やらなければ置いていかれるだけ。

文化祭終えて、もう何もかもが楽しかったと夢見心地の息子に、

「そんなに楽しい高校生活なのに、
高校が嫌で辞めていってしまう人たちもすごく多いのは、
なんでだと思う？」

と、聞いてみました。
今、高校中退率高いのです。
（残念ながらデータを発見できませんでした。）


しばらく考えて、
「気の合う仲間がいないから・・・？」
と、息子。


「そうね。自分に合った学校に入れないときついかもね。」


自分にあった居場所。


でも、それって向こうからは来てくれなくて、
自分で努力して取りに行かなくちゃいけない。


高校受験は、息子にとって初めての大きな選択でした。
自分なりにがんばった努力が今の楽しい生活に結びついているということを、
身をもって実感できたのが大きな収穫だったなぁと思います。

でも、たとえ受験に失敗して希望ではない学校に入っても、
その中でまた選択して、それに向かって努力することができます。
全部が思い通りになんか進まないんだから、
間違いがあったって、失敗したって、チャンスはまだやってきます。


でも、努力をすることをやめてしまったら？



子どもは成人するまでは、行くべき道が明確に決まっているけど、
大人になると、道も自分で作って、歩いていかなければいけません。
子どもの頃に努力する力を身に付けなかったら、
大人の道はなかなか厳しいですよ。


途中で道草をしても、さぼって寝ていても、なにかと理由をつけて文句を言っていても、
うるさく尻をたたく母親もいないかわりに、
誰もなにも言ってくれません。


ただ置いていかれるだけです。




「やるかやらないか」

昨日、起業家仲間であるSpring Gardenの照さんがそんな話をしていて、
今日はこんなことを考えてました。

この前usakoさんもそんなこと言ってたな。



大人だって結構がんばってるんだよ。
子どもたちもがんばれ。