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輪旅 下諏訪から茅野、小淵沢、韮崎へ!!その1

2010-04-23 10:26:05 | 自転車旅
《輪旅 下諏訪から茅野、小淵沢、韮崎へ!!その1》

 信州といえば地酒・・・舞姫、麗人、真澄へと酒蔵を訪ねる。その味は格別かと・・・今宵の宿でのお楽しみに四合瓶を買い求める。手頃な値段の純米酒を・・・真澄、何と言っても諏訪の大所・・・宮坂酒造の娘さんだろうか、とても親切にしていただいた。みやげに真澄とプリントされたサコッシュを購入。

 諏訪大社上社本宮へ・・・通称、「諏訪さま」、「諏訪大明神」等とも呼ばれ、延喜式において古代においては神社の中の最高位である名神大社とされていたという。全国にある末社(諏訪神社)は二万五千社とか。ここは信濃国一ノ宮、御朱印をいただく。次いで前宮へも参拝する。


(上社の川越し場)
 上社の御柱祭・・・川越し、木落し場と回る。御柱の先に二本のツノ?があるのが特徴。下社の御柱祭は勇壮で豪快とすれば、上社は優雅、ゆったりと御柱が運ばれるという。七年後、次回はこの川越し、木落しを目に焼き付けたいと願う。茅野の銘酒「ダイヤ菊」へも寄ってみたい。


(残雪の八ヶ岳をバックに)
 県道17号(茅野小淵沢韮崎線)をメインに走る。国道20号は、クルマも多く、谷間を走っているために展望は期待できない。一番上部を走る山麓ロードは、けっこう木が茂り、やはり眺めが今一、アップダウンも多いような・・・

 富士見高原に向かって広大な八ヶ岳山麓をひた走る。阿弥陀岳であろうか、残雪と岩場のコントラストが素晴らしい。蓼科や野辺山、清里が人気であるが、原村から富士見町あたりの景色は、雄大でノンビリで最高にご機嫌なサイクリングコースである。八ヶ岳の名峰はもちろん、南アルプスの甲斐駒や鳳凰三山、富士山の遠望も感動である。

 トラクターで耕作が始まった水田の向うに甲斐駒ヶ岳が見え始める。雲と逆光のため、その迫力ある雄姿は堪能できなかったが、迫力は充分にあり、満足する。こんなところで余生を過ごせたらなと・・・

 原村の分杭という交差点のところのレストランでランチとした。上社御柱のミニチュア版が展示してあった。地域の方の練習用!?だそうだ・・・けっこうマジに作られていたが。


(雄大な裾野を快走!)
 小淵沢へ近づくと、道のアップダウンがきつくなる。道の駅でしばしの休憩・・・ソフトクリームが美味しそうであった。今宵の宿「あかまつ山荘」はもう近い。ちょっと派手なペンション街を通り貫ける。

 「あかまつ山荘」は山小屋風・・・とても落ち着いた雰囲気に安心した。同行のTaさんと散策に出る。先ずは、三分一湧水・・・次に信玄の軍用道路「棒道・ぼうみち」へ・・・5度にわたる「川中島の合戦」へ通った道だとか・・・原野に真っ直ぐ付けられた道を自転車で走ってみた。あの武田騎馬軍団もこうして通ったと思うと感慨が湧いてくる。

 夕食、お風呂に続き、これが一番のお楽しみ・・・なんと馬刺しが!ビールが何本も並んだことは言うまでも無い。同宿の方・・・75歳、一人でクルマを運転し、桜の写真撮影を目的で旅行を続けてお見えとか・・・私たちに挨拶をされ、自己紹介までされるのには感動・・・私もこうありたいと思った。

 夜の部・・・冷えた舞姫をいただき、夜遅くまで自転車談義に花を咲かせた。