三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

意見書、決議はどこへ行く??

2005年12月27日 06時10分13秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は田中議長と一緒に東京へ!何しに行ったかと言えば、先の定例会で議決された「意見書」や「決議」を持って、関係各省庁を廻ってきました。
 相変わらず寒い東京ですが、この前、22日に来たときに比べれば、幾分、寒さも和らいでいる感じで、しかも見事に晴れ渡った青空が一面に広がり、絵に描いたような「陳情日和」?である。
 参議院や衆議院に「請願課」と言うのがあるのを初めて知りました。参議院の議員会館、衆議院の議員会館の一階に、それぞれ「請願課」があり、事前に県の東京事務所から連絡をしてもらっているので、担当の人が玄関まで迎えに出てきており、その人の案内で応接室へ。課長さんも既に待っておられて、丁寧に対応していただいた。
 「意見書」は二種類・・・「米国産牛肉の輸入に関する安心、安全の確保」と「子供の食物アレルギーに関する対応」。「決議」は「道路特定財源の堅持」に関することで、それらを課長さんに手渡し、善処方をお願いした。
 その後、一度、昼食のため県東京事務所へ。都道府県会館の地下で、「蕎麦」を掻きこんだ後、時間調整で東京事務所で休憩していると「報酬審議会」の「答申」の内容がでました!と連絡があった。内容を見てみると「県三役」は「引き下げ」であるが「県議会議員」は「据え置き」となっている。
 やはり、「報酬審議会」に出席をして「議会」の「役割」や「現状」「成果」「他県議会との比較」などを話をしてきたことが、各委員の先生方の「議会」に対する「理解」と「評価」に繋がったのかなあ?と思わず議長と手お握り合って「ヨカッタ!ヨカッタ!」と話し合ったところです。
 昼からは各省庁廻り。「米国産牛肉」は「農水省」「産業経済省」「厚生労働省」が関係している。「アレルギー」は「厚生労働省」と「文部科学省」。「道路特定財源」は当然のことながら「財務省」である。
 「意見書」や「決議」を持って、各省庁をまわっていて、ふと、かって県議会の行革特別委員会で、当時の「総務部長」の村尾氏と「土木部長」の白井氏が「建設促進期成同盟」などの「陳情、要望」活動について激論を交わしたのを思い出だした。
 建設省出の土木部長の白井氏は「陳情、要望」活動は有効であるとの論。大蔵省出の総務部長・村尾氏は意味が無い!無駄!との意見で、委員会の場で論戦が戦わされた。村尾氏によると「そんな陳情書」はほとんど「ゴミ箱」行きだそうである。
 もし、それが本当であるとすれば、今回、我われが一生懸命、廻っていることもマッタク意味が無いことになる。どちらの意見が正解なのか?先の衆議院選挙の前に47都道府県議会を始め全国の地方議会が「郵政民営化」に「反対」なり「慎重」の「意見書」を決議したが、現実の政治はそれとは全く関係なく「決断」されていったことを考えると、余り意味のないことかもしれない。
 財務省で、偶然に前の総務局長飯塚さんにお目にかかった。県を離れるときは「消化器」系の病気で・・と聞いていたが、お元気そうで、やっぱり「県議会」から遠ざかると「病気」も治ってしまうのか!
 いろいろ昔話で花が咲いて、「また、ゆっくりとお目にかかります」と言いながら分かれてから気が付いた!!
 シマッタ!「意見書」は有効か?どうか?聞くのを忘れていた・・・


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