ずーっと書こう書こうと暖めて(いや放ったらかして)いたこと。それは、Dixie Chicksという、98年にメジャー・デビューして以来、数々のヒット曲・アルバムを放ち、様々な賞を取った、テキサス出身のカントリー・シンガーのお姉ちゃんたちのことである。
彼女たちは、そのキャリア以外で有名になったある事件があった。2003年のロンドン公演中に、メンバーのナタリーが「私たちはアメリカの大統領が(同郷の)テキサス出身ということがとても恥ずかしいと思っている」と発言したことがきっかけで、アメリカ人の反感を買い、ラジオ局が彼女たちの曲をかけるのを止めたり、不買運動が起こったりしたのだ。その頃のの記事はvogue03年12月号を参照。
それから3年、沈黙を破ってついにTaking The Long Wayというアルバムを春先に出した。その中のシングル、Not Ready to Make Niceはメッセージ性が強く(ココのプロフィール欄に関連記事あり)、まだあのときのことを忘れていないアメリカ人の間で物議をかもした。毎朝我が家が聞いているラジオ番組でも「この曲をかけるべきかかけないべきか」という調査を実施し、53%がかけないべき、47%がかけるべき(数字はちょっといい加減かも)、という結果が出た。パーソナリティの1人は、テキサスという土地柄があるにせよまだ人々がこだわっているというその事実に驚き、また、自分の父親がベトナムの反戦運動に加わって苦労したという経験をふまえ、(発言の自由という点において)少しガッカリした、と言っていた。結局、あまりに僅差だったので、このラジオ番組では、一度だけかけてあとはかけない、ということにしたのだった。
アルバムのプロモーションに伴い、全米ツアーも始まっているのだが、苦戦している様子で、何箇所かキャンセルになったり延期になったりしていると聞く。ダラスには9月に来るはずだったのだが12月に延期になった。(ね、kmyさん!)
テレビ番組では、様々なところで大統領批判が行なわれ、かなりどぎつくギャグにされたりしているのに、何故このことはいつまでたってもこだわっているのだろう・・・、とちょっと不思議な1件なのであった。
あ~、ようやく書いたぞ!
彼女たちは、そのキャリア以外で有名になったある事件があった。2003年のロンドン公演中に、メンバーのナタリーが「私たちはアメリカの大統領が(同郷の)テキサス出身ということがとても恥ずかしいと思っている」と発言したことがきっかけで、アメリカ人の反感を買い、ラジオ局が彼女たちの曲をかけるのを止めたり、不買運動が起こったりしたのだ。その頃のの記事はvogue03年12月号を参照。
それから3年、沈黙を破ってついにTaking The Long Wayというアルバムを春先に出した。その中のシングル、Not Ready to Make Niceはメッセージ性が強く(ココのプロフィール欄に関連記事あり)、まだあのときのことを忘れていないアメリカ人の間で物議をかもした。毎朝我が家が聞いているラジオ番組でも「この曲をかけるべきかかけないべきか」という調査を実施し、53%がかけないべき、47%がかけるべき(数字はちょっといい加減かも)、という結果が出た。パーソナリティの1人は、テキサスという土地柄があるにせよまだ人々がこだわっているというその事実に驚き、また、自分の父親がベトナムの反戦運動に加わって苦労したという経験をふまえ、(発言の自由という点において)少しガッカリした、と言っていた。結局、あまりに僅差だったので、このラジオ番組では、一度だけかけてあとはかけない、ということにしたのだった。
アルバムのプロモーションに伴い、全米ツアーも始まっているのだが、苦戦している様子で、何箇所かキャンセルになったり延期になったりしていると聞く。ダラスには9月に来るはずだったのだが12月に延期になった。(ね、kmyさん!)
テレビ番組では、様々なところで大統領批判が行なわれ、かなりどぎつくギャグにされたりしているのに、何故このことはいつまでたってもこだわっているのだろう・・・、とちょっと不思議な1件なのであった。
あ~、ようやく書いたぞ!
このCD、買いましたがすごくいいアルバムだと思います。そういえば、ラジオでDixie Chicksの曲、まったくかかりませんね。私の聞いてる局だけなのか、すべての局でそうなんでしょうか?
チケットが売れずに各地で中止・延期になったのは残念だけど、私にとってはいつもより良い席がとれたのでちょっと複雑な気分。ダラス公演も、延期はいいとして、結局中止になったりしないといいけどなぁ。
コンサート、中止にならなきゃいいですね・・・。延期も面倒ですよねぇ。私たちはシェリル・クロウは結局キャンセルしました。
ワタシのまわりのアメリカ人ってけっこう「反ブッシュ」ばかりなんだけれど、そうやって統計とかとるとやっぱりブッシュバンザイ派が多いんですねぇ。不思議。ワタシが聞いたラジオのDJもディキシーチックス擁護派でした。政治的見解で音楽を締め出すなんてナンセンスだ!って。アメリカの言論統制ってけっこうあるんだなぁってアメリカに来て知りました。
ところでシェリル・クロウ来るんだ!
知らなかった~。もっと社会についていかなくっちゃだわ、ワタシ。
シェリルは、もう来てしまいました。3月に公演予定だったのが乳がんの手術で遅れ、6月だったかな、に変更になったのです。でも我が家はMAVS応援でそれどころではない!ということで、キャンセルしました・・・。
9月はマライアが来ますよ!ってラッキーさんはどの辺がお好きなのかしら?