三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

今年一年、本当に有難うございました。来年もよろしく!!

2006年12月27日 08時32分33秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今年1年、本当にお世話になりました。私自身にとりましても、一生涯のうちでも、まず滅多にない、思いで深いと言うか?おそらく忘れることのできない年であったろうと思います。
 5月まで副議長をさせていただき、やっとその職から離れたと思ったら、今度は「田中事件」が勃発し、アレヨアレヨと言っているうちに「会派代表」になってしまった。
 その「代表」をナンとかこなしながら、一方では「議会基本条例検討会」の副座長として岩名先生の下で懸案の「条例作成」のお手伝いをさせていただき、12月の定例会最終日に全会一致で感激の「条例案可決」となった。
 まさに激動の一年であった。そんな状況のなか、会派の同志や後援者の皆様、議会の関係者の皆様にお支えをいただき、無事に?乗り越えてココまでたどり着くことができました。本当に有難うございます。
 来るべき年は私にとりましても、「新政みえ」にとりましても極めて重要なとしとなります。
 ぜひとも、旧来に倍しましてのご支援、ご指導を衷心よりお願い申し上げます。
 本年のブログは本日をもって、一応、閉店とさせていただき、来年は1月4日から再開させていただくことと致しておりますので、ご理解とご了解をお願い申し上げます。
 来年が皆様にとりまして、素晴らしい年になります事を祈念申し上げ、御礼とさせていただきます。

「住民自治セミナー」へ一人でも多くの皆さんのご参加を!!!

2006年12月26日 08時15分18秒 | 社会、政治、三重県、議員
 今年も残すところいよいよ1週間となり、文字通り「師走」の雰囲気が街の彼方此方に感じられる時期となった。そんな何となく気忙しいときではあるが、「頼まれたことは年内に・・・」との気持ちで、昨日は朝から北勢地域の市町議会廻り。
 この時期ですから当然、議長も議員もいないのは判っているのに、何しに行ったか?と申しますと、実は来年1月11日に予定されている三重県議会主催の「住民自治セミナー」の案内状を片手に一人でも多くの方にご参加いただきたいとお願いに廻ったのである。
 この「住民自治セミナー」はF議長の持論である「財政民主主義」を今後、具体的に展開するにあたり、まず、ソノ啓発、啓蒙からとの考えで実施されるもので、おそらく現正副議長の最後の大きな催しとなるものである。
 それだけにナンとしてでも成功してもらわないといけないと言うよりも、成功させなければならない・・・少しでもお手伝いをと思い、議長から頼まれた案内状をもってお願いに行ったのである。
 案内状を読むと「セミナー」の講師には公共政策や公会計でよく名前の出てくる「桜内文城」氏とある。へーエ?桜内さんか?桜内さんの話なら前々から一度、ぜひ聞きたいなあ!と思っていたのである。
 と言うのも丁度2年位前に桜内氏の著作・・・「公会計革命」を偶然、本屋さんで見つけ、買って読んでいたのです。
 読んだときの感想は、私自身の考えと似ているところもあるが、違うところも大分アル、しかし、発想と言うか?考えの基本は大したものだ!と言うのが率直な感想であった。
 桜内氏はまずNPMに否定的で、住民を顧客としてのみ捉えずに「所有者」「利害関係者」として捉えており・・・この辺りが議長のお気に召したのかもしれませんが・・・次の世代の負担も予算の中に織り込むとの新しい考え方を提唱している。
 この辺りは本当に面白いのであるが、「決算主義」よりは「予算主義」を優先する考えにはチョット?と思ってしまう。

 いずれにしても「国ナビ」など本当に興味深いことも書かれており、ゼヒとも話を聞きたい学者の一人であることは間違いがない。今後、疑いもなく問われてくる「財政民主主義」の基本を勉強する意味でも、ひとりでも多くの人の皆様のご来場を・・・!!!

世間はクリスマスイブ。でもコチラは???

2006年12月25日 06時02分37秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日はクリスマスイブ。昨年に引き続いて桑名市身体障害者連合会主催による「クリスマスのつどい」が桑名市福祉センターで開催された。
 昨年のこの時期は例年にない大雪で、一面、真っ白な文字通りの「ホワイトクリスマス」であったのを思い出しつつ、快晴の雲ひとつない冬空を見上げながら会場へと急いだ。
 朝から来客があったり、雑用をこなしていたりして遅くなり、会場には開会の10時ギリギリに飛び込んだ。会場は既に参加者の皆さんや来賓とオボシキ人たちで満員。外の寒さを忘れるくらいの熱気で溢れている。
 まず主催者を代表して会長が挨拶。いつものように穏やかな感じの挨拶であったが最後に「障害者自立支援法が・・・」と法制定の影響をまともに受ける立場から切々と同法の不当性を訴えられた。
 つづいて来賓挨拶のトップは市長代理の市福祉部長である。型どおりのお祝いの言葉の次にはヤハリここでも「障害者自立支援法」の不備に対する市の支援策にについて説明がつづく。
 二番手は私である。その他モロモロの来賓を代表しての挨拶。昨年はホワイトクリスマスであったが、今年は上天気で・・・と話し始めたが、話の中身は如何しても「傷害者自立支援法」になってしまう。県としてどの様な支援を考えているのか?国に対してドンナ改善要望を行なっているのか?などを大まかに説明をして挨拶に代えた。

 楽しいはずの「クリスマスのつどい」の挨拶がコトゴトクと言うか?みんな全員が「障害者自立支援法」に言及をした。言及をしたと言うよりは言及をせざるを得ない現状に誰もが苛立っている。・・・実に知事流に言えば「ハート」がない法律!現場を知らない役人と自・公の政治家が考えた国の財政再建のための「弱者」切り捨ての典型的な政策・・・マア、よくやってくれるよ!!
 世間はクリスマスイブで浮かれていても、暖かいサンタのプレゼントが期待でいない政治!どこかオカシイのでは??
 とは言え、私のほうもクリスマスイブどころでは?選挙!選挙!

多度大社は太っ腹?餅が人より多い???

2006年12月24日 09時21分47秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の朝は快晴。気持ちよく晴れ渡った青空を見上げながら、一路、多度大社に向かった。ココ1年間に渡って工事をしていた新しい「神橋」と「参道」の渡り初めと竣工式が執り行われるのである。
 これが出来上がることにより、毎年、初詣のときや多度祭りのときに混雑を極めてい本殿への参拝の上り下りが分離され、スムーズとなる。それゆえに関係者が久しく熱望していた「神橋」と「新参道」である。
 受付を済まして「豊明殿」の前の広場で待っていると、今回の渡り初めに参加する市会議員さんや自治会長さん、さらには多額の寄付をされた方々などがゾクゾクと集まってきて、多度祭りとまではいかないが、結構な人出となっている。
 「四列に並んでください!」と神社関係者の方からの指示に従って、列を作り、いよいよ「渡り初め」の出発である。笙篳篥を先頭にナガ~ク伸びた隊列は、先頭が本殿に到達していても最後尾はまだ下の広場にいるのでは?と思うほど大勢の人が並んでいる。
 ヒノキの香りが新しい「神橋」を渡り、本殿に玉串を捧げ、新しい参道をツタって下におりて来た。
 全員が下り終わると、今度は「餅投げ」である。二列になって豊明殿のベランダに昇る。手渡された「紅白の餅」を投げるのであるが、下には顔見知りの人たちも多く、「三谷さ~ん!」と声が掛かる。
 声を掛けていただくのは有難いが、コレがナカナカ辛い!声を掛けてくださった方に確実に餅が届けばいいが、届かないと「ナンだアイツは・・・」と言うことになるし、ソコばかり投げていると、他の人からは「コッチを無視した!」と叱られることとなる。

 「サア、投げてください!」の開始宣言とともに一斉に投げ始めた。「一球入魂」ならぬ「一餅入魂」で手を挙げている人たちに投げていると、思ったより沢山餅が用意してある。
 ナンだ人の数より餅の数のほうが圧倒的に多いじゃないか?それなら心配せずにドンドン投げるぞ!!大盤振る舞いだ!!!

勝利に向けて、全員当選に向けてガンバロウ!!!

2006年12月23日 06時04分03秒 | 社会、政治、三重県、議員
 少し風邪気味である。実は議会の最終日の20日、会派の忘年会までのチョットした間に、控え室で不覚にも転寝をしてしまったのです。そのときはサホドとは思わなかったのであるが、どうもそれ以来、調子がイマイチで、鼻がグズグズしている。
 そんな体調の悪さもモノトモセズ、風邪薬で適当にゴマカシごまかししながら、昨日は新たに我が「新政みえ」から県議選に立候補する5人の新人さんと一緒に「記者会見」をした。これで現職、新人合わせて27名となる。
 県議会の定数は51名であるので、全員が当選すれば、過半数の26名を超えることとなるが、現実の厳しい選挙情勢を考えると「全員当選」は口で言うのは易しいが、実現するとなるとソウ簡単なことでなない。
 しかし、弱音を吐いていても始まらない!会派一丸となって「全員当選」に向けて頑張っていくほかない!・・・そんなことを改めて誓った「記者会見」であった。
記者会見に臨んだ5人はソレゾレ素晴らしい経歴と見識を持った頼もしい人たちばかりであり、まさに精鋭と言うか?選りすぐりと言うか?これからの時代の県議としてウッテツケ、申し分のない方ばかりであるが、とりわけ二人の青年・・・30歳と31歳・・・は初々しさは残るものの文字通り清潔さと新鮮さを併せ持つ若き候補者である。
 「県会議員とはナニか?その原点に戻り・・・」「エイズ治療の現場で得た経験を活かし・・・」などと久しく我が会派では聞けなかったような言葉が次々と出てくる。彼らの意欲溢れる発言に感動を通り越して「羨望」すら感じるのはコチラがスレ切ってしまったからか?

 会見が終わり、同席したN幹事長に「あの5人の発言を聞いていると、我われがバカに見えるな」と話しかけると「あんな時代もあったよな」と目を細めて遠くを眺めていた。
 そう言えばN幹事長とは同年、同期の当選で、同じ委員会に属していた。アノ頃は二人とも若かった???

議会最終日。議会基本条例が成立した!!!

2006年12月21日 08時32分45秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は定例会最終日。待ちに待ったと言うか?待望久しいと言うか?念願の「議会基本条例案」を議決するときとなった。全会一致で可決となることは判ってはいるが、何となく落ち着かない。ワクワク、ドキドキとまではならないが、気持ちの高鳴りを感じる。
 執行部が提案した「補正予算案」などの採決の後、いよいよ議提議案第1号「議会基本条例案」が上程された。
 「これより討論に入ります」「討論の通告がありますので、これを許します」と議長の声が響く。「賛成討論」は我が会派のT議員。人並みはずれた「大声」がウリのT議員であるが、昨日は特別に声が大きい。声の大きさだけでも「議会基本条例」への思いがヒシヒシと伝わってくる。
 「この条例は三重県のみならず、日本の地方自治に革命を起こすもの・・・」と聞いているコチラが恥かしくなるくらい、賛辞の言葉が続く。しかし、検討委員会のメンバーはソレゾレの立場を乗り越え、ソレくらいの意気込み、情熱、使命感で作ってきたのも事実である。
 「賛成討論」が終わり、採決となった。「賛成の諸君の起立を求めます」との凛とした議長の声に応えるように、全議員が立ち上がった。
 全国47都道府県議会に先駆けて、議会の憲法とも言うべき「議会基本条例」が可決制定された瞬間である。まさに感激!
 議提議案第2号は「政治倫理条例」である。いわゆる「口利き」を情報公開の対象にしようとする議会側の明確な意思表示を含むこの条例も全会一致で可決された。
 「議会改革」三点セットのうち、残るは「政務調査費」に関する条例の一部改正だけである。コチラの方もナンとか年度内に纏め上げ、来春から実施の運びとしたいと思う。ナンと言っても「議会基本条例」で政務調査費の内容は「証拠書類」を付けて「公開」すると書いてしまったのだから、誰がナンと言おうと、否が応でもやらざるを得ないのです。

 定例会の最後に知事が発言を求めて「次期知事選」への「出馬」の意思を表明をした。力強い、明快な意欲溢れる再選へ向けての意思表示であった。
 野呂知事にはゼヒとも圧勝をしてもらい、議会基本条例と作った「県議会」と知事との緊張アル関係の中で、お互いに堂々と政策形成競争をしたいと思っています。
 と思っていても、まずソノ前に自分の選挙に勝たなくては、モトも子もないか???

ヤッパリ、コレはミスキャスト???

2006年12月20日 05時57分46秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日は「代表者会」に続いて「議会運営委員会」が開かれ、20日の定例会最終日の議事日程が審議された。議提議案第1号の「議会基本条例」をはじめ「政治倫理条例」など議会改革に関する議提条例の名前が並ぶ。・・・それなりの感慨を持ちながら議運委員長の説明を聞いた。
 この「議会基本条例案」については前々から「賛成討論」をし、「何故に今、議会基本条例なのか?」を議事録に残る形で本会議で話をしたいと考えており、実は一昨日、密かに議会事務局に「賛成討論」をしたい旨、打診をしていたのである。
 しかし、その答えはコチラの予想外のものであった。ナンでも議案の提案者が賛成討論をすることは、国の衆参両院では禁止、地方議会では「してはいけない」とはなっていないが、今までに前例がないとのことである。
 H副議長に相談をすると「止めた方が良いんじゃない!」とコレマタ素気無い返事。提案者が賛成討論をするのはミスキャストだ!と言うのである。
 やむなく議運では「新政みえ」から賛成討論はするが、発言者は後刻報告するとだけ通告をしておいた。
 ソンナ議運が終わり、会派の控え室に戻り、ソコにタマタマいた議員を見渡して「あんたがやりナ」とか「おまえがやれ!」などと言いながら、結局、一方的にT議員にムリヤリ押し付けていると、誰からとともなく今、議会内で出回っている1枚の「怪文書」が話題になった。
 その「怪文書」と言うのは年末恒例?県会議員による「時代劇」の「キャスティング」が書かれているもので、今回は「水戸黄門」と「忠臣蔵」の二幕公演となっている。
 中身をチラッと見てみると水戸黄門にはご存知大御所I議員。助さん格さんには同会派のN議員とS議員。由美かおるに似ているとは誰も思わないがS議員も登場している。ちなみにハチベエは我が会派のF議員。・・・この辺りは誰もがナルホドと認めるキャスティングである。
 一方、「忠臣蔵」は浅野内匠頭に名張のK議員・・・記者会見で切れた経緯があるのが理由とのこと。松の廊下での止め役が誰が見ても適役のT議員。吉良上野之介は自民のN議員と役者が並び、これはコレハの配役ぶりである。その他、清水一学、堀部安兵衛などと次々と登場し、豪華絢爛の陣容である。

 それではお前は何の役と仰ると思いますが、これが最大のミスキャスト!!私はなぜかしら柳沢吉保・・・理由を聞くと「権謀術数」家だからそうで、私の真実の姿を知らない作者の大間違いである。本当は私は浅野内匠頭が似合っていると思っているのに・・・???

「口利き」の対象に「三役」も???

2006年12月19日 07時46分06秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日の朝は如何してもGOOのブログサイトにアクセスすることが出来ず、心ならずもブログの書き込みを断念してしまいました。ナゼかしらたまにこんなことが起きてしまう。時間帯によって極端に混み合ってしまい、サイトが悲鳴をあげているのか?どうかは知りませんが本当に困ってしまいます。
 今朝は順調にアクセスできたのでホッと一息。気持ちも新たに書いています。
 昨日は議会。朝から「予算・決算特別委員会」での補正予算の採決が行なわれ、大した議論もないまま全会一致で可決と相成った。モトモトこの時期の補正予算は予算執行の精査による過不足の調整や国の補助などの確定に伴う予算調整などがホトンドで、余り目くじらを立てて議論するようなものは余りない。・・・とは言え、特に議論」があったと報告があったのが「医師、看護師不足」で問題山積の「健康福祉常任委員会」のみであったのはチョットばかり寂しい気がする。
 その「予決」が終わり「病院事業庁」の「民営化検討会」の中閑報告について説明をする「全員協議会懇談会」などが午前中一杯かかって開催をされ、昼の休憩後「政治倫理特別委員会」が開かれた。
 この「政治倫理特別委員会」はいわゆる「口利き」の情報公開の対象に知事等「三役」を入れることの最終的な審議をするために開催されたのであるが、すでに新聞などでは「三役」も対象とする旨報道がなされている。
 委員会で総務部長から改めて「情報公開」の説明あり、ナンの異議もなく了承された。・・・本来、議員の方から要求したことであるので、了承されるのは当然であるが・・・何となく割り切れないものが残った。

 何ゆえに「割り切れない」ものが残ったか?と申しますと、昨日の某新聞の報道によれば、この「口利き」の対象に「三役」を入れることは、前々から執行部で検討をしていたことで、「ヤット日の目をみた」とのことだそうである。
 その報道が真実だとすると、アノ総務部長が「三役」を入れることにアソコマデ抵抗をしたのイッタイナンだったのだろうか?
 個人の判断だったのか?それとも執行部で前々から「検討」をしていた事をマッタク知らなかったのか???
 いずれにしても何となく「割り切れない」モノが残った幕切れとなってしまった!!!

津の企業廻りはそれなりに難しい???

2006年12月16日 09時10分28秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日の鬱陶しい天気とは打って変わって、昨日は快晴。気持ちのいい朝を迎えた。サア、今日は張り切ってやるぞ!と気分も一新、気力も充実で一路、津に向かうべく電車に飛び乗った。半日かけて津に本支店のある企業を廻る予定である。
 ところが電車に乗ってから気が付いた・・・携帯を家に忘れてきたのだ。アチャ!シマッタ!と思ったときはもう手遅れ。家を出るときナニか忘れているような気がしたのだが、後悔先に立たずである。
 仕方がないので、何はともあれ議会に行くこととした。朝っぱらから議会に来ては見たもののホトンド誰も来ていない。ガラ-ンとした控え室で、アチラこちらに電話をしてアポイントをとる。本来なら移動の途中に携帯でアポ取りをしながら、廻る予定であった。
 それでも一通りの予定が立ったので、イザ出陣。「経済動向」「企業収益」「県内景気」の調査?をかねての「選挙運動」に出発である。
 幾つかの企業を廻って、ここで午前中最後の予定と決めていた某会社にたどり着いた。
 予約を入れてあるので、社長がにこやかに出迎えてくれる。「やーや-、ご無沙汰で・・・」と挨拶をしながら、世間話と言うか四方山話でアレコレ喋りながら、反応を見ながら本題に入る。
 「実は来春には選挙が・・・」「ついてはゼヒご支援を」と日ごろの横柄な態度はドコへ?と思われるような低姿勢で、頭をテーブルにこすり付けんばかりにお願いをする。
 「三谷さんの場合は心得ていますよ。出来る限りのことは・・・」と嬉しい返事。
 そして更に言葉が続いて「ところで、田中さんはまた出られるんですか?」と予想外の問いかけが。「はあ?・・・」とコチラも相手の顔をうかがいながら言葉を濁しつつ、「エエ、マア、噂ではお詫び行脚を続けているそうですが」と相手の質問の真意を探りさぐり、当たり障りのない返事を返す。
 すると社長が「もし、出られて、当社に支援の要請に来られたら、ドウすればいいのでしょうか?」と困惑気味に話し始めた。

 「新政みえ」「民主党」の立場から言えば、当然、会派推薦候補、公認候補がいるのであるから、田中ではなくコチラの応援をお願いしたと言うべきであるし、長年の「友情」からすれば、ソンナ酷いこともナカナカ言えない。
 両方上がってくれれば一番いいのであるが、厳しい選挙情勢を考えればソンナ調子にもいかない。
 民主党の公認候補のことを紹介をして「如何されるかは、ご判断にお任せします」と逃げてしまった。
 やはり「津」は難しい???

今年のお歳暮は「伊勢茶」で決まり!!!

2006年12月15日 07時53分30秒 | 社会、政治、三重県、議員
 12月も半ばとなり、お歳暮を贈らなければならない時期が到来したが、ナカナカ決まらなかった。・・・と言うのも、例年だとデパートでアレコレと見て廻って決めたり、贈って来たカタログなどから選んだりしていたのであるが、今年はもう一ひねりして決めようと考えたのがソモソモの間違いの始まりで、何を贈るべきか?とアレコレ考えてはみたものの、どれもコレも一長一短と言うか?帯に短し襷に長しと言うか?コレだ!と言うのがなく困り果ててしまっていた。
 そんなときにアル方から「香典返し」として「有機栽培のお茶」が贈られてきた。そんなに期待もせず飲んでみると、コレが実に美味い!ドコのお茶か?と産地を見てみると、ナンと「度会」と書いてある。オウ!我が三重県産のお茶ではないか!
 コンナに美味いお茶があったのか?と衆議一決、早速、家族全員で相談の上、今年のお歳暮は渡会産の「有機栽培のお茶」と決定をした。
 前にも本ブログで書いたが、県が指定をしている幾つかアル「三重ブランド」の中で、まだ残念ながら全国ブランドとして確立していないものの一つに「伊勢茶」がある。
 生産量は堂々の全国第3位!味も静岡や鹿児島に比べて深みのアル渋みで、他県のお茶に比して上品な味に仕上がっていると思っていたが、改めて飲んでみてソノ美味さに気が付いた・・・三重県会議員としてはお恥かしい次第である。
 まさに灯台下暗し!全国の物産をアレヤコレヤと探し回っていて、県内にコンナ素晴らしいモノがあることにトンと気が付かなかった。
 電話をかけてみると応対も親切。実に感じがいい。送付先のリストをファックスをして、家の方にも「持参」する分を幾つか注文した。

 昨日、家に帰ると注文をした持参用の「度会茶」がダンボール箱で届いている。箱を明けてみて驚いた。一つひとつが丁寧にキレイな紙で包装をされているだけでなく、熨斗紙の「お歳暮」と言う字が、印刷ではなく、見事な達筆で「手書き」でしたためられている。
 ヤッパリ「伊勢茶」にしてよかった!味よし、見た目よし、贈り主よし?と言うことだ???