Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

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伊勢神峠から大多賀峠へ!

2006-06-27 21:31:22 | Weblog
≪伊勢神峠から大多賀峠へ!≫

 自転車乗りにとっては梅雨時から真夏はあまり嬉しい時期ではない。雨具を着けてのツーリングは快適ではないし、また、炎天下では熱中症が怖い。

 集合は瑞浪市大川にある陶器製の狛犬の前、その大きさは焼き物としては世界一だそうだ。今日のメンバーは10人ほど、それぞれが好きな自転車で集まった。先ずは国道419号で愛知県境を目指して上りに入る。

 小原トンネルの手前で左折し、県道20号を走る。ここはかつて岐阜県一周で走ったコースであり、当時の記憶が思い出される。少し砂の乗った滑りやすい路面を快適に下って行く。久し振りのメンバーもいて会話に花が咲く。

 途中より愛知県旭町(現豊田市?)へ入る。矢作川を渡って時瀬で自走のメンバーと合流する。そこより矢作ダム、奥矢作湖と上流に向かって走る。バイクの連中が多少五月蝿いのを除けばとれも静かで良いところである。

 旭大橋より黒谷に入り、坪崎を目指す。クルマはほとんど通らず、自転車専用道といったところか。ぐんぐん高度を稼いで上がっていった。

 汗をしっかり掻いたころに無名の峠に着いた。稲武町西小田木の集落であろうか、眼下にのどかな田舎風景が望まれた。少し下ったところで伊勢神峠とトンネルの分岐点へと出た。押しで峠を越えるグループとトンネルを抜けるグループに分かれる。

 石造りのトンネルは明治のもので、長さは300m余り。照明はなく、真っ暗な中を押して歩く。ここは愛知でも有名な霊感スポットだそうで、数々の逸話があると聞く。前を歩くメンバーのテールランプを頼りに足早に抜けた。

 次に訪れたのが大多賀峠、途中には放棄された簡保の施設があった。勿体無いの一言。ここで更に緑区から自走のメンバーと合流した。最近ネットで入手したというK社のスポルティフが素敵であった。

 井戸沢で工事による通行止めに出くわす。担いであぜ道を行くので通って良いかと確認すると駄目だという。稲武は厳しいところであるようだ。

 タイムオーバーのため、段戸牧場は諦め、小田木に向かってランチとする。峠のレストランでカツドン定食とビー○で旅の安全?を祈る。

 その後は小田木川に沿って下り、帰り道を急ぐ。最後の30分ほどは雨に降られたが、まずまずの日帰りツーリングに満足して車中の人となった。