三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

ビックリ!シャックリ! 世の中イロイロ!!

2006年05月31日 06時09分35秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日の夜、市内の某大規模団地にお住まいの某不動産会社の社長から「友人が多数集まるので、選挙運動がてらお越しになりませんか?」とお誘いを受け、ナニはともあれ、安いケーキを片手に「ソレデは遠慮なく・・・」とイソイソと出かけたのである。
 その社長とは、今まで何度か「不動産業界」の総会などの場ではお目にかかっているが、ご自宅に招かれたのは初めてであった。
 教えられた通り、ゼンリンの地図を確かめながら、事務所の車で送ってもらったのであるが、行ってみてビックリをした。その団地のソノ辺りは市内でも屈指の高級住宅が立ち並んでいることで有名なところであるが、豪壮なお屋敷が並んでいる中でも、ヒトキは目を見張る三階建ての大邸宅である。
 玄関の門の横についているドアホンを押すと「どうぞ」との返事と共に、門の扉がガチャリ!と音をたてて開いた。電動で扉の施錠が解除されるのだ!扉が手を触れると自動的にスッスーと開いて、コチラもその動きに誘われるように屋敷の中に足を踏み入れた。
 中はまるでチョットした公園のような趣きで、オレンジ色の大型のタイルが敷き詰められた通路を歩いていくと、人の気配を察知して順番に灯っていく足下灯が通路の両側のよく手入れされた植栽を照らし出していく。
 ウワ-!凄いなあ!と感心しながら歩いていくと、ヤット、家のドアが見えてきた。奥さんが玄関先まで迎えに出てきている。
 「ハジメマシテ」と挨拶をして持ってきたケーキの箱を渡してはみたものの「1000円のケーキではチョットまずかったか?」と一瞬、後悔の念が頭をよぎった。
 大きなドアから家の中に入ると、もうナンにかの先客が居るようで、笑い声や談笑する声が聞こえてくる。上がり框には、高そうな靴が4~5足並んでいる。シマッタ!オレは全戸ローラーの流れでコチラに来たので、靴はウオーキング用の汚い履き潰したスニーカーを履いて来てしまった。また、後悔の念が頭をよぎった。
 仕方がないので「仕事の途中、そのままで来てしまったので・・・」とかナンとか言い繕いながら、高級靴の隣に薄汚れたスニーカーを脱いだ。
 広い応接室と言うか?リビングルームと言うか?ナンせ、広いヒロイ部屋に案内をされて入ってみると先客が4名とこの家のご主人が座って喋っている。
 それぞれ紹介をされて、改めて部屋の中を見渡してみると、高価そうな調度品と一緒に50インチはあるかと思われるような巨大な流行りの薄型テレビが鎮座している。我が家ではマダ十ウン年前の25型ブラウン管TVをヒツコク見ているというのに、この差はナンだ!そう言えば「議長室」は液晶で、「副議長室」はブラウン管であった事を思い出した。
 そのうちには4,5人がドヤドヤと入ってきて、いよいよ隣の座敷で宴会である。寿司やイロイロな料理が用意をされていて、ナカナカ豪華である。
 この集まりの趣旨がイマイチ、よく判らないまま宴会は進んでいく。車の話、ゴルフの話、旅行の話など、マッタク、ゼンゼンついていけない話題がつづく。生活が違うと言うか?レベルが違うと言うか?世界が違うと言うか?いつもは人を押しのけてでも、喋ってしまう私ではあるが、ただただ沈黙があるのみ!ヒタスラ、ただヒタスラ(ナンか西塚さんのキャッチコピーみたいであるが)「男は黙って・・・」の世界に閉じこもって酒だけを飲んでいる状態に追い込まれた。

 で、そんな訳で、昨日の朝は二日酔い!ブログを書くことが出来ませんでした。ゴメンナサイ!でも、政治家には政治家の世界があるのです。ブラウン管のTVを見て、ポンコツの車を走らせて、ヒタスラ、ただヒタスラ、選挙活動にまい進する・・・そんな世界が! トホホ??

ジャワ地震・・・決して他人事ではないのでは???

2006年05月29日 05時45分04秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今朝の新聞では「ジャワ地震」の死者が3800名を超え、怪我人は10000人以上、瓦礫の下には、まだ行方不明の人たちが多数いる見込みと報じている。まさに大惨事である。
 インドネシアと言えば、1年半前の「スマトラ沖地震・大津波」がまだ、記憶に新しいが、その傷が癒えぬ間に、その記憶が生々しい間に、再びこのような「大災害」が起きるとは・・・自然の冷酷さ、巨大な力をマザマザと思い知った感じである。
 この大地震が地球温暖化の影響だ!なんて軽々しくは考えませんが、インドネシアの大災害が、決して他人事とは思えないのが、今の日本の異常気象である。
 つい最近でも、気象庁の「暖冬予想」を見事に覆した「寒冬」(こんな言葉があるなんて、昨年までは知りませんでした)現象。しかも、昨年暮からの大雪、ドカ雪が全国的につづき、その「雪害」で100人を超える方々が亡くなると言う信じられない「災害」まで起きてしまった・・・かく言う私自身も、アノ大雪の中、上京し、帰りの新幹線が停まってしまい大変な目に遭った!
 そして、この5月の長雨である。ゴールデンウイークこそ好天気に恵まれたが、アトは雨に次ぐ雨。降ったり止んだりのグズついた鬱陶しい天気が、それこそズーッとつづいている。イッタイ、どうなっているのか?
 また、同じ新聞に、世界最大の島・グリーンランド(デンマーク)の氷が融け始め、氷河の流出が加速していると出ている。一昨年、英国に行ったとき、北極の氷が融けて、テームズ川の水位が上がってきたとの話を聴いたことを思い出した。
 「地球温暖化」対策として「化石燃料」を使わない「エネルギー」の開発促進や議員提案条例である「森林づくり条例」の制定など、本県でもイロイロとやってはいるが、ナカナカ実効が上がっていないのが実情である。
 しかし、こんなことをしていると、その内、自然の力の恐ろしさを思い知るときが来るのでは・・・などと心配をしてしまいます。冷夏?地震?長雨?大雨?台風?イロンナことが考えられます。

 でも、その前に「桑名選挙区」では大地震が起きるかも???

「東海21世紀セミナー」の講師が決まりました!!

2006年05月28日 06時25分55秒 | 社会、政治、三重県、議員
 毎日、鬱陶しい日がつづいていて、来月の初めにはこのまま梅雨入りをすると報じられているが、これからの一月ぐらいは外回りには辛い季節となる。暑いのもイヤだし、寒いのもイヤであるが、雨の外回りが一番、気分が暗くなる。でも、そんな贅沢が言える様な選挙情勢ではないので、ブツブツ言いながら、支援者廻りに精を出していた昨日、東京の友人から携帯に電話が入った。
 電話の内容は以前から依頼をしていた「私のセミナー」の「講師」としとして希望していた方に話が通じた!ついては直接、その方と話をして詳細を決めて欲しいとの連絡であった。・・・私が希望していた「講師」とは、最近、「国家の崩壊」や「国家の呪縛」などのベストセラーを出している外務省職員の「佐藤優氏」である。
 蛇足ではあるが、過去11年間、年に一度、「東海21世紀セミナー」と題して、私の政治団体である「東海21世紀フォーラム」主催で、「講演会」を開催をしてきた。今年は9月8日に予定をしており、その「講師」をお願いしていたのである。
 今までにも、女優の「村松英子」さんや直木賞作家の「中村彰彦」氏などその時々の話題の人や関心の高い人に来ていただき、時事問題はもちろん文化論などを語っていただき、参加者の皆さんと共に「日本」の様々な問題について一緒に考え、議論してきました。その「セミナー」の「講師」として内諾を得たと言うのである。
 早速、教えられた携帯に電話を入れると「ただいま電話に出ることは出来ません・・・」と機械的な声が返ってくる。仕方がないので「トリアエズのお礼とアトで再度、電話をする」旨のルス録を残して電話を切った。
 すると、電話を切った直後に、向うから電話がかかってきた!話をしてみると、すでに「セミナー」の趣旨や内容については、よくご存知で「喜んで、出席させてもらいます」との返事であるが・・・「ただし絶対的な条件があります」と一言付け加わった。
 その「条件」とは「講師謝礼」「交通費」「飲食」など、その類のモノが一切「無い」と言うことであるならば、出席します!・・・と言う、マッタク、予想外の「条件」であった。
 つまり「公務員の倫理規定」に反するようなことは、絶対に出来ない。その「条件」を守ってくれるならば「出席」をすると言うのである。
 まさに「外務省」と極度の緊張関係にある人物の言である。改めてその「人となり」と言うか?戦っている「男の本質」を見る思いで「感動」を憶えた。

 その晩、帰宅すると東京の友人から「参考までに・・・」と送ってくれた雑誌が届いていた。「月間日本」との表題の「民族派」系の月刊誌せある。
 その中の記事に「ミッキー安川のズバリ勝負」との対談記事が出ていて、その対談相手が「佐藤優氏」となっている。
 どんな話がでているのか?と読みかけて止まってしまった。対談相手の「佐藤優氏」の肩書きはナンと・・・「起訴休職外務事務官」!ウーム、さすが!!

集権官治か?分権自治か?今、問われるコイズミ改革??

2006年05月27日 07時58分09秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は久しぶりに議会に行った。副議長の頃は毎日のように行っていた議会も、その役を降りると休会中はサホド行く用事もない。「選挙運動」に専念できる環境になったのは、最近の厳しくなる一方の「桑名選挙区」情勢を考えると有難い。
 それはそうとして、この激しさを増す「選挙情勢」をも顧みず、「津」くんだりまでナニしに行ったか?と申しますと午前11時からホテル「グリーン・パーク津」で開催された「県地方自治危機突破総決起大会」に出席するために行ったのであります。
 会場に入ると正面には「危機突破総決起大会」の大看板がかかり、知事を始め県議会議長や町村会々長など三重県版「地方六団体」の代表がズラリと並んでいる。そして、県議会議員はもちろんのこと、市町村長や各議会のご代表の方、さらには職員の皆さんなどでホテルの6階ホールは文字通り、立錐の余地もない超満員!熱気ムンムンの状態である。
 会場脇の席には県の政策部長や総務部長など県幹部の姿も見える。まさに県庁挙げて、三重県挙げての「決起大会」・・・知事の危機感と言うか?悲壮な決意が感じられる。が・・・司会はナゼかしら政策部のK次長。
 今回の「決起大会」はコイズミ・竹中ラインが「経済・財政諮問会議」の意見を受けて財務省主導による「地方犠牲」による「国の財政再建」を画策しているのではないか?とも言える、「新型交付税」の創設や交付税不交付団体の50%拡大などを内容とする「骨太の方針」を策定しようとするのを断固、阻止するために開催されたもので、月末に予定されている東京での「決起大会」への前哨戦と位置づけられるモノである。
 最初に知事が主催者を代表して挨拶。悲壮感の表れか?危機感のなせるワザか?いつになく「力」が入った挨拶である。つづいて市長会会長や町村議長会会長が地方分権改革の動向報告をし、それを受けて、県議会議長が「緊急決議」の提案を行った。
 満場の拍手で採択された「緊急決議」は「三重県自治体代表者会議」と「三重県地方分権推進連盟」の名前で国に対して送付されることになるのであるが、果たして、この「緊急決議」に秘められた「地方の思い」がコイズミや竹中の心の中に届くであろうか?
 最後に長老の服部町村会会長の音頭で「ガンバローコール」である。年齢を感じさせない元気さで拳が上がった。会場割れんばかりの大きな声が「ガンバロ~!」とコダマした!
 
 いよいよ、国と地方の「生き残りを賭けた」とも言える戦いが始まる。
 私達は、F県議会議長が決議提案で言った「この戦いは集権官治か?分権自治か?」「この国の行く末を決める戦いである!」・・・この言葉をもう一度、噛み締める必要があるのではないか?

やはり、頼りは「幸友会」?山本先生の力をシミジミ??

2006年05月26日 05時48分56秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日につづいて、昨日も気持ちのいい日がつづく。このまま梅雨入りをしてしまうのか?と心配していた天気も一服と言う感じである。そんな爽やかな五月晴れの中、ウオーキングを兼ねた地区全戸ローラーを終えた足で市内で祭行された「宝暦治水薩摩義士追悼法要」に出席をした。
 この「宝暦治水薩摩義士追悼法要」は山本幸雄先生が会長を勤める「薩摩義士奉賛会」と会場となっている「海蔵寺」さんの共催で、多くの犠牲を出しながらも、木曽三川分流治水工事を成し遂げた薩摩義士の遺徳をしのび、その偉業を後世に伝えるため、責任を取って自刃した平田靭負翁の命日にあたる5月25日に毎年、開催されている。
 毎年、多くの人の参拝で賑わう「追悼法要」であるが、今年は例年に比べて少し人出が少ないような気がする。会長である山本先生の姿も見えない。山本先生も90台半ばのご高齢であるので、ヒョットすると身体の調子でも悪くなったのではと心配したが、事情を聞いてみて納得した。
 丁度、この同じ日に岐阜の元国土庁長官松野先生の葬儀が営まれていて、山本先生もソチラに参列をされているとのこと。どうりで毎回、大勢、参加をされている岐阜の皆さんの顔が見えない。
 「追悼法要」が終わり、帰り支度をしていると懐かしい顔ぶれの一団から声が掛かった。「三谷さん久しぶりですね!今度は応援しますよ!」・・・みんな山本先生の後援会「幸友会」のメンバーである。ソレナリニ歳はとってきてはいるが、元気な方ばかり。「有難うございます。近々、一度、お伺いします」と言って分かれたが、シッカリ忘れずに憶えていただいていて、本当に嬉しかった。
 夜は旧市内での地区座談会。7時半開演予定だが、7時前から会場で来場される方を待った。7時がまわっても誰も来ない。本当に集まっていただけるのだろうか?とダンダン、不安になってきたが、開始時間間際になって、ドヤドヤと一斉にお客様のご来場である。用意した椅子がほぼ満席で一安心。
 改めて来場者の顔を見ると、山本先生の秘書時代にお世話になった方が何人も来られている。「座談会」前の雑談は自然に山本先生の選挙の思いで・・・あの時はドウだった、コウダッタ。話がナカナカ途切れないので、本題に入れない。

 やはり、ヤッパリ、昔からの応援団は歳はとっても頼りにナル。でも、この年代の元気な方は、本当に元気!それも「選挙」となると一層、元気になるような・・・???

地域産業はいつになったら元気になるのか??

2006年05月25日 05時57分53秒 | 社会、政治、三重県、議員
 各種団体の総会が一斉に始まり、イロイロと出席をする機会が多い季節となった。昨日も地元商工会の総会。事務所で一仕事をしてから、久しぶりの快晴の下、遅れてはならじと車を走らせた。
 ザーアッと見渡すと、7~80人の会員さんの出席か?例年より少し顔ぶれが少ないような気がする。景気が上向いてきている!北勢地域は空前の工場進出ラッシュ!などと言われている割には、ナントナク全体に元気が感じられない。
 会長さんの挨拶などでも「景気回復の実感がない!」とか「中小零細企業の経営状況はまだまだ厳しい!」などの言葉が並び、上を向いていると報じられている各種経済指標と現実との大きな落差の存在を指摘する声が聞こえてくる。
 確かに桑名商工会議所が出した「景況調査報告」でも、従業員数が50人未満、25人未満の中小零細事業所での「景況感」は「総じて悪い!」との結果が出ている。やはり、今、世間で言われる「業種間格差」「企業間格差」「地域間格差」などがダンダンと広がりつつあるのだろうか? 
 昼過ぎから県の桑名庁舎で「平成18年度管内事務事業概要説明会」が開催され、出席をした。この「説明会」は桑員地区内の各事業事務所(警察も含む)が行う主な事業について県会議員にその内容を説明するために毎年、行っているもので、管内事業全体を把握する上で、また各事業に対する県の考え方や取り組み方向を知るためにも有意義なものである。
 担当者からソレゾレの事業について、多くの説明を受けたが、その中で、特に気になったのは昨年、議員提案条例として議決した「地域産業振興条例」を受けて本年度から新規で行う「地域産業振興方策策定支援事業」である。
 説明によると本年度は「製造業」を対象にした振興方策策定を支援するとしており、そのために既に設置されている「北勢地域経済振興会議」を活用して、議論を深めるとのことであるが、条例の趣旨はそれぞれの「地域特性」を活かして、一次産業から三次産業までの縦割りの壁を取り払い、地域の人たちと協働して「計画的」に振興方策を考えていくことであり、どうも少しずれているような感じがしてなりません。
 言い換えれば「条例」の趣旨が徹底していない!「条例」が出来たので、ナニかそれに見合ったメニューを考えなければならないから、トリアエズ、考えた!・・・ソンナ感じの事業内容になっている。本当にこんなことで「元気」が湧いてくるのだろうか?

 いくら「議会」が頑張っても、それを具体的に執行する側がその気にならないと、それこそ「仏作って、魂入れず」になってしまうのでは・・・???
 

議員研修に参加しました!

2006年05月24日 06時12分36秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は心ならずも「ブログ」をサボってしまいました。新規更新を期待されていた皆様には、そのご期待を裏切る結果となり、深く反省をいたしております。スンマセン!
 でも、言い訳にはなりますが、決して「理由」なくサボったのではありません。それなりのレッキトシタ「理由」があるのであります。それは一昨日・月曜日の朝から上京をいたしまして、赤坂プリンスホテルで開催をされた「民主党 地方自治体議員フォーラム」に参加をし、その夜、ギリギリまで赤坂で飲み続けて最終の新幹線でご帰還。当然のことながら「前夜の疲れ」がドッと出て、朝、起きれなかったのであります。その不甲斐なさを改めて噛み締めております。
 「民主党」の「議員研会場」は全国から約500名ほどの参加者で超満員。我が三重県からは私以外に新政みえのT代表、N幹事長そして若手のH議員、K議員の5名が勇躍、参加をいたしました。
 定刻の午後1時前に到着した私とN幹事長とK議員が、会場の真ん中どころに固まって座り、例によって葬式の断りを言ってから駆けつけてきたので、開会にやや遅れて到着したH議員が後方入り口付近に。レセプションには間に合うように行きますとメールを送ってきたT代表の姿は未だないまま、研修会は進んで行った。
 研修会のメニューは鳩山幹事長の開会の挨拶に引き続いて、管代表代行による「これからの民主党」と題する講演や前ニセコ町長の逢坂代議士による「地域主権確立と国政のあり方」、枝野代議士の「民主党『憲法提言』」、北海道大学の山口二郎教授の「検証『小泉改革の光と影』」などそれぞれ興味深い内容の講演がコレでもか!言わんばかりに並んでいて、「参加して良かった!」と思えるモノに仕上がっている。
 講演はそれなりにナカナカ面白い話が多く、何時もならば話が始まるのと睡魔が襲ってくるのがホトンド同時であるが、珍しく眠気も出てこずソレナリニ真剣に聴いていたが、困ったのは私と隣に座っているN幹事長の携帯電話が交互に鳴ることである。もちろんマナーモードにしてあるので、「音」は出ないが、やはり気になる。
 会場をソット抜け出し、電話に出てみると全部「桑名第3の候補者」についての問い合わせばかり。連合、産別、その他イロイロ、etc。
 講演が終わり、夜は小沢代表を囲んでのレセプション。みんなチャッカリと小沢代表とのツーショットに余念がない。かく言う私もN幹事長もK議員もニッコリ笑っての「ツーショット」をゲットした。・・・ヒョットしたら選挙で使えるかも。
 「ツーショット」のアトはタダヒタスラ、飲み、喰いあるのみである。立食パーティーでの遠慮のかけらも持ち合わせていない議員ばかりの集まりであるから、たちまちの内に料理と名のつく物はズベテ平らげてしまった。

 二次会などに抜けていった閑散とした会場で、まだヒツコク、居残って、残り物の料理を漁ったり、ホテルの従業員の迷惑をも顧みず酒を注文して喋っているとN幹事長が突如、怒り出した。「桑名で候補者をだすなんて・・・」「N議員がかわいそうだ!」。人気のなくなった会場に大きな声が響く。同じ自治労出身なんで、お怒りになるのは、すご~く理解できるが・・・・少しは私のことも心配してもいいんじゃないの。目の前に立っている私のことを??

ヤッパリ「選挙」になるか?新桑名選挙区??

2006年05月22日 05時45分29秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の夕刻、岡田代議士から「一度、会いたい」との連絡があり、川越にある「岡田事務所」に赴いた。コンナ時期、わざわざ向うの方から「会いたい」などとの電話をワザワザよこすなんてことは「おそらく、ロクな話ではないだろう」と思いながら、事務所に入るとイツニなくニコヤカナ顔で出迎えてくれた。
 だいたい、日ごろ笑わない男がニコニコしているときは「ナニか言いにくいこと」を言うときか?自分自身の心に後ろめたい気持ちがあるときか?ぐらいしかない。
 応接室に通されて、珍しくお茶が出て・・・ここの事務所でお茶が出ると言うことはヨホド!本当にヨホド!のときしか出ない・・・何時もならばスグに「本題」に入ってくる男が、昨日は「世間話」から切り出した。昨週の県議会における「役員改選」の話や混乱を極めた「自・無・公」の分裂騒動劇など、ナカナカ「本題」に入ってこない。
 その内、話題が徐々に来春の「県議選」に移っていった。オウ!いよいよ来たぞ!どのミチ、「会いたい!」との話が来た時から、覚悟は出来ているので「焦らさずに、早く言え!」と喉の近くまで声が出かかったが、それをグッと飲み込んで、岡田の次の言葉を待った。
 岡田の話の要点は大きく分けて二つである。一つはこれからの「政局」に大きく関わってくることなので、ここには書くことが出来ないが、もう一つは予想通りと言うか?案の定と言うか?桑名の次期県議選での「新人擁立」の話が進んでいる・・・ついては「了解」して欲しいと言うことであった。
 私が「了解」しなければ、「擁立準備」を止める!てなことはありえないし、「了解」を求めると言うことは、おそらく「擁立」の話が進んでいると言う様な段階ではなく、ほぼ「目途」が立ったと言う事であろう。
 もちろん、これから「新政みえ」「民主党」「連合」の三者による「候補者選考委員会」で揉んで、擁立するかドウか?の最終的な結論を出すことになるのではあるが、一旦、岡田代議士自身が擁立に踏み切った以上、「止めました!」などとの話にはナカナカならないだろうと思う。
 ヤッパリ「選挙」か?・・・今回はヒョットすると楽な「選挙」をさせてもらえるか?と一抹の期待を持っていたが、そんな「期待」をものの見事に打ち砕いてくれた。やはり、楽な「選挙」はさせてもらえない!ナンチュウヤツだ!!

 こうなればヤケクソだ!矢でも鉄砲でも持って来い!アア!またドロドロの選挙か?トホホ???

戦い済んで、一夜が明けて、サテこれから一体、どうなる?

2006年05月21日 05時53分02秒 | 社会、政治、三重県、議員
 県議会定例会の最終日には本会議終了後、各部局長などがソレゾレの幹部職員と一緒に各会派の部屋を訪ね、委員会審議の報告を兼ねて議案議決の礼などを言って廻るのが恒例となっているが、臨時会では議案審査などはほとんどないこともあり、専ら、所管の新委員長や委員に「これからもよろしく」と挨拶して廻ることとなる。
 今回の「役選」で私が所属することになった委員会は「教育・警察常任委員会」と「地域活性化対策特別委員会」である。別に特に希望してコウなった訳ではなく、1期、2期から順番に希望する委員会を割り振っていったら、結果としてコウなってしまったのである。
 ソンナ訳で「教育委員会」や「警察」の皆さんが次々と挨拶に来られる。「これからもよろしく」とか「お手柔らかに」などと笑いながら挨拶をされるが、口は笑いつつも目は「迷惑そのもの!」「また、ウルサイのが来た!」と言っているのが手に取るように判る。・・・「目は口ほどにモノを言う」とはこのことか?
 議員も執行部も悲喜コモゴモの「役選劇」から一夜明けた昨日、朝から行われた国交省による「高潮堤防補強工事起工式」に出席をした。会場には地元選出県議全員が顔を揃えている。隣どおしに座り、顔をつき合わせているが、誰も昨日の「役選」を話題にしない。ソレゾレ思惑が外れた者、期待外れのモノ、シテヤッタリのもの・・・イロイロ心中、複雑で言葉にもならないのか?
 その「起工式」を途中で抜け出して、津市内のホテルで開催された福祉関係の某団体の会長さんの「県民功労賞受賞祝賀会」に向かった。特にその会長さんと特別懇意であったと言う事ではないが、その会長さんの腹心である副会長さんが桑名の方であるし、たまたま私が副議長の時、その授賞式に県議会を代表して出席をしていた・・・そんな縁でお呼びが掛かったのである。
 ホテルの控え室に入ると新津市選出の県会議員がホトンド顔を揃えている。「昨日はお疲れさんでした」と言ってみても、余り反応はない。「役選疲れ」がドッと出てきているのか?それとも「触れられたくない話題」なのか?は定かではないが、ここでも誰一人「役選」について話そうとはしない。話題はモッパラ「次期県議選」である。
 「広くなった!」「ドウやったらイイか?判らない!」「ボーダーが1万8000票くらいか?」などと選挙一色である。

 「役選」が終われば、議員の関心は、もう既に来春の「県議選」に飛んでいる。この心の切り替え、気持ちの切り替え、変わり身の早さ・・・コレがなければ県会議員なんて出来ないか???

正副議長選挙。副議長最後の日は・・・???

2006年05月20日 09時01分56秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は正副議長選挙。つまり私にとっては「副議長」最後の「日」である。副議長室の私物を整理して、会派の部屋に全部持っていく。ナントナク、淋しいような、一種独特の感慨が胸をよぎりました。
 机の上のネームプレ-トも私の名前が書かれたのがなくなり、いつの間にか元の「副議長」とだけ書かれた札に替わっている。・・・ソンナのを見ていると、この一年間のイロイロな出来事や恥をかいたこと、失敗したことなどが次々に浮かんできて、改めて議長や議会事務局の皆さんにご迷惑を掛けたなあ!と反省しきりの私でありました。
 本会議は午前10時から。それに先立って「代表者会」、「議会運営委員会」がそれぞれ開催をされ、「代表者会」の一般公開(岐阜県に次いで全国で二番目だそうだが)や「正副議長報酬の日割り支給」などが「最後の仕事」として決まり、正副議長選挙に臨んだ。
 議長はすでに議場外に待機。私が本会議の最初から議長席に座る・・・実は最初から議長席に座るのは、これが最初で最後である。「本日の会議を開きます」・・・初めて言いました。
 「議長の辞職を許可することに異議ありませんか?」と言って、いよいよ「議長選挙」である。結果は全会一致で「藤田議長」が選出された。新議長が選出されれば、私の役はここまで。議長交代で、今度は私が辞職する番である。
 議長席の裏から議場の外へ。議場入り口の扉の外で待っていると「三谷哲央君の辞職を許可することに異議はありませんか?」との新議長の声が聞こえてくる。「異議な~し!」と誰一人「異議」を申すものもなく(当たり前ではあるが)、「辞職」が「許可」された。・・・一人ぐらい「名副議長だから引き続きヤッテモラッタラ?」なんて言うモノがいてもイイのに??
 ゴクゴク簡単に「辞職」が許可され、議場に入る。自分の議席に座ると「ご挨拶を・・・」と辞任の挨拶を促がされた。
 予め用意をしていた「あいさつ文」の一箇所だけ手直しをして演壇に上がった。ドコを手直しをしたか?と申しますと「この一年・・・知事、執行部の皆さんの協力」と言う箇所に「格別の協力」と二文字を書き加えたのであります。
 これは決して「嫌味」や「皮肉」で書き加えたのではなく、心底、本当に、素直にソウ思っているのです。これからも余りイジメナイヨウ、よろしくお願いします。
 正副議長選挙が終わり、常任委員会・特別委員会の委員長互選も終わり、自分が戻るべき部屋は、もう「副議長室」ではなく当然のことながら「会派控え室」である。
 その「会派控え室」でお茶を飲んでいると「正副議長の退任式をしますので・・・」と呼びに来た。「そう、そう、忘れていた!」と慌てて3階の「特別応接室」へ。
 型どおりの挨拶を済ませると、今度は「花束贈呈」である。そのナカナカ立派な花束を持って「会派」に戻ると、会派の女の子が、その花束を見て嬉しそうに「退任ではなしに退職のようですね!」と大声をあげた。

 ヒョットすると花束を贈るほうも、周りでその花束を見ている人も「退任」ではなく「退職」を期待しているのかも・・・???