ロゼッタストーン。
ロンドンに旅行したとき、大英博物館で実物見たなぁ。
その時は、その石がなぜそんなに重要なのかは分かってなかったけど。
ロゼッタストーン解読: レスリー アドキンズ, ロイ アドキンズ
ヒエログリフ解読に至るまでの伝記。
秘密主義の中での解読競争の熾烈さと、苦悩。
競争争い。研究環境の違い。地位の優劣。
サイモン・シン著の「暗号解読」が、
人間ドラマにも焦点をあてつつ、解読法も著していたのに対し、
この本は解読法というよりは、解読に至るまでの経緯や、
人間模様、ライバルとのやりとりなどに焦点が当たっている感がある。
少しずつルールが見つかってヒエログリフが読めていく経緯などが面白い一冊。