三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

御用納めだ!年末だ!

2005年12月29日 05時58分37秒 | 社会、政治、三重県、議員
 毎年、暮になると地元のシクラメンを持って、各役所に「一年間の御礼」と「来年もよろしく」との気持ちをこめて、挨拶廻りをする。昨日、車一杯に温室に預けておいたシクラメンの鉢を積んで、アチラこちらの役所を廻った。
 日ごろ、何かとムリを言っている名古屋の「JH」や「UR]・・・最近は横文字のところが増えてきて、それだけを見てもどこの「役所?」か解らないところがある・・・をはじめ、地元では国土交通省の「木曽川下流」や「北勢国道」など国の出先などを廻る他、当然、「特別」に、「トクベツ」にお世話になっている「副県民局長」、「建設部」、「農水部」などを廻ってお礼を言いがてら、来年度の事業要望などをお願いして来る。
 まあ、相手にしてみれば、「安い」シクラメンでアレもコレもと言ってくる訳であるので、ずうずうしいヤツと思っているかもしれないが、「シクラメン」一つで数千万の事業を、地元に持って来れれば(そんなもので来るわけ無いか!)儲けモノと考えているので、「鰯の頭」並みの「信仰」で一生懸命、廻っている。
 来年は「木曽岬干拓」への「土砂搬入」や「県道バイパス」建設が本格化するので、どうしても「高度利用」へ向けた「土地利用計画」の策定が求められることになるし、合併後の「新桑名市」の「総合計画」策定に伴う「新規事業」は、一定の「合併効果」を醸成する上でも、ぜひとも推進していかなければならない。
 アレやコレやのお願いを「シクラメン」一鉢で、実現しようとしているのだから、自分ながらナカナカの心臓だとは思います。まあ、難しい要望実現のためには、後は「脅し」と「スカし」があるのみと考えていますので、得意のその手段もシッカリとやってナンとか実現して行こうと思っています。
 いろいろな役所を廻って、最後に桑名警察に行った。「小さな鉢で恥かしいんですが・・・」と言いながら、最近の治安情勢や交通事故の現状などの話をし、「年末年始は大変ですね!」と「労」をねぎらいつつ、さりげなく「ところで、私の鞄は見つかりましたでしょうか?」と半分、アキラメ気味に尋ねてみた。
 「いや!まだ見つかりません!懸命に捜査しているのですが・・・」と予想通りの署長の答え。「本当は重大な書類が入っているんです!」と言ってみても、今さら「説得力」はない。「ナンとかお願いします」と哀願調で「最期のお願い」をして、署長室を出てきた。
 車に乗ろうと後ろを見ると、ナンと署長が駐車場まで、見送りに出てきている。ああ!これで「ご勘弁を・・」と言う事か?今年も御用納めか?