ハヤシくんち。

久しぶり~、元気?それとも、初めまして・・・かな?この出会いを大切に、ここで楽しく過ごして頂けると幸いです。

ガラパゴス旅行記⑥: 11月23日AM

2004年12月11日 | 旅行: ガラパゴス
6時45分に館内放送のモーニングコールで起こされる。クルーズ中は、毎日早起きなのだが、これは動物たちの活動に合わせてと、日中の暑い時間帯を避けてプログラムを組んだため、と説明された。(そんなに暑くはないのだが赤道直下の日差しは強烈で、日焼け止めは塗ったものの、終わってみれば2人とも真っ黒だった。)

午前中は、バルトロメ島へのドライ・ランディングとウェット・ランディングだ。およそ30万年前のマグマ活動によって作り出されたこの島は、溶岩が火口の周りに飛び出して降り積もってできた巨大な岩が島の端に飛び出し、ぐにゃりと曲がった地層がくっきり見え、風化が進まない溶岩や火山灰の上にティキリアと呼ばれる植物が新しい生命活動を開始するなど、厳しい自然環境の中でも順応し逞しく生きる命の可能性を感じさせてくれる。約1キロのトレイルを歩き、標高114メートルの頂上まで行くと、ガラパゴス諸島随一の眺望が広がる。ガラパゴスの写真でここの写真が出てこないことはないと言われるほど有名な場所(写真)だ。

また、ここには、世界で3番目に小さいガラパゴスペンギン(全長35センチほど)が、繁殖地ではないためたくさんではないが、泳いだりえさを捕ったりする姿を見ることができる。動物学的に、赤道直下の溶岩の上に生息するペンギンという取り合わせはとても珍しいので、見かけたら、どんなに状況が悪くてもカメラのシャッターを押すこと、と昨日のブリーフィングで言われた通り、パンガでの移動中で揺れたにもかかわらず、写真を撮った。

ランチ前にはビーチでスノーケリングにもトライした。水温が低いため少々寒かったが、魚以外にもウミガメを見かけた人もいたらしい。また、グラス・ボトム・ボートに乗ってペンギンが泳いでいるのを見たラッキーなゲストもいた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿