Club野風増   岐阜・本巣100夢プロジェクト!

自転車、登山、テレマークスキー、カヌー・・・そんな情報が満載ですよ!!

三重・錫杖ヶ岳に登る!

2006-06-14 11:13:57 | Weblog
≪三重・錫杖ヶ岳に登る!≫

 今年の5月は自転車プランが集中し、柄にもなく10峠120kmランなどというハードなプランまでこなしてしまった。長年のアウトドア遊びでも身体の故障はしたことが無かったが、最近右膝の痛みが少し気になる。

 身体は全身の筋肉をバランス良く使ったほうが良いだろうと、今回は久々の低山ハイクに出かけた。メンバーは、最近カヌーで知り合った瑞穂市のHさんと、いつも大阪からバイクで駆け付けてくれるM君の三人。

 今回の山は三重県亀山市の近くにそびえる錫杖ヶ岳、標高は676mと低いが、いつも名阪国道を走っていると気になる山である。山名のとおり先の尖った鋭鋒である。

 登り口は安濃ダムの錫杖湖、下ノ垣内東登山口より入る。天候は梅雨時でもあり、山全体が雲に覆われて視界はきかなかったが、雨に降られることはなくて運が良かった。林道をしばらく詰め、やがて植林帯の下を行くことになる。沢からは河鹿蛙の美しい鳴き声が・・・木々からはホトトギスの独特の鳴き声が・・・自然がとても豊富なところで心が安らぐ。

 メンバーとの会話が弾み、ほどなく稜線に出る。上から降りてきたご夫婦から「頂上はガスで何も見えませんよ!」と情報をいただく。稜線に入ってからも急坂は続き、錫杖の名に恥じない鋭鋒であることを実感させられる。

 休憩用の東屋に着けば頂上は近い。そこより5分ほどで岩がむき出しになったピークに着いた。生憎の天気で展望は楽しめなかったものの、十分に眺望の良さを感じさせる雰囲気があった。

 立派な東屋でランチタイムとする(回りの道路用ガードロープは景観を台無しにしていると思うのだが!)美濃の名産という触れ込みの味付け鶏肉「ケーちゃん」を焼いて美味しいビールをいただく。Hさん手作りの牛肉巻きお握りもご馳走になった。

 下山は下ノ垣内西登山口を選ぶ。こちらのほうが山の雰囲気は良さそうであった。ほどなくお寺の横へ降り立った。正味4時間ほどのプチ登山に満足して帰途に付いた。