熊本市電死亡事故 信号無視の運転士実刑 禁固1年6月 熊本地裁判決 「脇見の責任重い」(西日本新聞) - goo ニュース
市電の運転手が脇見運転で会社員の香山佳代さん(34)をはねて死亡させた事故では、熊本市は当初「市電の信号は青で、佳代さんが走りこんできた」と主張。また熊本地検は裁判での求刑を懲役3年6月のところ禁固3年6月と言い間違え、その結果、判決は禁固1年6月となった。
●市電を運営する熊本市は事故当初、「市電の信号は青で、佳代さんが走り込んできた」と説明。だが、佳代さんの自宅マンションの防犯カメラに信号無視する市電が写っていたことなどから、県警が中島被告を書類送検した。判決は、佳代さん側が青信号で道路を横断していたことを認めた。●判決に先立ち、熊本地検は求刑を懲役刑から禁固刑に変更した。同地検は「担当検事が求刑時に言い間違えた」と説明している。
懲役刑は刑務所内に拘束された上で、一定の労役を課せられる刑だが、禁固刑は拘束されるが労役の義務がない。
西日本新聞からその一部を引用した。刑事裁判であり民事訴訟で損害賠償を要求されている訳でもないのに、熊本市が運転手を庇ったのは自分達「公務員の仲間は嘘をつかない」が、「市民はいつも嘘をつく」とでも考えているのだろうか。それに輪をかけて熊本地検のお粗末さにはただただ「唖然」とする。もう少し真面目に仕事をしてくれ。ただその中で、熊本県警は「良くやった」とほめてあげたい。こんな地検が上ののさばっているんじゃ可哀想だが。
今日の一枚は、大阪へ歩く,窓はキャンバス。