情」だったのか?
 宴会場に入るのも忘れて、TV中継に見入っていると、野党議員が入れ替わり立ち代りで追及をしている。民主党の議員が具体的資料を示して、ナカナカ迫力のある追及をしているが、内河所長は「オレの方が一枚上!」と言わんばかりに、全否定の構え。実態解明までには、まだ時間が掛かりそうである。
 しかし、内河所長がいくら「かかわり」を「否定」しようと、その「責任」は絶対に免れない!と思います。
 なぜなら、今回の事件は「たとえ法令に違反して」も「出来る限り安く建設する」事を優先するとの「総研」の「団体意志」=「ガバナンス」が存在して初めて起こりうる事件だからである。おそらく、「総研」の規模、経営形態からして、いちいち「株主総会」を開いて「団体意志」を確認しているはずもなく、内河所長の鶴の一声で出来上がってきている「意志」であろうと思いますので、彼の「責任」は免れようがない!と思います。
 ここで改めて「団体意志」=「ガバナンス」の議論を詳しく展開しようとは思いませんが、最近、一部でニュー・パブリック・ガバナンスなるよく判らない話をチョクチョク聞くようになり、「ガバナンス」とは何ぞやが少しわかり難くなってきているのではと考えています。一度、シッカリと「ガバナンス」論を書きたいと思いますが、なかなかその機会もなく、知事のそれなりに装いを凝らした「ガバナンス」論にチョットおされ気味です。
 やはり「真実」を述べる「証人」として正しい「ガバナンス」論を書くべきとの義務感に苛まれているところです。
 まあ、基本的には「予算」の「編成権」と「執行権」を自分だけで握りこんで、「共治」などはありえないと思いますが・・・?「ガバナンス偽装」に気をつけなければ・・・!
 アレ?いつの間にか、「耐震偽装」から「二元代表制」の話になってしまっている??
 

県民の目線!議会の目線!

2005年12月14日 07時49分20秒 | 社会、政治、三重県、議員
 イヤ~!驚きました!ビックリしました!昨日の「選挙区調査特別委員会」!年内に「方向」を確定すると言う各会派の合意の下、議論を進めてきて、いよいよ最終段階と思っていたら、突然、予想もしない「鳥羽選挙区」の減員や「多気選挙区」の減員、さらには「いなべ選挙区」を「いなべ市」と「東員町」に「分区」する案が飛び出してきて、頭の中が大混乱になってしまいました。
 ただですら「6通りのパターン」でややこしいのに、第7案、第8案が登場してくるとは・・・?年内に本気でまとめる気があるなら、今さら7や8を出すのではなく、当然、今までに示されてきた「6通りのパターン」をベースに議論をするのが当たり前と思いますが、間違っているのでしょうか?
 これから、どこと「合併」するのか?マッタク予想がつかない「鳥羽市」を、県議会が勝手に他の市との「合区」をしてしまうようなことは、絶対にしてはいけないし、本来、鳥羽市民が決定すべき「合併相手」を県議会がキメてしまうようなことも絶対にしてはいけないと思います。
 また、今まで「員弁郡」選挙区として一つにまとまってきた所を、県会議員の都合で、積極的な理由もないまま・・・ムリにでも分ければ、大幅に一票の格差が縮まるとでも言うのならば別ですが、そんな理由もないのに「いなべ市」と「東員町」に分区するのは、それこそ某地元クオリティーペーパーに「お手盛り」と批判されても仕方がない結果になってしまうのではないでしょうか?
 こんな「虚々実々」の「駆け引き」をしなくても「県民」の「常識」で判断していけば、おのずから決まってくると思いますが、いかがですか?
 午前中の「選挙区調査特別委員会」とは打って変わって、昼からの「県民ミーティング」は本当に爽やかで、勉強になりました。
 県下各地からご参集いただいた「県民委員」の皆さん!本当にご苦労様です。本ブログからも御礼申し上げます。「人口減少社会切り拓く」との大変難しいテーマにも拘わらず、それぞれの委員の皆さんが真摯にご議論いただき、貴重なご意見やご要望を述べていただいたことに敬意を表します。
 とりわけ目からウロコの感があったのは松井先生の「県議会」の「役割」は、この人口減少社会の到来で最もダメージを受ける「若い世代」と「子供を生める母親の世代」の意見をよく聞くことと、現実に成果がでていない「現在の施策」のチェックをすることとのご意見でありました。
 これから2回、3回と会合を開く予定ですが、さらに実りある議論が展開されることを期待しております。
 それはそうと、総企のOさん、わざわざメールをいただき有難うございます。お互いに飲みすぎには注意をしましょう!飲んだらコートから手を出して歩け!のご注意はナゼかしら実感がこもっておりまして、ムチャクチャ、説得力があります。私も「転ばぬ先の杖」と思って、手を出して歩くことにします。でも、手が寒い!そうだ「手袋」はどこだ?ああ!アノ盗られた鞄の中に入れたままだった!!

完全に二日酔いです!

2005年12月13日 07時10分26秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨夜は本当に飲みすぎました。完全に二日酔いです。今日、「選挙区調査特別委員会」があるのに、こんな状態で、果たしてシッカリした議論ができるのであろうか?
 特に昨日、自民党筋から「いなべ選挙区」を「いなべ市」と「東員町」の二選挙区に分けると言う変化球が投げられてきている。これはマッタク「想定外」の話で、もし、こんなことになれば、当事者は驚天動地の事態になってしまうのでは・・・?また、国勢調査の三重県分の結果が今日、明らかになり、一票の格差がさらに広がってきていることも明白になると思われる。
 事実上、今日の議論でおそらく、選挙区の見直し、定数の見直しの方向が確定してくると思われるだけに、この二日酔い状態を一刻も早く、直さないと大変なことになる。
 今から、まず、大量の水を飲み、コーヒーを飲み、軽く身体を動かし、新聞でも読んで、頭の体操でもして、体調を整えなければ今日の一戦に臨めない!
 しかし、まあ?よくぞ!無事に帰ってきたものだ!ほとんど記憶がないのに、津から家までチャンと帰ってきている。帰巣本能は大したものだ!と我ながら改めて感心します。
 アレ以上飲むと、総企のOさんのようになってしまう可能性がある。これから忘年会が目白押し。気をつけなければ・・・?気をつけなければ・・・?

頑張れ!マッツちゃん!松田直久!!

2005年12月12日 05時36分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一般質問の最終日。トップバッターで登場したのは、おそらく今議会が、彼にとって最終議会となる「松田直久」県会議員である。来春に予定されている新津市の市長選挙に勇躍、出馬することとなった彼は「地方分権改革」に触れて「合併市町村の元気づくり」など新しい「津市」が直面する課題について、知事への質問だけではなく、自分自身の「新津市」に賭ける「思い」「期待」「情熱」を若さ一杯に語った。
 とりわけ最後の質問項目である「政治家のリーダーシップ」に関しては、ニューズウイークの記事を基に、これからの「日本」の・・・これからの「地方自治体」のリーダーはどうあるべきか?国民はどのようなリーダーを求めているのか?リーダーを志すものはどうあるべきか?を文字通り「熱っぽく」語った。
 そして本当に最後になる「4分」間に、今日まで自分自身を鍛え、育ててきてくれた「支援者」「後援者」に心を込めてお礼を述べ、「三重県議会」にエールを贈って「質問」を締めくくった。
 私と松田県議との出会いは、実に今から二十年近く前にさかのぼる。当時、私はまだ、衆議院議員山本幸雄先生の秘書をしており、元外務大臣木村俊夫先生の引退、死去にともない北川前知事が三重第一区から衆議院選に立候補した頃からである。
 その頃の選挙区は、今とは違い「三重県」は一区、二区の二つに分かれており、いわゆる「中選挙区」のなかで、同じ自民党同士が激しく争っていた時代であった。
 ご承知のように北川さんはナカナカ「選挙」の「上手」な方で、木村先生の死去後、いかにも「木村後継者」のように振る舞い、見事に木村先生の地盤とした「桑員地区」に入ってきたため、当然、同じ地区を地盤とする「山本陣営」と激しくぶつかることになった。
 その後、山本先生の引退、その後継者である「岡田克也」の秘書として引き続き地元の責任者となった私は、山本、岡田の選挙で、次ごう三回、北川さんと戦ってきた。そして、その頃、聞こえてきたのが「北川事務所」には「松田直久」と言う凄腕の秘書がいる!との噂であった。その意味では「松田直久」との付き合いはまさに「選挙」を通してである。
 平成7年の県議選で松田直久より、一足早く県会議員になっていた私は、平成11年の県議選が近づいてきた頃、「松田直久と言うのが一志から立候補する」。ついては、「初めての演説会」をするが、「弁士」がいない!応援に行ってくれ!と当時の「県政会」会長の石井先生から言われ応援弁士として、一志郡の会場に行ったのが彼との再会であった。
 それから六年有余、当時よりさらに大きく成長した彼は、このたび「衆望」を担って「新津市」の市長選に立候補する。県土の12%を占める、10ヶ市町村が合併をする大選挙区である。大変、厳しい選挙が予想されるが、ぜひとも「新津市民」のためにも当選を果たしていただきたい。
 私自身も20年間の付き合いのお礼を込めて、今日までのご無礼のお詫びをも込めて全力で応援をさせていただきます。
 頑張れ!マッツちゃん!松田直久!!
 
 
 

知事の意思?議会の意思?県民の意思?

2005年12月11日 09時11分17秒 | 社会、政治、三重県、議員
 ここのところ断続的に毎朝、議会の「広聴広報委員会」を開催している。何かしら議会日程がギッシリと連日、詰まっていて、一時間の「委員会」開催時間が、各委員ともとれない・・・取れないと言うよりも、皆が同じ時間に「一時間」確保することが出来ない、調整がつかないと言った方が正確か。
 ソンナ理由で、毎朝、20分なり15分程度の「委員会」開催となっている。この細切れ、短時間「委員会」で何を議論しているかと言えば、一つは来春予定している某地元クオリティーペーパーによる「議会特集号」の内容とか配布部数などであり、もう一つは年に四回ある各定例会最終日のTV中継をどうするか?の議論をしている。
 前にもこのブログで問題提起をしたが、今まで、三重県議会はすべての代表質問、一般質問をTV中継をしてきた。そして、それに加えて、先の定例会からは開会日、閉会日、全委員会質疑、関連質問をインターネットのライブ配信、並びに録画配信をしている。
 このことは県民の皆様が「議会の審議」を「いつでも」「どこでも」見ることが出来る、聞くことが出来ることを意味し、より「議会」の公開、「議会」への参画を容易にする、促進することに繋がるのではと期待しているところです。
 しかし、いろいろな「審議」「議論」の最も大切な「結論」をTV中継できないのは、いささか問題ではないか?どの議員が?どの会派が?それぞれの「議案」や「請願」などに、どのような「意向表明」をしたか?がTVで流れないのは「県民の皆様」の「知る権利」の上からも検討するべきではないか?と話し合っているところです。
 ただ幾つかの問題点があります。その一つは、当然のことながら「お金」が掛かるということです。これはナンとか他の議会経費を削ってでもと検討しております。もう一つは、最終日の議事時間がその時々で大幅に違うということです。これはTVの時間取りから考えても、なかなか難しいことで、どうするのか、検討の余地があります。
 しかし、それぞれの「議案」や「請願」に対してキッチット、「賛成討論」や「反対討論」をし、何ゆえに「賛成」であるか?何ゆえに「反対」であるか?を県民の皆さまに明らかにすることは「議会の活性化」を考える上からも、極めて重要なことと思います。その意味で、ナンとか実現をしたいと考えているところです。
 こんな議論をしていると、議会の話ばかりではなく、開会日の「知事」の「所信表明」や「提案説明」もTV中継しなければ、県民の皆様が「何ゆえ」に知事がこのような「議案」を出してきたのか?これからの県政をどうしようとしているのか?が判らないではないか!と指摘する委員からの声があり、「なるほど、そうだ!」との話になってきました。
 「予算の編成権」を持っている知事が「こうこうの理由」で「こんな方向」で「議案」を提案したい!と説明をし、それを受けて「議案の議決権」を持っている議会が審議をし、結論を出す。そして、その時々の「予算の執行」に対して「監視、評価」をしていく。こんな内容が県民の皆様の所へ電波を使って流されることは「二元代表制」の観点からも大きな意義のあることと思います。
 このように書くと、ヒョットすると知事も「そんなことなら」と「TV中継予算」の「増額」を認めてくれるのではないか?内心、期待しています。
 なんせ、「予算」を握っているのは「知事」ですから・・・?ああ!情けない!