三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

定例会最終日、どうもいつもとチョッと違うような???

2007年06月30日 08時47分52秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は定例会最終日。今回はいつもと違って何かしら忙しい。開会前に議長と打ち合わせをしたり、議会事務局から色々なプロジェクトチームに関する説明や最後の調整などで議論をしたりで、わずかな時間ではあるが、バタバタしている。
 引き続いての本会議。それぞれの常任委員長から「委員長報告」が順次なされるのであるが、コレがいつもの「委員長報告」と少し趣が違う。「なお書き」がやたらと多い。「なお書き」と言うのは委員長が一通り「審査の結果」などを報告した後「なお、特に議論のあったこと・・・」と付け加える部分のことである。この「なお書き」が七つの常任委員会の内、実に六つの「委員長報告」で出てきたのである。
 つまり、それだけ本定例会での委員会議論が活発であったと言うか?一言物申したい議員が増えたと言うか?ナンでも執行部の仰るとおりの従来型の「追認機関」から徐々にではあるがソレナリニ脱却してきたか?などと思わずニッコリとしてしまうような委員長報告が続くのである。
 その「委員長報告」が終わると、いよいよ議案の採決である。ただ、コチラも今回はいつもとチョッと違っていた。共産党さんの反対討論はいつものことであるが、昨日は私ども「新政みえ」が賛成討論をしたのである。
 あれだけ文句を言っていて「賛成」とは?と思われる方もおられるかもしれませんが、文句を言うことと「反対」とは当然違います。
 補正予算を含む今回提案された議案に対して「注文」も「期待」も「要望」もキチッと付けた上で、「何故に賛成なのか?」を明確にしたのであります。
 反対なら反対の、賛成なら賛成のソノ「根拠」と「理由」を県民の皆様の前に明らかにした上で賛否の意思表示をする・・・こんなことは議会制民主主義のイロハのイですが、それが今まではヤヤもすると軽んじられてきた。
 それを本来あるべき姿に戻したのであります。マア、自民党さんは予想通り「理由」も「根拠」も明らかにしないままに賛成の起立をしていましたが・・・。

 補正予算に付帯決議が付いたり、執行部の向うを張った「政策討議会議」が出来たり、次々と新しいプロジェクトチームが誕生したり、「こんな6月定例会なんて見たことがない!」と議会関係者が異口同音に口を揃える異例の定例会が終わりました。
 サテ、これからは暑いアツイ夏と熱いアツイ参議院選挙を迎えます。夏休みを実感できるのは7月29日以降か???

いよいよコレからが問題です???

2007年06月29日 07時34分38秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は朝から「各派代表者会議」と「議会運営委員会」が開催され、前夜の酒が抜けきらないまま出席をした。
 定例会もいよいよ終盤。最終日の議事日程や今後議会として取り組むべき事などを協議するのであるが、昨日は特筆すべきことが一つ決定をされた。それは「政策討議会議」の設置が合意をみたことである。
 この「政策討議会議」は私が代表質問で現在の執行部による「政策形成手法」・・・すなわちナニか一つの政策構想などを作り上げるときに、毎度お馴染みの「○○審議会」に諮問し、ソコからの答申?を基に議会や県民の意見を「節目、節目」で聞きながらナンとか構想や基本計画を作ると言う相も変らぬ旧態依然たる「ガバナンス」「共治」とは程遠い政策形成手法・・・ソレを批判したことに端を発して、それじゃあ「議会」側で議員討議によって「政策形成」を図っていこうと言うことになり、この「会議」となった次第である。
 当然、「政策討議会議」は議会基本条例第14条に基づく正式の付属機関として設置されるものであり、条例による常設の機関になる。
 県政に関する喫緊かつ重要なテーマを討議し、議会としての「政策意思」を纏め上げることを目的としており、第1回目のテーマは皆様ご期待通りの「新博物館」である。
 おそらく執行部側よりは議会側の方が早く一定の結論と言うか?それなりの構想をまとめることとなるが、出来上がった後のその取り扱いが大きな課題になってくる。

 折角、生活部長が「議会意見」は「常任委員会で・・・」と仰っていただいているので、プロジェクトチームから常任委員会に上げ、当然、議員だけで審議をし、できれば「委員会発議」で「議案」として「新博物館構想」なり「新博物館基本計画」を提案する・・・そんな形が採れないか?と考えています。
 ただ、その場合、「予算」を伴う「議案」を委員会発議で何処まで出せるのか?などマダマダ今から勉強しなければならない課題も山積しているだけに、それなりの学識者?の皆さんのご意見を伺いながら、具体化して行こうと思っています。
 しかし、新しい「政策形成」の場は動き出しました。この動きをさらに加速させるために何ができるか?サア、暑さを吹っ飛ばして、がんばるぞ!!!

 

活気あふれる総括質疑?議会はマスマス元気に!!!

2007年06月27日 13時52分28秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は一連の予算審議を締めくくる「予算・決算常任委員会」の総括質疑。各会派の代表選手が当面する県政の課題や今回の補正予算について、知事以下執行部に対して質疑、質問を行った。
 私ども「新政みえ」からは県政全般については全ての数字が頭の中に叩き込まれているO議員とその補足で私が質問に立った。持ち時間は35分。
 O議員が「補正予算」「県民しあわせプラン」「道路整備戦略」の3点セットで、当局の見解を質したが、総務部長の勉強不足と言うか?総括質疑を甘く見ていると言うか?後ろで控えている補佐役が数字を渡さないのか?は定かではないが、当初予算や補正予算の基本的な数字すらナカナカ出てこない。
 「道路整備戦略」ではさすがの知事も思い余ったのか?整備戦略の「財源」を聞いているにもかかわらず、後ろに座っている県土整備部長に答弁をさせる始末。事業の「財源」を事業を「執行」する部長が答弁すると言う前代未聞の本末転倒の光景が出現をした。
 私も含め、他会派のほとんどの議員は今定例会で議論が沸騰した「久居庁舎」を「津南警察署」に転用する問題を取り上げ、警察本部や県のガバナンス不足と言うよりは基本的な政策形成に議会や県民の参加を無意識の内に拒否をしている姿勢を糾弾した。

 とりわけ、昨日の「総括質疑」のハイライトは補正予算の採決の後、全会派から提案された「付帯決議」である。1、警察署庁舎整備予算の執行に当たっては、住民や市町への説明責任を果たすこと。2、公共施設の整備に当たっては、県民サービスの利便性を確保すること。3、重要な政策決定に当たっては、ガバナンスの観点から十分に県民や議会の意向を踏まえること。以上の3点が議決された。
 すべて極々当たり前の事柄であるが、こんな常識的なことを改めて議決しなければならないのが、現在の県行政の実情である。
 でも、真のガバナンスを確立するための、大きな一歩になるのではとの期待と共産党まで含む全会一致で議決できたことは三重県議会が二元代表制の下、対執行部では一枚岩?になれると言う事を証明できた画期的な出来事と捉えています。
 「ガバナンス定例会」の締めくくりとしてはマズは上出来の総括質疑となりました。

北海道のことと思っていたのに???

2007年06月27日 05時57分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
 連日、北海道の「ミートホープ社」の事件が紙面を賑わしている。知れば知るほど酷い事件で、現実にコンナコトが長年にわたり行われてきたのか?と信じられないくらいである。
 他社の賞味期限切れのコロッケを格安で仕入れ、ラベルを張り替えて再出荷するなどは可愛らしい方で、水を混ぜたとか、着色したとか、牛肉に豚肉や鶏肉を混入したとか、外国産の肉を国産に見せかけたとか、マア、コレでもか!と言わんばかりに次から次へと不正が明らかになってくる。
 しかし、こんなことも遠い北海道での出来事と、他人事とは言いませんが、少なくとも自分の身近な出来事であるとは思っていなかったのですが、昨日、地元廻りをしていて「エッ?こんなところでもカノ『ミートホープ社』の製品が売られていたの?」と心底、驚いてしまった。しかも、某大手量販店。
 たまたま、その店にお勤めの方のお宅に上がりこんで、選挙のお礼や近況の報告などトリトメのない話をしていると、日ごろはドチラかと言うとヒョウキンな性格と思っていた方が真顔でしかも真剣な面持ちで、声を落として「実は今、話題のミートホープ社の製品をつい先日まで私どもの店でも売っていたんです」と驚くべきことを話し出すではないか。
 「ミートホープ社って?あの北海道のミートホープ社?」とコチラも思わず聞き返してしまった。
 「ミートホープ社」が生協に納入していたことはマスコミ報道で知っていたが、生協だけではなく、コンナ近くのスーパーでも店頭に並んでいたとは・・・!!!
 買って食べた人に健康被害は?イツごろからどれくらいの量が売られていたのか?イロンナことが頭の中を駆け巡った。

 先日、身体の神経が徐々に侵されてくる原因も治療法も未だ判らない難病の治療に関して某大学病院にお邪魔をしたが、ヒョットするとコンナ病気の原因の一つがミートホープ社の製品などを長年にわたり口にしていた事にあるかもしれないなどとツイツイ考えてしまう。
 スグに症状がでてくれば、因果関係も判断がつくが、少しづつ少しづつ侵されてくるような場合はナカナカ判断がつかない。
 それだけに、内部告発にスグに腰を上げなかった、農水省の責任は本当に重いと思います。
 それにしても、県内のこんな状況を掌握しているのは県庁ではイッタイどの部局なのか?農商部か?それとも健康福祉部か?ドチラでもイイや!早速、聞いてみよう!!!

「官の論理」が透けて見える???

2007年06月26日 06時08分26秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「総務・生活常任委員会」が開催され出席をした。別に私の所属委員会ではないのであるが、「総務」は今、議論が沸騰している「久居庁舎」の管轄部署、「生活」は例の「新博物館」を所管している部署と・・・ソレゾレがそれなりに今定例会の話題の「部」と言うか?目玉の「部」と言うか?現在の県政を占う上で象徴的な「部」であるが故に、地元での大事な「活動」を犠牲にしてまでもオズオズと顔を出したのである。
 当然、「傍聴議員」の立場であるので、他の議員全員が発言をして、もう誰も発言をしないのをヨク確認した上で、委員長に遠慮がちに許可を頂き、簡潔にテ身近に、しかも要領よく、余りデシャバラナイように発言をしなければならないのであるが、ソコはソレ、生来の謙虚さが禍をして、ツイツイいつもの調子で、大声をだしてしまったのである。
 新博物館・・・コレはこれから如何するのか?よく判りませんが、「ナゼ、フラットに議会や県民と政策形成の段階から議論をしないの?」と生活部長にお伺いをすると「タタキ台がないと議論にならないでしょう」との答え。
 つまり、官が「タタキ台」を用意しますから、議会や県民はソノ「タタキ台」に基づいて議論をすればよい。言い換えれば責任ある「政策形成」は官でしか出来ない・・・ソウ仰るのである。
 久居庁舎・・・総務部長がこのことは「総合的に勘案して決めた」と仰るので「総合的にとは・・・?」とお伺いすると「警察から総務に、総務から関係部署に意見を聞き、問題がないので、警察に了と返事をした」との答弁が返って来た。
 「ソノ中に議会とか県民は入っていないのですか?」と聞くと、慌てて「コレは行政内部の話。次からは節目、節目で議会の意見を・・・」と弁明にコレ努める。
 要はここでも「官が作ったもの」に議会や県民の意見をと・・・本音の部分が見えてくる。

 でも、地元の活動を振り捨てて行った成果もそれなりにありました。「議会が新博物館についての考えを纏めて出してきたら、ドウ取り扱うか?」と生活部長にお伺いをすると「常任委員会で・・・」との思いがけない答弁。ソウか!執行部が出してくる「議案」や「所管事項」と同じように「常任委員会」で議論の俎上に載せてもらえるのだ!!綸言汗の如し・・・後になって、「アレは違いました!」とか「言葉足らずで!」などとは絶対に言わないように・・・!!!

ヤッパリ、キーワードはガバナンス???

2007年06月23日 06時24分18秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は一日、地元廻り。以前から頼まれていた難病治療調査のために某大学病院に相談に行ったり、参議院比例区候補予定者の事務所の方と一緒に、地元企業を支援要請で廻ったり、本格的な梅雨の到来を思わせる雨をもモノトモセズ動き回っていた。
 ソンナ雨でずぶ濡れになりながらの難行苦行の最中、県議会からは「教育・警察分科会」での議論の様子が携帯に入ってくる。チョッと紛糾しているようである。
 ご承知のように三重県議会では予算案は「予算・決算常任委員会」に一括付託をし、ソレを受けた形で、各常任委員会ごとに設置された「分科会」で分割審査をした後、「予・決」の本委員会で採決すると言う仕組みを採っている。そのため、昨日は「警察、教育」関係の補正予算の審議が行われたのである。
 その「教・警分科会」での議論が沸騰しているとの連絡。どうも前にも本ブログで指摘をした久居庁舎を津南警察署として使用しようとすることに関して「ガバナンスが不足」しているのではないか?と委員から声が上がっているとのことである。
 当然である。出先の庁舎はソノ地域の住民に一番身近な県の施設であり、その出先の庁舎をドウ使うか?は当該地域住民にとって、極めて重要な問題である。その重要な問題を地域の皆さんに十分な説明もご納得もないまま、「このように使うほうが地域にとって有効である」と上の方々?が勝手に決定をして、「コウ使うことにしたので住民は黙ってついて来い!」と一方的にノタマワッテモ、ナカナカそうはいかない。
 県有財産である「県庁舎」は当たり前のことではあるが、「県民の財産」である。その「県民の財産」の使用目的を変更するためには、その「財産」の所有者であり、F前議長ではないが「利害関係者」であり、その施設からのサービスの受けてである「県民」への十分な説明と、ご納得が前提となるのは言うまでのないことである。

 県議会はモチロン、県民の皆さんへの十分な説明・・・と言うよりは「その庁舎をドウ使うのがベストか?」の議論を県議会、県民の皆さんとともにシッカリとした上で、決定していくことが求められているのではないでしょうか?
 ヤッパリ、今定例会のキーワードは「ガバナンス」なんですね!!!

議場は冷静な議論が、場外は???

2007年06月20日 08時13分10秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は一般質問二日目。津市のM議員が巨体をゆすりながら「メタボリックシンドローム」対策の質問をしたのは面白かった。しかし、全体に真面目と言うか?比較的オトナシイ?議員の質問が続いたので、ソレゾレの質問の内容はそれなりによく考えられていて、勉強にはなりましたが、盛り上がりと言うか?客席が期待をば致しております執行部相手の丁々発止のやり取りは余り見られず、そんな場面を期待してご覧になっていた方はイマイチ物足りなかったのではないか?とも思います。
 でも、本会議の一般質問はプロレスのショーではありませんので、粛々と県政の課題や地域の問題について突っ込んだ実のあるやり取りがあれば、双方がムキになってやり合いをせずとも成熟をした議会の対応としてはソレナリの値打ちがあるのではないか?とも思います。
 そんな静かな議場とは裏腹に、議場の外では結構、熱ポイやり取りが展開されておりました。
 その代表的な議論の課題が先日のブログにも書きました「緊急課題」対応する「プロジェクトチーム」の仕組みと言うか位置づけと言うか?制度設計の問題であります。
 当面、知事が提案をしている「新博物館構想」に議会としてドウ考え方を集約するか?の仕組み作りであるが、最も大切なことは、これからもイロイロと出てくるであろう様々な課題に対して議会意思を的確に作り上げることが出来る・・・充実した議員間討議がスムーズに出来るシステムをこの際、作ることだと思います。
 そのためには常任委員会や特別委員会、さらには各会派での議論をフィードバックさせながら、「議会議論」を一つの「議会意思」に集約していく常設の討議機関が必要ではないでしょうか?

 こんな議論を昼休みだとか?休憩時間に議長や他会派はモチロン我が会派内でも展開をば致しておりました。屋上屋を重ねることになるのでは?議員をコレ以上忙しくしてドウスル?議会事務局が音を上げている!ココの課題を食いちぎるだけで終わるのでは?など等イロンナ心配やご意見が出ております。
 ソンナ疑問や心配に丁寧に慎重に解決策を求めつつ、「議会議論」の集約・・・議会意思を創り上げて行くシステム作りにまい進をば致しておる昨今でありますが、ナンもそんなに気張らずともと思っておられる方がドコかに・・・???

感動の「高橋千秋総決起集会」!サア、逆転の夏へ!!!

2007年06月17日 07時39分23秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は津市のメッセウイングで「高橋千秋総決起集会」が盛大に本当に盛大に開催され、出席をした。
 天気は晴天。湿度も風もない爽快な土曜日。東名阪のリフレッシュ工事も漸く終わったのか?サホドの交通渋滞もなく、極めて順調に開会30分前には津インターを降りた。
 東名阪は順調であったが、津インターの料金所を出た途端、道路は会場に向かう車で大渋滞。今まで、何度もこの渋滞に巻き込まれて、遅刻をしたり、大慌てで壇上に駆け上がったりの苦い経験があるので、そこはソレ、学習効果と言うか?培った経験が生む知恵と言うか?農協GSからサッと横道へ。ほとんど車が走っていない裏の農道をツタって会場入り口へ廻りこんだ。
 延々と続く車の列を横目に、悠々と駐車場に車を停め、会場に入ると、受付付近はドコから沸いてきたのか?と思うほど人並みで一杯。ロビーも押すなへすなの大混雑である。
 受付をしてホールに入って驚いた。アノ「メッセウイング」のホールが全部ぶち抜きでワンフロアーになっている。そしてソノ広いひろいフロアー一面に椅子がビッシリと並べられている。イッタイ、幾つ並んでいるのだろう?勘定しようとしても、チョッとやソットでは数えられないくらい見渡す限り、あたり一面り椅子、いす、イス。

 驚きを通り越して感動したような声で「このホールがワンフロアーになったのを初めて見た」と顔見知りの新聞記者が話しかけてきた。「本当にこの会場が人で埋まるんでしょうか?」と心配気で質問してきたが、そんな心配はものの10分足らずで吹き飛んでしまった。
 まさに超満員!コレでもか!とばかりに並べられた椅子が文字通りスベテ埋め尽くされて更に壁際一杯に立ち見の人垣が出来ている。掛け値なしの主催者発表「3200名」である。
 その3200名が総立ちで、コブシを挙げ勝利への団結を誓った!残すところ僅か!がんばろう!!!

ナンだか?一層、知事が遠くに行ってしまった様な???

2007年06月16日 17時21分40秒 | 社会、政治、三重県、議員
 1週間以上もズ~ッと引きぱなしで鬱陶しかった風邪も漸く治り、元の元気一杯、いつもの冴えにサエタ頭脳の状態にに戻ってみると、今定例会の何となく納得できないと言うか?割り切れないと言うか?ドウ考えてみてもヤハリオカシイと言う点が見え始めてきた。
 その「キーワード」はズバリ言うと「ガバナンス」!!
 代表質問で私のほうから目下、県議会で最もホットな話題である「新博物館構想」なるもののコンセプトを形成していく手法としては、もうそれこそ「博物館」にでも展示しなければならないような「歴史的遺物」とも言うべき「審議会諮問」方式を止めて、「知事」「県議会」「県民」の三者が知恵を絞って、徹底、議論をして創り上げて行く「ガバナンス」方式、「共治」方式に切り替えたらどうですか?と提案させていただいたが、マッタク、聴く耳持たずと言うか?取り合ってももらえなかった。
 一昨日の一般質問で志摩市のN議員が「警察署」の設置、立替計画などが住民と十分に話し合いががないまま、また、県議会との真摯な議論がないまま、実施されようとしていることに「ガバナンス」がない!と怒っていた。
 その議論を聞いていて、説明もしていない「警察協議会」でイカにも説明をしたかのように取り繕う辺りは、鳥羽の警察署の立替問題はナルホド「ガバナンス」が不足していると感じたところです。
 しかし、それ以上に県の「久居庁舎」を「津南警察署」として使用する話にはイササカ、ブッタまげてしまいました!!!
 昨年、私は「教育・警察常任委員会」に所属しておりましたが、その委員会で「久居庁舎」を「津南警察署」として使用するなんて・・・こんな話は一度も聞いたことがない。今議会で、突然、議案として上がってきたときには、当然、昨年の「総務委員会」で説明されていたんだと勝手に理解をしていたが、なんとソコでもそんな説明はなかったとのこと。
 ナンでも聞き及ぶところによれば、現場の県職員も初耳で、引越しの段取りや何だかんだで大慌てだそうである。

 コンナ大事な話を誰がドコで、議会とも一切、相談もモチロン説明もなく、決めたのか?「ヨラしむべし、知らしむべからず」・・・マダマダ「ガバナンス」なんて、遠い、遠い世界の話か???

もう、ソロソロ、「審議会」がら「ガバナンス」へ???

2007年06月13日 08時30分07秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「代表質問」。我が会派「新政みえ」を代表して70分間の質問を行なった。準備の段階では70分あれば、ナンとか予定をしている内容全部をソコソコ喋れると思っていたが、イザ、本番になるとヤッパリ、時間が足りなく、最後の「木曽岬干拓」はかなり大急ぎの質問になってしまった。
 この辺りの時間の配分は本当に難しい。何度、やってもその時の答弁や再質問の状況で変わってしまうし、とりわけ前向きの答弁が返ってこないときは、どうしてもムキになってしまい、時間が経つのも忘れてしまう。
 昨日も「新博物館構想」について、その政策形成手法を従来型と言うか?旧来そのままと言うか?旧態依然と言うか?相も変わらずと言うか?古色蒼然の「審議会」に諮問する方式から、知事得意の「ガバナンス方式」「共冶方式」・・・つまり、知事、議会、県民で一緒に構想を考え、決定していく方式に変えようと提案をしたが、マッタク箸にも棒にもかからない答弁が返ってきて、マタマタ、ムキになってしまい時間を浪費してしまった。
 今までも、「審議会」などと言う権威を利用することで、その実、事務局作成の台本どおりの答申をカモフラージュしたり、何処かのシンクタンク?にマル投げをしてつくってもらった「構想」をそれなりの手順を踏んだように見せかけたりしてきたキライがあるのではないか?と常々考えをばいたしておりましただけに、ヒョットすると知事も私の提案に賛成してくれるのでは?などと言う淡い期待を持っておりましたが、ものの見事にその期待は裏切られてしまいました。
 もう、ソロソロこんな政策形成の手法は卒業しないと、恥かしくって「ガバナンス」だの「共冶」などとは人前では言えないのではないかと思います。
 
 代表質問が終わって、控え室に戻り、一服をいていると「議長がチョッと来て欲しいと言ってます」との連絡。何事か?と議長室に赴くと「議会側で新博物館構想を考えるプロジェクトチームを作りたい」「ついては感性?豊かな若手を出して欲しい」との提案。
 当然、何の異論もないので、次の代表者会議に諮る事で意見が一致した。知事の考え、議会の考え、そして県民の皆さんの考えを基に、徹底、議論をして政策方向を決める・・・これこそガバナンスだと思うんですが???