昨日が「6月定例会」の最終日。津駅から議会まで伊勢のN議員と一緒になった。「いよいよ今日で議会も終わりですね」と私。「これから暑い夏だ」とN議員。「四年間で一番、暑い夏ですね・・・」と二人で顔を見合わせる。
本会議はソレゾレの所管の委員長報告。次に「予算・決算特別委員長」による「補正予算」に対する委員長報告と淡々と進む。「補正予算」などの各種議案や請願、人事案件などが順番に起立による採決で可決されていく。
人事案件が承認された後、丸山副知事が「退任の挨拶」をした。今まで歴代の副知事の「退任挨拶」を聞いてきたが、丸山副知事の挨拶は、決しておセイジにも雄弁と言うわけではないが、朴訥と訥々と情のこもったモノで好感がもてた。
本会議とそれに続く会派総会が終わり、一息ついていると「森林環境税の講演がありますので・・・」と呼びに来た。
私の地元は別に「森林」があるわけではないし、「水源」は岐阜県であるし、取り立てて「森林環境税!」「森林環境税!」と声高に主張して廻る立場にはないが、知事やA環境部長が導入に積極的であるとの話も聞こえてくるし、ソノ割には議会に下駄を預けている「ズルサ」も仄見える感じもするので、この際、チョット勉強をしようか?と覗いてみた。
「講演会」の参加者は議長を除いて、県会議員が約20名程度(新政みえ17名、自・無・公3名、未来1名)で、後は議会事務局と環境部の職員がズラリ。積極論者が多いと聞いている「自・無・公」の参加者が少ないのが気にかかった。
「森林環境税の現状と課題」と題した京都大学の諸富先生による講演の概要は「地方分権」の流れの中で「国にはない、県独自の政策を実施する」にあたり「追加的新税」を考えることは「国ではなく、住民を説得する必要」が生じてくる。
しかし、その「税収」の少なさから考えると「財源調達手段」として期待するよりはむしろ、「参加型税制」として「環境資産の保全そのものへ住民参加を保証する制度的枠組みを持つ税」・・・つまり、「森林整備に寄与したか?」と言う「結果」よりも「関心を高めたか?」と言う「過程」に着目した税として見るべきであるとの論であった。
ナルホド、これも「これからの税」を考える上では、新しい「税の多面的機能?」の一つかもしれませんが、「新税」とか「増税」などと言う新たに住民に負担を求める「究極の選択」を遂行する!と言うには、チョット説得力に欠ける感が拭えませんでした。・・・「関心を高める」方策はマダ他にイロイロとあるのではと思います。
「講演会」を途中で抜け出し、いざ、地元へ帰ろうと津駅のホームにたどり着くと、一昨夜の「地区座談会」に出席をしていたUさんご夫婦がニコニコ顔で立っている。
「アレ?今日はナンですか?」と尋ねると「電車でセントレアに行き、食事をして、今度は船で津に廻ってきました」との優雅な返事。
アア!こんなノンビリとした生活が出来るのはいつの日か・・・ナニはともあれ、ソノ前に選挙、選挙???
本会議はソレゾレの所管の委員長報告。次に「予算・決算特別委員長」による「補正予算」に対する委員長報告と淡々と進む。「補正予算」などの各種議案や請願、人事案件などが順番に起立による採決で可決されていく。
人事案件が承認された後、丸山副知事が「退任の挨拶」をした。今まで歴代の副知事の「退任挨拶」を聞いてきたが、丸山副知事の挨拶は、決しておセイジにも雄弁と言うわけではないが、朴訥と訥々と情のこもったモノで好感がもてた。
本会議とそれに続く会派総会が終わり、一息ついていると「森林環境税の講演がありますので・・・」と呼びに来た。
私の地元は別に「森林」があるわけではないし、「水源」は岐阜県であるし、取り立てて「森林環境税!」「森林環境税!」と声高に主張して廻る立場にはないが、知事やA環境部長が導入に積極的であるとの話も聞こえてくるし、ソノ割には議会に下駄を預けている「ズルサ」も仄見える感じもするので、この際、チョット勉強をしようか?と覗いてみた。
「講演会」の参加者は議長を除いて、県会議員が約20名程度(新政みえ17名、自・無・公3名、未来1名)で、後は議会事務局と環境部の職員がズラリ。積極論者が多いと聞いている「自・無・公」の参加者が少ないのが気にかかった。
「森林環境税の現状と課題」と題した京都大学の諸富先生による講演の概要は「地方分権」の流れの中で「国にはない、県独自の政策を実施する」にあたり「追加的新税」を考えることは「国ではなく、住民を説得する必要」が生じてくる。
しかし、その「税収」の少なさから考えると「財源調達手段」として期待するよりはむしろ、「参加型税制」として「環境資産の保全そのものへ住民参加を保証する制度的枠組みを持つ税」・・・つまり、「森林整備に寄与したか?」と言う「結果」よりも「関心を高めたか?」と言う「過程」に着目した税として見るべきであるとの論であった。
ナルホド、これも「これからの税」を考える上では、新しい「税の多面的機能?」の一つかもしれませんが、「新税」とか「増税」などと言う新たに住民に負担を求める「究極の選択」を遂行する!と言うには、チョット説得力に欠ける感が拭えませんでした。・・・「関心を高める」方策はマダ他にイロイロとあるのではと思います。
「講演会」を途中で抜け出し、いざ、地元へ帰ろうと津駅のホームにたどり着くと、一昨夜の「地区座談会」に出席をしていたUさんご夫婦がニコニコ顔で立っている。
「アレ?今日はナンですか?」と尋ねると「電車でセントレアに行き、食事をして、今度は船で津に廻ってきました」との優雅な返事。
アア!こんなノンビリとした生活が出来るのはいつの日か・・・ナニはともあれ、ソノ前に選挙、選挙???