三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

政権交代へ!12日の戦い始まる!!

2005年08月31日 06時15分07秒 | 社会、政治、三重県、議員
 9時半から三重郡川越町の岡田かつや選挙事務所で出陣式。特に動員もしていないのに、1,000名を超える人たちで会場の駐車場が埋め尽くされる。「新政みえ」の県議の皆さんを始め、近隣の市町議員の方々が大勢参加されている。来賓席に誰も座ろうとしないので、参加者の中を見渡すと、東員町長の顔が見える。早速、いの一番に座ってもらった。
 井上四日市市長、日沖いなべ市長、中村桑名市助役、佐藤木曽岬町収入役、津坂桑名市議会議長、西田副議長などなど、次々に着席。豪華な来賓の陣容である。
 中嶋後援会長の挨拶に引き続いて、来賓の井上四日市市長が市町村長を代表して「政権交代!」の必要性を訴え、大きな拍手が起きる。連合三重副会長や県市町議員を代表して私が挨拶。親族を代表して父親が、そして本人不在の選挙期間中代役を務める奥さんの多津子夫人が涙の訴え。最後はガンバロー三唱で、選挙カーが出発。
 いよいよ選挙本番!これから12日間の戦いである。新聞の報道によると決して楽観を許さない厳しい選挙情勢であるらしい。気持ちを引き締め、もう一度15年前の初陣の時の気持ちに返り、戦い抜く必要があるのではないだろうか?その上で、やるべきことをキチットやれば、必ず勝つ! 
 相手はすでに比例の4番に位置づけられ、選挙は当確。双方気が抜けるところがあるかもしれないが、相手は相手、こちらはこちら!最後まで、頑張るいがいにない!政権選択を賭けた戦いである。必ず勝利する!!
 ところで、選挙中はこのブログ、どこまで書くことが許されるのか?がよく判りません。今日、選管に問い合わせなければ・・・?

いよいよ出陣!政権選択か法案賛否か?

2005年08月30日 05時51分31秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日はさすがに忙しくて、ブログを書く暇がなかった。反省している。本日、公示!いよいよ選挙本番である。
 第一幕の「コイズミ笑劇場」は終わり、政策本位の本当の選挙が始まる。文字通りの「政権」を賭けた選挙!今日の新聞に出ていた共同通信の世論調査を見ると「年金、子育て」などの社会保障問題への関心が高まってきていると出ている。
 当然、そうあるべきで、あたかも「一法案」を可決することが、すべての直面している重要課題をいとも簡単に解決する「万能薬、特効薬」のようなことを、小泉首相は言うが、昨日の党首討論を聞くまでもなく「八方ふさがりの外交」や「少子高齢化」などの喫緊の課題解決とどう結びつくのか?誰も理解が出来ない!
 「風が吹くと桶屋が儲かる」式の説明などは国民の誰も聞きたくないし、期待もしていない。いま、求められているのは明快な処方箋であり、数値目標、達成期限、そしてその財源を明示した「国民との契約」即ち信頼のできる「マニフェスト」ではないでしょうか?
 各党が示した「マニフェスト」を読み比べ、比較検討をして政党を選ぶ、言い換えれば「政権を選択」するのが「衆議院総選挙」のあるべき姿である。
 やっと、そう言う雰囲気というか国民の側に冷静さが出てきた感がある。「郵政法案」が参議院で否決をされ、それを受けて可決をした「衆議院」を解散すると言う「異常」なスタートでの選挙。その後、「刺客」だの「比叡山焼き討ち」だの「くノいち」だのと政策とは関係のない「ワイドショー」的オモシロサで進んできた異常な「劇場型」選挙。それだけにその「異常」さを乗り越え、政策本位の選挙にする国民の「正常」な感覚と冷静さが必要だと思います。
 今回の選挙は戦後60年目にして事実上、初めて国民の側から「政権」を「選択」出来る選挙である。欧米やその他の先進諸国では極々当たり前の「政権交代」と言う民主主義の基本的ルール実施が可能な選挙です。
 これから12日間の選挙戦。悔いのない戦いをするのと同時に、これからの日本の行く末が間違いのない選択・・政権交代へ向けて頑張っていきます。

究極の非「コイズミ」的候補か?森本哲生!!

2005年08月28日 08時28分23秒 | 社会、政治、三重県、議員
 朝から三重4区の応援で松阪入り。集合時間の午前10時には解散後久しく会っていなかった「新政みえ」のメンバー全員が顔をそろえる。清水総合選対委員長の挨拶の後、萩野代表、中村幹事長が挨拶。松田4区選対本部長から4区の情勢説明と今日のスケジュールなどの話があり、いよいよ4区での票の掘り起こしがスタート!
 それぞれが用意をしてきた「名簿」や「企業リスト」を手に、4区全域にペアを組んで出発。地理が不案内でも最近のカーナビは結構性能がいい。余り、労せずとも間違いなく訪問ができるのはありがたい。1時半に再度集合!それまでは全力で歩き回る。「選挙は足」の原則は生きている。
 私は高橋参議院議員の秘書さんと企業訪問。事前に訪問時間を連絡しておいたので、各企業とも対応がいい。店長、支店長を尋ねていくと、本社、社長さんから連絡が入っているので、すぐに手の開いた従業員の方々を集めていただき、挨拶お願いが出来る。事務所内でのポスター、推薦はがき、紹介カード・・集票グッズのお願いをする。?社を廻って予定の集合時間に帰る。
 昼の2時から松阪市内で女性の集い。おおよそ300名くらいか?この時間帯に良く集まっていただいた。来場者のお出迎え、お見送りまで「新政みえ」全員であたる。文字通りの手作り集会。
 候補予定者の森本哲生さんは私ども「新政みえ」の仲間の県議である。飯高町の本当に過疎の片田舎に生まれ、早くにお父さんがなくなり、働き手は母親一人しかいないオセイジにも豊かとは言えない家庭に育ち、田舎の役場に奉職して30年。苦労だけは誰にも負けないくらい味わいながら今日を迎えている。
 言わば「田舎の土の中で生まれ、土の中で育ち、土とともに生きている」、そんな人物である。
 今回の選挙は小泉首相の「地方切捨て民営化法案」や「刺客」騒ぎの「地方無視落下傘候補」の擁立に見られるように、「東京」対「田舎」、「中央」対「地方」、「銀行的なもの」対「郵便局的なもの」、「アメリカ合理主義」対「日本的ムラ社会」などの対立の構図が見えるような気がします。
 果たしてどちらが今の社会が求めている政治か?有権者が必要としている政治家か?少なくとも「三重4区」では「人の痛み」がわかり、「市井の人々の生活」がわかり、「田舎」が抱えている「苦悩」をともに出来る人物が求められているのではないでしょうか?
 父親が県を代表するような大手建設会社の社長で、県の商工会議所連合会の会長。親族の大物政治家の後継者として政治の世界にデビューした人物。○○王国、○○一族と世間で言われるバックを持つ人物と、見事に対照的な森本さん!
 このどちらを選ぶかの選挙が9月11日です。
 夜は久居と一志の2会場で「新政みえ県政報告会」。両会場とも予想を上回る来場者で大盛況。当然、弁士の話にも力が入り、30分遅れで終了。お疲れ様でした。
 今日は注目の5区へ応援。夜は熊野が最終会場。一体、何時に眠れるのか?体力のない私をこれ以上、こき使わないように!!

桑名は燃える!岡田総理実現へ全力!!

2005年08月27日 07時57分20秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨晩、桑名市民ホールで「岡田かつや国政報告会」が開催された。解散・総選挙とは関係なく、早くから予定されていたものではあるが、今回、選挙と重なり、滅多に地元入りが出来ない岡田代表にとって、絶好の決起大会になった感がある。
 一時は台風直撃か!と心配した天候も(関東方面の方には申し訳がないが)大変蒸し暑いとは言え、晴天に恵まれ、7時開演予定にもかかわらず6時を廻ると続々と人が入ってくる。
 3階まで入ると約1,500名の会場であるが、6時半過ぎには1階が満席。2階、3階へと来場者の誘導が始まる。開会時間には3階まで一杯になってきた。
 昭和48年から山本先生の秘書となり、衆参合わせて20回くらいの選挙を経験しているが、この桑名市民ホールが3階まで一杯になることは滅多にない。記憶の中では2回。一度は選挙には関係ないが、「美空ひばりショー」が開催されたとき。もう一度は故水谷力先生の最後の参議院選挙で、桑員地区全域から大動員をかけたとき、この2回しかないのではないか?
 いかにも岡田代表らしく、7時きっかりに「国政報告会」が始まった。会の司会進行はベテランの西塚県議にお願いをした。開会の辞に引き続いて西村後援会長が挨拶。かって木村、山本両先生も苦杯をなめた厳しい選挙区であるので、最後まで気を緩めることなく、圧倒的勝利を目指して頑張ろう!と訴えられた。
 西村会長、次いで連合三重桑員地域協議会副会長と挨拶がつづくが、その間にも続々と人が入ってくる。1階に立ち見のかたが、そのうち2階、3階にも立ち見の人垣が出来始め、文字通り「立錐の余地のない」来場者で、超満員!おおよそ2,000人か?
 四日市会場の状況の連絡が入った。四日市文化会館第一ホールも人で溢れているとの事。3,000人を超えたか?いずれにしても大盛況である。
 私が挨拶をし、芝参議院議員が終わり、高橋参議院議員の挨拶が始まったとき、岡田代表夫妻が到着。会場割れんばかりの拍手で迎えられた。
 いよいよ岡田代表の挨拶。連日、全国を飛び回っているのに、そんな疲れも感じさせない元気な姿を見て安心をした。「政権交代ある政治」の実現をめざして15年。その「政権交代」が目の前に来ている!この桑名の地から、県内全域へ!そして全国へ!民主党の支援を広げてほしい!と力強く訴えられた。
 最後は連合三重の若手による「ガンバロー三唱!」市民ホール3階まで総立ちでこぶしが挙がった!
 投票日まで2週間。これからが「正念場」である。桑名が燃える!三重が燃える!岡田政権樹立へ向けて、大きな炎で全国を燃えつくそう!!

忙中閑?・・・選挙中に公務!

2005年08月26日 06時12分34秒 | 社会、政治、三重県、議員
 衆議院選挙の公示まで、5日となったが、副議長としての公務は選挙とは関係なしに、次々と湧いて?来る!昨日も、朝から桑名市内での企業の朝立ち、建設会社の朝礼とラジオ体操をこなした後、議会へ!
 地元県議の案内で、大勢の鈴鹿市の主要地方道建設期成同盟会の皆さんが来訪。議長と私に市内の建設が遅れている主要地方道の建設促進のご要望を賜った。毎年、恒例になっているとは言え、陳情に来られている皆さんの熱意には頭の下がる思いである。
 鈴鹿の皆さんが帰られるのを待っていた警察本部の部長の皆さんが入室。右翼の街宣車などによる「暴音?」規制のための条例改正について、議会の理解を求めてきた。もちろん、一般の方々へ迷惑のかかる行為をある程度規制していくことは当然のことであるが、相手が「右翼」であれ、なんであれ「言論の自由」「思想信教の自由」などとの兼ね合いは、それなりの慎重さが要求されるのではないだろうか?いつ?こちらが規制される側になるか判らないのがこの世の中である。
 昼食をとる時間もなく、防災危機管理局長が「国民保護計画」について説明に来た。国の法律に基づいて9月議会ぐらいに「計画素案」を発表したいとの事である。9月に素案、年内に最終案を・・と説明を受ける。
 いろいろと早口で説明を受けたが、いくら聞いても、この計画で県民の安全が守れるとは到底思えない。「安全を守る」と言うより「被害を最小限にする」のが目的の計画らしいが、対策本部長と副本部長のいる「県庁」が攻撃、爆破されたらいっぺんに機能不全に陥るおそれがあるようでは、はなはだ心もとない。ミサイル攻撃、ゲリラ攻撃、敵の上陸攻撃などそのケース、そのケースで県民がどこに「避難」したら「安全」なのか?「被害が最小限」になるのか?時間をかけてお伺いをしたいと思っています。
 やっと、昼食のざるそばを食べ終わったら、総合企画局長が入ってきた。9月議会で「県政運営の基本的考え方」を全協で説明をしたい。そして、議会での議論をふまえて、「県政運営の基本方針」をまとめたいのでよろしくとのことである。来年度予算編成への執行部の考え方をまとめられるのは、ご自由ですし、それはそれで大切なことではあるが、議会は議会で「来年度予算編成への考え方」をまとめていきたい、出来れば9月議会で決議を・・と答えておいた。執行部の考え方、議会の考え方それぞれがまとまり、緊張感のある議論を交わし、結果、初めて県民にとって、一番良い「予算」が編成されてくるのではないでしょうか?「予算」は知事のものではない!もちろん、議会のものでもない!県民のものである!
 選挙が終われば9月議会か?でも、その前に、張り切って!選挙!選挙!

選挙戦・・票の行方?票の流れ?

2005年08月25日 05時50分10秒 | 社会、政治、三重県、議員
 午前中に用事があって議会に行くと、偶然、田中議長、舟橋県議、桜井県議と一緒になり、副議長室で雑談。話は当然、選挙の情勢分析。1区はミニ集会などは、かってないほど人の寄りがいいが、よく判らない?伊賀市の合併の影響で、市町村議員の数が激減した・・この結果がどうでるのか?
 2区は今度は地元候補・・従来よりは厳しい。次期県議選との兼ね合いもある。中途半端な数字を出すと、S県議の次回衆議院選出馬が現実化する。公明の推薦が出ていない。どう読むか?
 3区は初めて公明が相手を推薦した。これでH氏の比例区での優遇は消えたか?30日には明らかになるが、前回と違い、惜敗率での復活を目指して、死に物狂いになるのでは・・・!
 4区は一志、久居で松田県議が頑張っている。松阪市内での票の動向がカギ。27日に新政みえが全員選挙区に入って、票の掘り起こしを図る。まだまだこれからか?
 5区は、今のところ最も注目区。前回の参議院選、鳥羽の補選の勝利を受けて、保守地盤が揺れ動いている。それに加えて、郵政民営化議論の影響が一番でているし、N前県議やO前町長の動きもある。演説会の人の出具合も良い。ある程度期待が持てるのではないか?
 ・・・などなどそれぞれが自前の分析を披露する。いずれにしても、各選挙区ともこれからの頑張り次第で、情勢は大きく変わってくると思います。小泉劇場の風はもう止まりました。これからが、やっと、政策論議になる。本来の選挙の姿がでてくるし、日ごろの努力の結果が問われることになる。
 地元に帰ってくる途中、携帯に電話。東京の某大手マスコミの幹部をしている友人からである。「選挙調査の1回目の集計がでたので・・・」と連絡をしてきてくれた。細かい数字は書けないが、新聞の見出し風に言えば「自民健闘!民主微増!」か?
 しかし、△、▲の線上の候補者も多く、選挙区での動向が比例の票も動かすので、これから2週間でまだまだ変わってくるのが、実態であろうと思います。でも、国民新党2、新党大地比例1には驚きました。
 今朝はこれから企業での朝立ち!選挙はこれから・・選挙はこれから!

台風11号が近づいている!嵐が来るか?

2005年08月24日 06時10分29秒 | 社会、政治、三重県、議員
 台風11号が本土に接近して来る・・25日ごろは大荒れか?と報道されているが、そんな大型台風が来るまでもなく、いまや、本土は選挙戦で大荒れ!ますます訳が判らなくなってきている。
 新聞報道によると、自民党の武部幹事長は党本部での関係団体との懇談会で「自発的に離党すれば、将来復党もありうる」と発言したと報じられている。あれ!こんなことをあの小泉首相が許すわけがない!今までの言い草と違うじゃないか?と思ったら、小泉さん、記者団の質問に「選挙後のことは判らない」と発言したと出ている。一体、どうなっているのか?
 同じ新聞に自民党のマニフェストの解説が出ていて「自民党は政府税調の考え方をとらない」と書かれている。しかし、政府税調は小泉内閣の諮問機関である。首相の諮問機関が「2007年でのサラリーマン増税」を打ち出しているにもかかわらず、党の方は「その考え方をとらない」と言う。官邸と自民党の意見が違う?どちらを信用したらいいのか?ますます判らなくなってしまいます。
 官邸と党を使い分けて、国民を幻惑しながら、政策を遂行する手法は、自民党のお家芸であることは皆が承知しているが、このところ、この傾向が特に酷くなって来ている。その典型が郵政民営化問題である。
 小泉首相は2007年郵政民営化を主張して総裁選に臨む、しかし、自民党は昨年の参議院選マニフェストでも「04年秋ごろまでに結論をうる」との玉虫色の内容を発表。しかも、郵政民営化絶対反対の「荒井某」や「長谷川某」を「自民党公認」で堂々と出馬させると言ういい加減さで、参議院選で「国民の信」を得ようとした。見事なまでの小泉首相と自民党の「使い分け」ではないか?そして結果はこの有様である。
 こんな「いい加減」な首相や自民党の言うことが、本当に信用できるのか?最も大切な「国民との契約」である「マニフェスト」を信用することが出来るのか?大いなる疑問を持たざるを得ません。
 今回の選挙では小泉首相、自民党の「使い分け」が一層、顕著になってきています。政策の使い分けだけでなく、「第二自民党」「自民党亜流」など国民の目を混乱させる「自民新党?」を次々に登場させている。武部幹事長によれば「将来の復党」もありうる「新党」とのこと。小泉首相から自民党亜流までウイングを広げれば、選挙の勝利間違いなしか?余りにもフザケテいる!所詮、同じ穴のムジナ!毛の色が違う程度!
 なんだかんだと言っても、結局、小泉首相を選ぼうと、自民党を選ぼうと、第二自民、自民亜流を選ぼうと従来と同じ事で、最後に裏切られるのは国民であるのは目に見えている。
 台風11号は御免こうむるが、選挙台風だけはこれらの似非「改革」派を吹き飛ばすくらいの台風になってもらいたいものです。やはり、改革の本丸は「政権交代!」以外にはない!さあ!選挙はこれから・・・!
 
 
 

いよ!いよ!岡田総理誕生なるか?!

2005年08月23日 06時13分32秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日、某大手新聞の記者が尋ねてきた。選挙の情勢などの取材かと思い、会ってみると、選挙情勢ではなく「岡田総理誕生の時のデーターを集めています」とのこと。ついては「最初の立候補時のエピソードなどがあれば、教えて欲しい」とメモを取り出した。
 民主党政権ができるような情勢ですか?と尋ねて見ると、「本社の分析では十分にその可能性がある。私どもも各地区の取材を通して、その見通しを持っている」と言う。
 大甘と言われるかもしれないが、確かに、解散それからの一週間、丁度、お盆辺りまでの瞬間風速はそれはそれは凄まじいものがあり、一時は正直、このまま「小泉旋風」、「郵政民営化」の嵐に吹き飛ばされるのではと心配したときもありましたが、ここへ来て、それまでの突風に似た逆風から凪に、そして少しづつではありますが、「年金、子育て」などに有権者の関心が移ってきて、穏やかながら追い風に変わってきているのを感じるようになってきているのも事実である。
 しかし、中日新聞の三重県の有権者意識調査や今朝の新聞での共同通信のトレンド調査に出て来ているように、詳しく分析できないまでも、全体の傾向としてはまだまだ厳しく、選挙はまさにこれから!と考えるのが常識的な判断であろう。
 21日に久しぶりに選挙区に戻った岡田に聞いてみても、選挙情勢は当初予想より厳しいが、「地方はそこそこ頑張っている。だが、都市部とりわけ大都市での無党派層の動向が厳しい。民主党も今後、大都市圏を中心に力を入れて運動を展開していく方針だ」との事である。
 ここからが「力勝負!」か?昨日は半日をかけて地元選挙区の企業を廻った。今日は、昼から旧桑名市内の企業廻り。三日間で150社くらい廻る予定であるが、選挙の盛り上がりは、もう一つの感じがする。このなんとなくの「シラケ」感を打破して、「政権交代!」「岡田総理実現!」への機運を醸成するのが、これからの正念場か?と思われます。とても、大都市圏までは手が届かないが、せめて、地元で大きく盛り上げて、少しでも都市部の票を動かすことが出来れば・・・と思っています。
 前回の衆議院選、昨年の参議院船も、最後の10日間くらいの盛り上がりで、勝負が決まった感じがする。今回も、これから「三重から初の総理を!」を合言葉に某新聞の期待?にそぐわぬ様、頑張らなくちゃ!!

「想定内」か?「想定外」か?それが問題だ!!

2005年08月22日 06時16分22秒 | 社会、政治、三重県、議員
 台風の影響か、初秋を思わせる涼しい風が吹いていますが、世間は選挙!選挙!の熱風が吹き荒れています。ライブドアの「ホリエモン」が広島6区から無所属で立候補を決意して、昨日の日曜日はいくつかの番組を除いて「ホリエモン」一色!さぞかし、ホリエモン「してやったり!」の有頂天になっていることと思います。
 彼にとって「衆議院選出馬」はフジTV株買収やプロ野球進出と同軸であって、世間の耳目を出来るだけ集め、できるだけ話題性のある形で持続させ、結果として「ライブドア」へのアクセス数の飛躍的増加と「ライブドア」株価の高騰があれば、目的の99%は達成したことになるのではないか?と思います。
 たとえ落選しても(当然、無所属ですから比例区での復活はない)彼には失うものはなにもない。もともと、広島6区なんて、何の関係もない選挙区であって、ただただ「亀井静香に対抗して出る」と言う「象徴的意味」・・・言わば一種の「新旧対照表」として極めて一般に判りやすい、話題性のあるところであるから「広島6区」を選んだだけなので(彼の商売人としてのシタタカサと計算高さを感じる)、つまり、彼にとっては、選挙区の将来的発展や選挙民の生活の向上なんかはどうでもいいことなのである。
 で・・あるが故に、TVでの取材には出来るだけ積極的に出るが、「郵政民営化大賛成!」以外には政策らしき事を話せないので、他の政策の質問には「モグモグ」言って、何をしゃべっているのかよく判らないことになってしまう。
 しかし、「当選してもTシャツで国会にいきますか?」とか「女は金について来る・・と本に書いたのはマズイのでは?」などと言う軽い「芸能ネタ」的質問には生き生きと答えている。おそらく彼自身はフジTV株買収の時に比べれば、全く神経を使うこともなく、ほとんど遊び感覚で選挙戦を楽しんでいるのでは・・・?
 選挙中ですから、当然、私も車を運転しながらでも、国民の義務としてNHKの日曜討論を聞いておりました。朝からのTV各社の討論番組とほぼ同じメンバーですから、話すこともほとんど同じ。いくつかの番組を見ているとこの質問にはこの人はなんと答えると大体想像がつく。でも、時にはズッコケテしまうこともある。
 民主党の仙石さんが自民党の与謝野さんに「自民党の(経済)成長策は?」とチョット意表をつく質問をしたとき、与謝野さんが思わず言葉に詰まって「・・異業種交流・・」と答えたのには、思わずノケゾッテしまいました。車を運転しながら聞いている人も大勢いるのですから、事故の原因になるような答弁は慎んでもらいたいと思います。
 とは言え、公示まで後10日の日曜日は賑やかに過ぎていきました。ところで、あの「東ちずる」さんはどうしているのか?私はあの人のファンなのに・・・!もう、でる選挙区はないのか?飯島さんどこか探してやってください!
 

地殻変動が起きるか?・・・三重の戦い!!

2005年08月21日 07時38分32秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日発表された自民党のマニフェストは、予想通りと言うか、当然のことながら極めて評判が悪い!TV各社のコメンテーターの評価も概ね辛口であるし、昨日の各紙の社説でも辛らつな評価がほとんどである。
 日経では「郵政以外は具体策欠く自民の政権公約」とあるし、朝日は「郵政以外は白紙委任か」となっている。毎日では「さあ政策競争を始めよう」と題して、一昨年の衆議院選、昨年の参議院選でのマニフェストで、「郵政事業を07年4月に民営化」と見出しにうたいながら、中身は「04年秋ごろまでに結論を得る」と玉虫色の表現にしたいい加減さが、今日の混乱劇の元凶と断じている。
 「ホリエモン」の擁立劇に対しても、元自民党幹事長の加藤紘一氏から「世の中、お金でなんでもできる」と公言した人が「政治に参加することに怒りさえおぼえる!」と厳しい批判が起きているし、野田聖子氏に対する「刺客」候補はあちらこちらの公募で選考からはずれたあげくの女性エコノミストで、そろそろ自民党も人材払底の感が見える。しかも、その経歴を見て「これは・・これは!」とビックリしました。あの「モルガン証券」の名前が出ているではありませんか!
 「モルガン証券」と言えば、郵政民営化議論で、、郵政株式会社乗っ取り候補にいの一番に名前の挙がったいわゆる「禿げ鷹ファンド」の米国証券である。
 「頭隠して尻隠さず!」とはこのことか!小泉流「郵政民営化」が、実は米国政権の要請による「日本売渡し」の「法案」であるとの主張が正当であると図らずも証明してしまったようなもので、文字通り「馬脚」を現したと思った人も多いと思います。
 昨夜は三重5区での「新政みえ県政報告会」に出席。3会場の内、志摩市、阿児アリーナ会場で、「課題スピーチ」をした。定数510名の会場は、市内で祭が三つも行われているにも関わらずほぼ満席。「二元代表制」について30分もしゃべってしまいました。赤面!の至りです。
 わたしの次の弁士は地元「西尾文治先生」!長年、自民党県議として活躍をされ、県議会議長も勤められた温厚実直な先生である。その西尾先生が「民主党の血は温かいが、自民党の血は冷たい!」と訴えられた。まさに隔世の感がある。会場最前列には前志摩町長の大口氏の顔も見える。時代は大きく変わりつつある。
 「報告会」の最後の挨拶で、萩野県議が「改革の本丸は郵政民営化ではない!」「改革の本丸は政権交代だ!」と言って締めくくった。いよいよ地殻変動が始まる!