車で持ち込む不法投棄続発 尼崎臨海部の県立公園(神戸新聞) - goo ニュース
私の住む市でも燃えるゴミには家族の人数によりゴミ袋の数の制限があり、燃えないゴミや大型ゴミはゴミ袋を買ったりシールを買って貼らないと廃棄できない。市議会がいつの間にか条例で決めたようだが、こういう条例は通りやすいものである。何故ならば「ゴミを減らす」といえば非常にエコをアピールしているようで聞こえがいいからである。
●尼崎市臨海部の埋め立て地に、憩いの場として整備された県立公園で、駐車場が半年以上にわたって閉鎖されている。ごみを車で運び込み、駐車場に止めて不法投棄する“不届き者”が後を絶たず、昨年末に無料開放をやめた。公園を管理する尼崎港管理事務所は「開放のめどは立っていない」としている。パトロールのすきを突く形で不法投棄は繰り返され、昨年末には県と県警、尼崎市が合同でごみを掃除した。同管理事務所は、監視カメラの設置も検討したものの予算的に難しいといい、駐車場の閉鎖を決めた。
神戸新聞の記事より引用した。私はゴミの有料化には反対である。もちろん、有料化をすれば市などが集めるゴミの量が減ることは確かではあるが、法律で製造業やサービス業の過剰な包装を規制しない限りは、ゴミの総量は減っていないのだから、市などへの搬出が減った分は、家庭に溜まっている訳である。「なんでお金を出してまでゴミを捨てなければならないのか」「市や町の一番の仕事といえばゴミの改修ではないのか」という疑問が湧いてくるわけである。といって、記事のような不法行為に賛成しているわけではもちろんない。車にゴミを積んできて公園に捨てるような不届きや輩は、捕まえて罰金刑に処すればよいとは思うが、それもこれも自治体が家庭ごみの有料化に踏み切ったからではないかと言いたいわけである。
今日の一枚も、「おのぼりさんの東京日記」です。