三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

県民の目線!議会の目線!

2005年12月14日 07時49分20秒 | 社会、政治、三重県、議員
 イヤ~!驚きました!ビックリしました!昨日の「選挙区調査特別委員会」!年内に「方向」を確定すると言う各会派の合意の下、議論を進めてきて、いよいよ最終段階と思っていたら、突然、予想もしない「鳥羽選挙区」の減員や「多気選挙区」の減員、さらには「いなべ選挙区」を「いなべ市」と「東員町」に「分区」する案が飛び出してきて、頭の中が大混乱になってしまいました。
 ただですら「6通りのパターン」でややこしいのに、第7案、第8案が登場してくるとは・・・?年内に本気でまとめる気があるなら、今さら7や8を出すのではなく、当然、今までに示されてきた「6通りのパターン」をベースに議論をするのが当たり前と思いますが、間違っているのでしょうか?
 これから、どこと「合併」するのか?マッタク予想がつかない「鳥羽市」を、県議会が勝手に他の市との「合区」をしてしまうようなことは、絶対にしてはいけないし、本来、鳥羽市民が決定すべき「合併相手」を県議会がキメてしまうようなことも絶対にしてはいけないと思います。
 また、今まで「員弁郡」選挙区として一つにまとまってきた所を、県会議員の都合で、積極的な理由もないまま・・・ムリにでも分ければ、大幅に一票の格差が縮まるとでも言うのならば別ですが、そんな理由もないのに「いなべ市」と「東員町」に分区するのは、それこそ某地元クオリティーペーパーに「お手盛り」と批判されても仕方がない結果になってしまうのではないでしょうか?
 こんな「虚々実々」の「駆け引き」をしなくても「県民」の「常識」で判断していけば、おのずから決まってくると思いますが、いかがですか?
 午前中の「選挙区調査特別委員会」とは打って変わって、昼からの「県民ミーティング」は本当に爽やかで、勉強になりました。
 県下各地からご参集いただいた「県民委員」の皆さん!本当にご苦労様です。本ブログからも御礼申し上げます。「人口減少社会切り拓く」との大変難しいテーマにも拘わらず、それぞれの委員の皆さんが真摯にご議論いただき、貴重なご意見やご要望を述べていただいたことに敬意を表します。
 とりわけ目からウロコの感があったのは松井先生の「県議会」の「役割」は、この人口減少社会の到来で最もダメージを受ける「若い世代」と「子供を生める母親の世代」の意見をよく聞くことと、現実に成果がでていない「現在の施策」のチェックをすることとのご意見でありました。
 これから2回、3回と会合を開く予定ですが、さらに実りある議論が展開されることを期待しております。
 それはそうと、総企のOさん、わざわざメールをいただき有難うございます。お互いに飲みすぎには注意をしましょう!飲んだらコートから手を出して歩け!のご注意はナゼかしら実感がこもっておりまして、ムチャクチャ、説得力があります。私も「転ばぬ先の杖」と思って、手を出して歩くことにします。でも、手が寒い!そうだ「手袋」はどこだ?ああ!アノ盗られた鞄の中に入れたままだった!!