mitakeつれづれなる抄

普段いろいろ見聞き感じ考え、そして出かけた先で気になることを書き綴ったブログです。

伊奴神社

2017年11月20日 | 名古屋
 名古屋市西区に、伊奴神社というお宮さんがあります。「いぬじんじゃ」と言い、安産祈願の神社であるとともに、来年2018年の十二支は戌年であることから、おそらくお正月は大変込み合うだろう、ということで先日、訪れてみました。予てから行ってみたかったのですが、ついのびのびになってしまいました。

 場所はここ。(マピオン地図より)

西区稲生町二丁目。稲生は「いのう」と読み、一説には「伊奴神社」由来もあるとのことです。地名ですので、何かの関連はありそうですね。

 上の地図、下辺近く、東西に続く道路はバス通り。「横井整形外科」の注記文字、「科」の字辺りに「江向」バス停留所があります。


 上の地図では、神社から南へ伸びる参道は、バス通りに接していないように見えますが、そこは「道」としては存在していないだけで、神社敷地のようでした。


 両側には、神社への案内。




 この中に入れないところに最初の鳥居があります。


 神社名石碑。恐らくは昔は人が通れたものを、何かの事情で通れなくなったものだろうと思います。


 通れない参道を迂回して、神社につながる道路。


 伊奴神社の正面。橋の欄干は、庄内用水。


 背の低い鳥居です。


 額束(神社名の文字板)。


 神社の縁起など。


 境内へ入ります。


 手水場(ちょうずば)。






 境内摂社の玉主稲荷社。お稲荷さんです。








 由緒ありそうな楠。



 伊奴神社の拝殿。




 奉納絵馬殿。


 伊奴神社の由緒書き。


 本殿。横から。


 犬石像。




 小さな子犬。安産祈願のお宮さんですね。


 由緒書き。


 伊奴神社ですが、犬の同伴はダメです。


 神社の前は、用水路が長Rています。庄内用水。戦国時代の開削です。


 桜の名所でもあります。


 帰りは、稲生町バス停から。「いのうちょう」と読みます。一説には、伊奴神社から来ているというのもあります。


 後方の大きな住宅団地は、旧矢田川の廃川跡に建てられています。なので住所は「西区稲生町字杁先」。

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2 コメント

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稲荷は社寺両方 (ponta)
2017-11-30 20:38:07
 いつか稲荷はお寺か神社か?との時、両方と言われましたが、矢張り両方ですね。
この写真を見ても「玉主稲荷社」と出ていますね。
此れは紛れも無い神社です。 大昔は神仏合体してましたから不思議では無いですが。

豊川稲荷は鳥居も有りますが、大御堂の中にはお坊さんが居て衣を着ています。鳥居が有ってもお寺ですね。

そお云えば、お宮とお寺が隣同士が多いですね。
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神仏習合 (kisomitake)
2017-12-02 09:20:56
コメント、ありがとうございます。

お稲荷さんは、あくまでお稲荷さんであり、神社とお寺の双方にあるようです。
神社としてのお稲荷さん、お寺のお稲荷さん。
明治維新以前は、神社とお寺は区別しませんでした。
神仏習合です。
明治維新後に国家神道の政策で、神社とお寺が習合している施設では強制的に分離させました。
この時に、お稲荷さんでありながらお寺、神社の双方に伝わる形になったようです。

豊川さんに鳥居があるんですね。
鳥居があるお寺は他にもありますが、それは神仏習合時代のものだそうです。
豊川さんの鳥居は、検索したら寄進されたものだそうですね。
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