三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

折角の気持ちのイイ季節が台無しだ!!

2006年04月30日 05時59分35秒 | 社会、政治、三重県、議員
今日からGWである。TVのニュースは空港から続々と海外へ脱出する人の波を報じているが、コチラはそのような世間の動きとは余り関係なく、地道に選挙運動にいそしんでいる。
 しかし、そこはそこで、世間が9連休だ!GWだ!と騒いでいると、コチラもナントナク、気持ちがウキウキトしてくるのは不思議なものである。
 そんな春から初夏へと気持ちも身体も張り切ってくる季節とは裏腹に、思わず気持ちが萎えてしまうようなニュースが先日、報じられた。・・・それは26日に行われた知事を始めとする執行部と県職労との「労使協議会」での知事発言とそれに呼応した県職労委員長の発言である。
 知事が残業を含めた総勤務時間数や電気の使用量が減らないことに触れ「議会が二元代表制で元気だから・・・」とその理由を指摘したのに対して県職労委員長が「職員からそのような声も聞いている」と応え、さらに総務部長が「議会へのペーパー」の見直しに言及したと報じられている。
 久しくこんな「失礼」な「発言」を聞いたことはない!まるで「議会」が二元代表制の下、「予算・決算特別委員会」で、決算の評価を来年度予算に反映させようと努力していることや予算をより精緻に各分科会で慎重審査していることが、あたかも「時間」と「電力」の浪費!であると言わんばかりである。
 裏返して言えば「議会」は「知事提案」を形だけ、形式的に出来るだけ時間を掛けず、審査し、文句も言わず賛成する「追認機関」「補完機関」であればイイ!と言っているようなもので、「議会」を「愚弄」するのもホドほどにしてもらいたい!
 総務部長も総務部長で「議会へのペーパー」を見直すなどと発言しているようであるが、そんなモノを見直す前に「見直すべき」モノは沢山あると思うが如何ですか?まず、何はともあれ「アナタの頭の中」を見直すべきでは・・・?
 県職労委員長も「ソンナ声がある」なんてノー天気なことを言っているとは・・・マッタク信じられないことである!県民の代表である「議会」と一緒に仕事をすることがそんなに苦痛であるならば、県職なんて辞めたほうがイイ!
 確かに、かっての「議会」と今の「議会」はその「議事日数」一つを採っても様変わりし、期間、密度とも全国有数のものになっている。だが、そのことは県の職員の皆さんにとって「誇り」に思っていただくべきことで、それが「苦痛」であると思われるならば、ヒョットすると皆さんはこんな煩わしい「議会」なんていらない!との考えに立っているのでは?と考え込んでしまいます。
 「議会」が「県民の立場」で執行部の提案してきたことを慎重に審査し、「議決」し、キチット効率よく最小の投資で最大の効果を挙げているかなどを監視し評価をしていく・・・コレが「議会」の果たすべき責任であり、コレを果たしていないからと非難されるならば、「議会」にその非があり、非難されるのは当然であるが、その「責務」を熱心に果たしているからと言って、「煩わしい」からとの理由で、「議会」の「権能」を否定するような発言をすることは厳に謹んでもらいたい!

 いずれにしても知事や総務部長の「本音」が垣間見られたのか?それとも「報道」の仕方が悪く、「本意」とは違うものになっているのか?は定かではないが、少なくともこんな「報道記事」に接するのは我慢ができない!

 アア~!GWを気持ちよく過ごそうと思っていたのに・・・??

恥を掻きかき、またまた、しゃべくりました!

2006年04月29日 08時28分26秒 | 社会、政治、三重県、議員
 「日経BP環境経営フォーラム」主催による「四日市の不法投棄現場と三重県の環境施設視察バスツアー」の皆さんが昨日、来県され、挨拶をさせていただいた。
 今回の「バスツアー」のことの発端は、私のこのつたない「ブログ」が、どう言う訳か?日経BPの河村氏の目に留まり、「一度、三重県の環境行政について話を聴きたい」と電話をいただいたのがそもそもの始まりである。その後、わざわざ副議長室まで、東京からお越しいただいたり、電話やメールでのやり取りがあり、昨日の「ツアー」となった次第である。
 参加者は「日経BP環境経営フォーラム」に加盟している「シャープ」や「東京電力」などまさに日本を代表するような一流企業の環境担当の方々40名ほどである。
 行程を見ると、朝8時過ぎに名古屋駅をバスで出発。県環境保全事業団で「三重県が取り組む環境政策」と銘打った説明を「県環境森林部」から聞いたり、問題のガス化溶融炉を見たり、さらには四日市のフェロシルト不法投棄現場や大矢知の産廃不法投棄現場を見たりと、ナカナカ盛り沢山の内容になっている。
 ウーム!さすが、日経BPさん!三重県の環境問題のツボを心得ている!これだけ見れば「三重県の環境問題」は一目瞭然だ!と感心をしながら、さらに「行程表」を読み進めると、その「行程表」の最後にナンとナンと「桑名広域清掃事業組合RDF化施設&発電所視察(冒頭、三重県議会副議長 三谷哲央氏の講演)」と書かれているではないか!
 ナヌ?講演?・・・確か「挨拶」をしてくれとの依頼は聞いていたが「講演」?・・・「環境行政」の「講演」をするなどとは今日の今日まで知らなかった。しかも、一流企業の環境担当者40名を前にして、イッタイ、全体、ナニを喋ればいいのだ?思わずわきの下に汗がわいてきた。
 いかに無神経で鈍感で、恥と言う事を一切、知らない私でも、この状況がナニを意味しているか?くらいは解る・・・知事相手にバカ話をしているのとは訳が違う。これはエライことになってしまった!
 約束の午後3時に多度の「RDF]に着いたが、バスはまだ来ていない。控え室で待っている間も「ナニを喋るのか?」と考えに考えてみたが、何も思いつかない。
 その内、「バスが着きました」と連絡が入ったので、部屋の窓から眺めてみるとナントナクその筋の専門家のような人がドヤドヤと降りてくる。アア~!ここで大恥をかくことになるのか?と悔やみと後悔が一挙に噴出してきた!
 その時、咄嗟に思いついた!「そうだ!環境の話をしなければイイのだ!」・・・環境の話さえしなければ恥をかくことはない!ソウ気がついた途端、ナントナク安心感が湧いて来て、顔に血の気が戻ってくるが解った。
 「皆さんが揃いましたので・・・」と案内があり、会議室に入ると参加者の皆さんが「県会議員がナニを喋るのか?」とコチラを見詰めている。
 司会の方が「三重県の現状と議会の対応」について「県議会副議長の三谷さんから」お話がありますと紹介をされた。もう、ドウしようもない!今さら後には引けない!意を決して、エエイ、ままよ!とばかりに「三重県議会は二元代表制の下・・・」とバカの一つ覚えの一席を滔々と延々と長々と喋りに喋りつづけて、ふと参加者の皆さんの顔を見ると、全員が口を開けてポカ~ン???

岩崎さんのことなど・・・

2006年04月28日 07時32分33秒 | 社会、政治、三重県、議員
 地球温暖化の影響か?今年の春は少し気温が不順で、暑いくらいの日があったかと思うと、また寒さがぶり返したりして、昨年の大雪以来、ズーッと異常気象とまではいかないが、なんとなくオカシナ天候が続いている。
 そんな天候、気候のせいか?このところお葬式が多い。昨日も友引であるにもかかわらず「お寺さん」の都合とかで、葬儀があったが、今日はナンと四つもお葬式がある。
 その葬儀の一つが私の選対本部長であった岩崎氏の葬儀である。昨夜も「桑員地区メーデー前夜祭」に出席した後、お通夜に駆けつけた。
 岩崎氏は九州の出身で、苦労をして一代で運送会社を起こし、桑名の法人会の会長や商工会の役員などを務め、言わば立志伝中の人物である。その氏がまだ60才未満と言う若さでこの世を去った・・・まさに早すぎる死である。
 岩崎氏は政治的にはバリバリの自民党で、当然、党員。川崎代議士の後援会の役員もされているとのことであったが、こと私に関しては「地元」と言うこともあり、私の選挙の中心的役回りを引き受けていただいてきた。
 口下手だからと言われて、挨拶をするときは「必ず原稿を用意をしてほしい」と依頼があり、原稿を書いて持っては行くが、挨拶は原稿をいつも無視して話をする。そんなことなら、原稿は要らないじゃないですか?と毎回、終わってから文句を言ったことを思い出します。
また、世話好きであったので、地元出身のボクシング選手・・・石井公三君の後援会長も引き受け、試合の度に、地元の応援団を引き連れ、試合会場で、一生懸命、応援をしていた姿が今でも浮かんできます。
 お酒が好きで、ゴルフが好きで、毎夜、名古屋の錦に通っていた岩崎さん。どうか、安らかにお眠りください。本当にお世話になりました。 合掌。

説明を聞けば聴くほど元気がでない???

2006年04月27日 07時35分26秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日は朝から次々と県の担当者の方が来られて「本年度事業」についての説明があった。建設部、農政部、企業庁と順番にお話をお伺いしたが、聴いていても、チットも元気が出てこない。
 まず、事業費自体が毎年のように「右肩下がり」状態で、これ以上、下げてイッタイ、全体ドウスルの?と思ってしまうホド下がってしまっている。
 前年対比で「シーリング」を掛けているのであるから、当然のように確実にドンドンと下がってくる。
 事業費が少なくなってくるので、当たり前の話ではあるが、「新規事業」がドコを捜してもほとんど見当たらなくなる。
 今ある「継続事業」もコレから拡大して行きますよ!なんてモノはホトンドなく、ここ一、二年のうちに終了してしまうものが目立つ。まさに無くなっていくものばかりで、新しく芽生えてくるものがない!
 その上、「道路整備15ヵ年戦略」を今年から見直し作業に入るとのことであるが、前回の見直しでは道路財源不足のために、「10年」を「15年」に引き伸ばし、水を大量に入れて薄い薄い「おかゆ」状態になってしまった「道路整備戦略」である。果たして、今回はどう見直すのであろうか?
 リッパな理屈はイクラでも考え付くかもしれないが、実質はマタマタ水を大量に入れて、今度は「おかゆ」ならぬウスーイ!「重湯」状態になるののではないか?と心配しております。
 「農政」も同じで、水環境整備事業が少し、やり残した「圃場整備」が僅か。アトはソフト事業に近いものが幾つか!とまことに寂しい限りのお寒い状態である。
 ナンとかもう少しドウにかならないか?と正直、思います。
 「新しい時代の公」「パートナーシップ」「コラボレーション」「民間委託」・・・言葉は踊れども「公」の果たすべき役割がハッキリと見えてこないような気がします。

 確か?「文化力」は「産業」も「こころ」も「地域」も元気にすると説明を受けている。
 「文化力指針」に基ずく「次回戦略計画」ではみんな本当に「元気」になってくるのでしょうか?ダレか教えて!!

「文化力」は、やはり難しい??

2006年04月26日 05時44分00秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日は急遽?議長の代理で「小中学校長会総会」に出席をする羽目となり・・・別に珍しくもないので、今さら取り立てて「急遽」なんて言う必要はないが、突如の電話で、大急ぎで津へと向かった。その津行きの電車の中で、一昨日、新しく赴任をしてきた政策部の次長がうやうやしく説明に来た「みえの文化力指針(確定版)」を読み直してみた。
 議長と並んで説明を受けたのではあるが、議長はすでに「文化力指針」なるものには余り興味がないと言うか?関心がなくなってしまったと言うか?端的に言えば「ドウでもいい」と言うような感じになっており、「どうぞ、ごズイに、お好きなように」と素っ気ない対応振りである。
 私は根が真面目であるので、折角、桜の奥から出てこられて、わざわざ?(イヤイヤかもしれないが)説明に来ていただいているのだからと、それなりに義務的に聞かせていただいた。
 アノ評判の悪かった「三つのワ」はなくなりました・・・うむ!ヤッパリ、予言した通り、「三つのワ」はミツワ石鹸のアワのように消えたかなどと自分なりに納得しながら聞いてはいたが、イマイチ、内容がよく理解が出来ない。
 そこで、復習のつもりで、津までの時間つぶしで「文化力指針」を取り出して読み直してみたのである。改めて読み直してみて、解った事は「これはやはり、イクラ読んでも解らない!」と言うことである。・・・もうじき、公表されますので心静かに、意を決して読んでみてください。まず、解らない!
 まず、「文化」とは「生活の質を高めるための人々のさまざまな活動及びその成果」と規定し、その上で、「文化」には「人間力」「地域力」「創造力」の三つの力があると説明している。
 そして、その三つの力を説明しているのであるが、たとえば「人間力」とは「文化が人に働きかけて人の有する潜在力を顕在化させる力と、顕在化した人間の力の双方の力」であると解説している。・・・これを読んですぐに理解が出来ますか?もし、出来ると仰る方がいれば、その方の「国語力」「読解力」はすでに「文化力」を超えている!と断言してもイイと思います。
 「人間力」の説明文の「文化」と言う言葉を「文化」の概念規定に置き換えて読んでみてください!・・・「生活の質を高めるための人々のさまざまな活動及びその成果が人に働きかけて人の有する潜在力を顕在化させる力と、顕在化した人間の力の双方の力」が「人間力」である・・・こうなるのです。ナンのコッチャ?マッタク解りませ~ん!!
 
 県民にとって「文化力指針」なんてドウでもいいことであり、個々の施策が県民の利益にドウ関わってくるかが?重要なのです。県民の視点が抜け落ちてしまうと「文化力指針」などは単なる言葉の遊びになってしまう恐れがあるのでは・・・
 「経済」と「文化」のバランス?議長曰く北川さんは確か「文化」の代わりに「環境」と言ってたな??
 

ヤッパリ、街頭演説は良いもんだ!!

2006年04月25日 07時39分43秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の朝、高橋参議院議員や桑員地区の県会議員と一緒に、桑名駅前で街頭演説をした。天気もいいし、千葉補選で勝利をした翌日でもあるし、まことに気分のいい街宣である。
 ただ時間が7時半からと言うのは少し早すぎる。なんで、コンナに早いのか?と口を尖がらがせて高橋参議院議員に文句を言うと「8時12分の電車で上京しなければ・・・」との答弁。早すぎるので、乗降客が少ない!それでも、やはり、気分がスコブルいい街宣である。
 街宣車の上に上がって、周りを見渡すと、さあ!「選挙?」との気分に自然になってくるから不思議である。最初は副議長から・・・なんてオダテラレテ、それでも嬉しそうにマイクを握ってしまった。
 さて、さてナンと喋ろうか?と考えたが、ナニはともあれ「千葉補選勝利の報告」と「選挙の御礼」で演説をを始めた。
 急ぎ足で通り過ぎる通勤、通学の皆さんの反応を見ながらの演説であるが、コチラの思い過ごしかもしれないが、いつもより反応が良いような気がする。
 補選の報告、それに続いてコノトコロ定番となている「コイズミ政治」の「光と影」・・・「希望なき格差社会」への批判、「勝ち組、負け組み」「上流、下流」「ライブドア」などについて、つたない話を恥かしげもなくやってしまった。
 最後は得意の「地域産業振興条例」で格差是正のため、県議会は頑張っています!とチョット苦しいが、こじつけての話で締めくくった。
 よくよく見ると、極めて数は少ないが、立ち止まって聴いていてくれる人もいる。余り真剣に聴いていてもらうと、演説の内容がない分、コチラも顔を伏せたくなるが、それはそれで、嬉しいものである。・・・まあ、コレくらいの神経でなければ街頭演説なんて出来ない。

 この街宣を終えた後、一路、県議会へ!各派代表者会で「役員改選協議会」の設置の相談だ。やっと!と言うか?そろそろと言うか?副議長お役御免の期日が近づいてきた。これが終われば、それこそ「選挙」!自分の「街頭演説」を準備しなければ・・・!!!

ワーイ!ワーイ!千葉補選勝利!!反転攻勢マッシグラ!

2006年04月24日 06時02分43秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今日一番の喜びのニュースはナンと言っても「千葉7区衆議院補欠選挙」の勝利である!僅か1000票足らずの辛勝とは言え、昨年の衆議院選挙の大敗以来、西村議員の弁護士法違反事件や参議院議員傷害事件などなど、次々と信じられないような不祥事が明るみに出てきて、もう、この辺りで打ち止めか?と思っていたら、最後の最後にトドメノ「偽メール」事件で、民主党応援団長を自認していた私の傷つきやすい心も身体もズタズタになってしまっていたが、この勝利でナンとか立ち直ることが出来そうである。
 思い起こせば、一昨年の参議院選挙で民主党は岡田代表の下、三重選挙区での「芝候補」の圧勝を始めとして全国で大躍進を遂げ、総得票数においても自民を凌駕して、間違いなく「次の衆議院総選挙」で「政権交代」!との展望が確かな手応えと共に確実に視野に入ってきたとダレもが確信をしたものであるが、上手の手から水が漏れると言うか?禍福はあざなえる縄の如しと言うか?取らぬ狸の皮算用と言うか?昨年の「郵政?コイズミ劇場選挙」で思わぬ大敗を喫してしまった。
 その後、岡田代表が敗戦の責任をとって「辞任」!若い前原代表を選んではみたものの、老練のコイズミ首相と三分の二を超える大与党の前に、横で見ていても「ホントウにコレで大丈夫?」と心配になるくらい振り回され、トドノツマリがアノ「偽メール」事件である。
 民主党の身から出た錆とは言え、マスコミもそこまで叩かなくても思うくらい叩きにタタキ、「限られた情報」で政府を追及せざるを得ない野党の立場や情報源を秘匿することで、情報収集の「信頼」が構築されることの大切さなどは一顧だにせず、「何時かはわが身」との考えもなく「水に落ちたイヌはタタケ!」とばかりに「ダメ民主党」のキャンペーンを張りまくった!
 やっぱり、日本では「二大政党」は根付かないのか!「長いものには巻かれろ!」式の権力に媚びへつらう国民性なのか?と一時は諦めかけていたが、岡田代議士ではないが「国民を信じる」ことは大切である。
 民主党は苦しみに苦しんで「小沢新代表」を選出した結果、国民の民主党を見る目がそれまでの「諦め」から「期待」へと大きく変わってきた。
 そして昨夜の千葉での「勝利」である。
 しかも、しかも一部商業マスコミのアノ辛らつな「ネガティブキャンペーン」を跳ね除けての勝利である。もう来年の統一地方選挙、そして参議院選挙へ一直線!
 今朝は7時半から高橋参議院議員と桑名駅前で街頭演説の予定!ナンと言って喜びの報告をしようか?何はともあれ、ご支援有難うございました!!

こんなに集めてどうするの?後の始末が注目です!

2006年04月23日 05時45分57秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「県民功労賞」・・・三重県の発展や県民の生活向上に顕著な功績のあった人たちを表彰する三重県では最高の栄誉ある賞、その「授与式」が津の県民文化会館であり、出席をした。この「授与式」は毎年、4月18日の「県民の日」に合わせて行われるが、今年は4月18日が平日と言う事もあり、土曜日である昨日、開催された。
 その「授与式」の休憩の合間、議長が「みえの舞台づくり百人委員会に応募が多数!らしい?副議長も一緒に話を・・・」と談話室の中から声を掛けてきた。
 「多数って?16人の間違いじゃないの?」と言いながら部屋に入ってみると、知事、副知事、出納長など県の最高幹部がズラリと座っている。
 ナンデも既に「250人の応募があった」そうで、最初は少なかったが、その後、100人、200人とドンドン増えて、気が付いたら250人を超え、どう絞り込むか?嬉しい悲鳴をあげているとニコニコ顔で副知事が胸を張って話している。
 「へー?スゴイですね!」と言ってはみたが、どうも出来すぎの感がぬぐえない。4月7日時点で16名であったものが、2週間経ったら250名に達するとは・・・にわかに信じがたい数字である。
 推測するに、おそらく県が関係する各種団体にお願いをして人を推薦してもらったか?今まで県のイロイロな審議会などに出席していた方々にムリを言って応募してもらったか?いずれにしても「県民のナマの声を聴く」と言う趣旨からは程遠い内容になってしまっているのでは・・・とチョット勘ぐりし過ぎかもしれませんが、心配してしまいます。
 「百人委員会」の人員構成は発表通りとすると「一般県民100人」と「専門家?20人」程度、計120人くらいでの委員会となると聞いているが、250人から絞り込むとなるとコレはナカナカしんどい作業である。
 当初は応募者多数の時は「抽選」で・・・としていたが、お願いをして応募してもらっていたとすると、オイソレと外す訳にはいかないし、かと言って、応募者全員参加の委員会にすると、ひとり10分喋ったとしても実に「2500分」休憩なしで40時間を優に越える会議になってしまう。
 それでは予定通り「抽選」で絞り込むとなると、県が余り「ナマの声」を聞きたくないその筋の有名人の方々が入ってくる可能性もでてくるし、折角、お願いをして応募してもらった人たちに「抽選の結果、ダメでした」とも言いにくい。
 しからば「書類審査」で絞り込むとなると「県に都合のいい人だけを選ぶのか?」とか「官製談合で委員を選んだ!」などと言われなき?非難を浴びることになる。
 さあ、イッタイ、全体、果たしてドウするのか?少なければ少ないで悩まなければならないし、多ければ多いで、また新たな悩みが出てくる。
 
 こんな「委員会」なんて作らなければ良かったのにとの「恨み節」が聞こえて来るような気がします。・・・それとも「ドウ選ぶか?」を審議する「委員会」でもトリアエズ作るか???

醜の御盾か?知事の風除けか?やはり、風邪を引きました!

2006年04月22日 08時31分42秒 | 社会、政治、三重県、議員
 寒の戻りと言うのか?花冷えと言うのか?は知りませんが、昨日は三月中旬の寒さとか。それまでが暖かかったので、イッペンに冬に舞い戻ったくらいに一層、寒さを感じる一日でした。そんな寒い!寒い!文字通り寒風吹きすさぶ朝、三重県護国神社で「春季例大祭」が厳かに斎行され、出席をした。
 なにも津市まで行かなくてもと言われるかもしれませんが、先日、多度大社であった「春季招魂祭」のおり、桑名の遺族会会長さんから、ぜひ、出席をと依頼をされて、時間の都合がつけば必ず行きますと思わず答えてしまった手前、寒かろうと風があろうと、万難を排して出席をするこことなってしまったのである。
 余り早くに着いてもと思い、10分前くらいに神社に到着すると、すでに全員が整列をして式典が始まる寸前である。桑名の遺族会長が「早く!早く!」と受付で手招きをする。あれ?予定が早まったのか?と思いながら、小走りで列のところにいくと、知事が略礼服に身を包んで立っている。
 まあ、珍しい!確か前回は副知事の出席だったのにと思い出していると、知事が自分の隣を指差しながら「ここが副議長の場所」と教えてくれた。
 宮司を先頭に県遺族会長の斎藤先生や護国神社奉賛会長の乙部先生の後を知事と一緒に本殿へ向かう。
 席に名前が書いてありますからと言われて、自分の名前を探して座ってみると、ナンと最前列の端っこ。隣が知事である。
 座ったのはいいが、しばらくしてコレは大変なところに座った!と言うことに気が付いた。最前列の入り口に向かっての端っこと言うのは、風を遮るものがなにもない、まさに断崖絶壁の最先端に立っているようなものである。
 吹き付けてくる寒風をわが身一つで防いでいる・・・何と言う寒さじゃ!しかし、ここに座った以上、耐えなければならない!そう、固く決意をして、座ってはみたが、これが本当に寒い!
 しかも、「春季大祭」なので、式典もいつもに比して丁寧で、当然、長い。祝詞も二つ、舞楽も二つ、トドメは前員弁町長である英霊に応える会々長の「万歳三唱」の前置きの挨拶。「ソ満国境・・・」と出始めたので、これは長いぞ!と覚悟は決めたものの、やはり長かった。
 その間、ズーッと寒風に身をさらして座っていて、ふと、気が付いた。ああ、この席は知事の風除けの席なのだ!醜の御盾として散華された英霊のご冥福を祈りつつ、知事の風除けの盾として座っている・・・何と言う運命の皮肉か!
 日ごろから知事の悪口ばかり言っている報いがコンナ形で出てくるとは。
 
 いずれにしても、知事の風除けとしての「議会の役割」を見事に果たした護国神社でありました。ついでに、風邪まで引いて・・・???
 

阪神淡路大震災から11年!今、蘇えるアノ年の記憶!

2006年04月21日 05時51分41秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は午前中一杯を神戸で過ごした。何しに神戸まで行ったかは?また、別の機会に報告するとして、泊まったホテルのすぐ近くに「阪神淡路大震災」の「メモリアルパーク」があったので、行ってみた。
 メリケン波止場とオリエンタルホテル(もちろん、こんな高級なホテルには泊まれるわけがないが)の間にある一角がメモリアルパークである。広々とした何もない空間がそれこそ緑のゴルフ場ならぬ石畳のゴルフ場くらいズーッと見渡す限り広がっている。
 平日と言うこともあるのか、ほとんど人がいない。風が少しキツイが、日差しはまずまず。当初の雨の予想が珍しく外れ、一昨日ほどではないが、太陽が上がってくるに従って、気温もそこそこになってきた。そんな春真っ只中の昼前、人気のないだだっ広いメモリアルパークに佇んでいると、11年前の「大震災」の記憶が蘇えってきた。
 平成7年(1995年)に県議会議員に初めて当選した私にとって、この年は人生の中でも「選挙初当選」と「阪神淡路大震災」・・・この二つの出来事によって、忘れることのできない年となっている。
 この年の1月、私はそれこそ初陣である「選挙」を間近に控えて、連日、挨拶回りや選挙準備にオオワラワで年末年始もなく、走り回っていた。特に反対陣営の動きも厳しさを増してきており、コチラも神経を尖らせて文字通りの「選挙戦」に突入しつつあった頃である。
 そんな「選挙一色」の日常を送っていた17日未明、突如、アノ「大震災」が起こったのである。TVでは燃え上がる現地の惨状を連日、朝から晩まで中継しているし、救援・救出やそれに携わる自衛隊、消防、警察さらにはボランテァの問題、一向に指導力を発揮しないと言うか?危機管理の能力の欠如をさらけ出した村山内閣の無能さなど、震災前には予想だにしなかったさまざまな問題、課題が一挙に噴出し、全国民の関心はまさに「大震災」一点に集中していった。
 当然のことながら、私も含めて周りの人たちも「選挙」のことなど、きれいサッパリ、見事に頭の中から忘れ去り、世の中の関心事は文字通り「大震災」のみとなった。これが、私にとって幸いしたのか?完全に世間から忘れ去られたのか?は定かではないが、結果として「無投票当選」となった。
 メモリアルパークの海際に当時の惨状をそのまま「保存」している波止場の跡がある。その無残にも崩れ、曲がり、傾いてしまっている昔の波止場跡を見詰めていると、改めて自然の力の大きさ、もの凄さを感じてしまいました。
 災害は忘れた頃に・・・の言葉どおり、ややもすれば記憶の中から消えていく恐ろしさを心に刻みながら、ふと横を見ると、アメリカ人らしき若いカップルがジーッとそのメモリアルのプレートを眺めていました。

 大震災の教訓を後世にシッカリと伝えていくためにも、色んな意味で、自然との共生を考えていくためにも、少なくとも日本人の頭の中から「阪神淡路大震災」の記憶を絶対に消してはならない・・・そんな思いで神戸を後にした昨日でした。