この春3月20日から、阪神と近鉄は相互直通運転がはじまります。この件は結構話題になっているようで、まだレールの繋がっていない昨年から互いに相手方の線路において試運転を行っている様子は、時々報道されています。
今度始まる阪神と近鉄の相互直通運転は、阪神車両が近鉄線を、近鉄車両が阪神線を走るのですが、直通運転の三宮(阪神三宮)⇔近鉄奈良間の列車で一つ気になることが。
それはタイトルにも書いた通り御影駅をどうするか、どうなるのか、ということです。御存知の方は御存知、ホームのある駅構内はとても狭く、島式二面ホームの両端は急カーブになっていて、車体の短い阪神車両でもホームと車両の間に隙間が出来ます。ここを車内の長い近鉄車が通れるわけが無い…つまり改良工事をするのだろう…と思っていたら、なんとギリギリ近鉄車は御影駅を通れるのだそうです。
久しぶりにyoutubeを開いて、ピアノではなく御影駅関連の動画を探してみたら、あらら、ちゃんとありました。既に昨年において御影駅を通る近鉄車の試運転も始まっているようで、もうギリギリもギリギリ。ホームとの隙間も開いているモンではなく、大人でも充分落ちそうな空間で、三宮(阪神三宮)⇔近鉄奈良間の列車は快速急行にして、御影駅を通過せざるを得ないような感じにも見受けられました。
動画は私の撮影ではありません。youtube掲載の動画です。電車は梅田方向(難波方向)を走っており、通常は通過電車の通る1番線ではなく2番線を通っています。車両の端部はホームに擦るのではないかと思うほど、そして車両中央部は大きな空間です。ココは時速35km/hの制限があります。
こちらは三宮方向の電車で、車体中央部がホームに接しそう。実際にこのホームの三宮方は、削った箇所があるそうで、この動画をみると、どうも線路(軌道)自体もホンの少し移動させたような感じにも見えます。
でも、こうしてみると、御影駅を近鉄の車両が通れるのですねぇ~。ビックリです。阪神は乗る事はそう多くなく、御影駅は通るたびにその空間の狭さに驚いています。
そういえば、京急1000形が初めて高砂以遠に運転されたとき、京成の某駅でホームに車体をこすったことがあるとか。
3月の直通運転が始まれば一度は見に行くつもりで、その時は以前よりも違った印象を受けることでしょう。
さて次は近鉄の特急車がどう通るかですが、その際はスンナリと通ってしまうことでしょうね。