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mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

栄の丸善書店・移転を検討

2010年10月10日 | 名古屋

 中日新聞10月9日付朝刊地域経済面記事からです。名古屋市中区栄にある丸善書店が入る丸善ビルが老朽化による建て替え方針を出し、2012年をめどに丸善書店名古屋栄店も移転する計画である事が分かったそうです。

 丸善の隣、明治屋ビルも2014年以降の建て替え方針が昨年に示され、名駅に引き続き、栄地区の街の姿も徐々に変わりますね。
→その明治屋ビル建て替え方針について、弊ブログ記事です。

 新聞記事から、丸善ビルの建物。南東方向から写した画像ですね。

Img_0028

 丸善名古屋ビルは1965年の建築、その1~4階に丸善書店名古屋栄店が入居し、売り場面積は3300平米、蔵書数は30万冊台であるとのこと。建て替えによる移転先は未定で、現在地に戻る事もありうるとのこと。要するに新しいビルの姿は未定ということですね。

 また今回の記事で新たに分かったことで、丸善書店は、大日本印刷を親会社とする持ち株会社「CHIグループ」の傘下の書店なのだそうですね。そしてジュンク堂書店も大日本印刷の子会社で、来年2月にはCHIが子会社化する予定だとのこと。これは全く存じ上げませんでした。神戸市が発祥のジュンク堂書店、そうなんですか・・・。

 丸善の近くには、丸栄スカイル5階のあおい書店、三越南館ラシックの旭屋書店、ロフト名古屋にジュンク堂書店とがあります。ラシックの旭屋は折角2フロアも使って、マナハウス無き後の書店として期待していたものの、ラシックのテナント変更で5階のみに縮小され、私の期待に外れる姿になってしまいました。

 そんな書店の環境でもあり、「丸善書店とジュンク堂書店は今後、兄弟会社として棲み分けを図っていくこととなる」、で記事が締めくくられています。ということは、今の丸善とロフトにあるジュンク堂とは350mほど離れており、商圏としてはほぼ同じ、ただ品揃えや外商の強さに傾向の違いが見られますが、栄の現在地に丸善が戻るのは微妙なところでしょうか。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
土曜日帰省してきて中日新聞を読んで知りました。 (ヒマジン)
2010-10-11 00:30:56
土曜日帰省してきて中日新聞を読んで知りました。
かつては名古屋で大型書店の象徴といえば丸善でしたし、明治屋と合わせて栄のいかにも繁華街らしい風景を形成していますから、あの場所にいてほしい気がします。
ただ、丸善って単なる書店ではないんですよね。私自身ここで本を買ったというより、車を買った時に実印を作ったりとか、そっちの方の印象が強いんです。
むしろ高級事務用品店が書店も兼ねているというか。
ですから、ジュンクとの棲み分けはできるのではないでしょうか。ジュンクは本当に書店そのものですからね。

ジュンクというと、私は東京池袋のそれをよく使います。
図書館並みの品揃えといわれ、確かに極めて充実しています。おそらく全体的に見れば東京一でしょう(ということはイコール全国一ということになりますか)。
会社からもマンションからも一番近い大型書店なので重宝していますが、鉄道関係の本の品揃えだけはもう一つで、これは名古屋高島屋の三省堂にも負けます。
そういう本を買う場合は池袋まで行かず、神保町や東京駅にある某特定書店へ行くことになりますが。

それはさておき、栄が(名駅に対して)今後どう巻き返していくか?ということをちょっと考えています。
個人的には、商業関係者の努力が必要だというのが一番です。
正直努力不足だとは思っています。
それ以外では、幻に終わってしまったトランジットモール、やっぱり再検討してもいいんじゃないかなあ。
あるいは大津通りの日曜遊歩道を復活するとか。
何かはやってみてもいいのではないかと思っています。

書店から大分ずれてしまいましたね。失礼しました。
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コメント、有難う御座います。 (kisomitake)
2010-10-11 01:30:34
コメント、有難う御座います。

そうです、丸善書店の1階のうち、広小路通り側は事務用品や書画などの販売コーナーですね。
最初あれを見て、「私のようなものが入っていいものか」と躊躇しました。
しかし呉服町通り側からは普通の書店で、中で繋がっていたのでした。

池袋のジュンク堂、大きいそうですね。
大体目安がつきますけど、あの規模の書店は名古屋では無理でしょう。
京都市の河原町通に面した、BALにジュンク堂があり、開店の際のコピーが「品揃えだけがとりえの書店です」、そんなような広告を見て、BALの5階から8階が書店と言う規模。
京都へ行ったら大抵寄っています。

栄が名駅に対してどう巻き返すか。
それについては以前に「栄と名駅」で投稿しましたので、宜しければ探してみてください。(私もいつごろ書いたか失念)
ただ「栄」は名古屋市内に対しての中心であり、名駅は広く東海地区の中心と言う位置づけが明確になってきたかと思います。
これまでは広い東海地区も名古屋市の基準に合わさせられていた面もありました。しかし輸送機関たるJR東海の台頭で名駅地区が栄とは異なる原理で延びつつあります。言い替えればモノサシの違いでしょうか。
広小路通りのトランジットモールは、これは私のような者でも、ちょっと無理があると思います。
週末の遊歩道で良いのではないかと思います。その場合でも歩車道との境界も、遊歩道になった時に良い点描となるデザインが望ましいですね。
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