休日 ・・・ のんびり ゆっくりしました

きょうは　休日のような一日でした。

お昼近くに　観桜の一団がバスで出かけるのを見送って
静かな部屋で　ホッとしたら　・・・　
不覚にも　居眠り　いや　爆睡してしまいました。

ようやく起きて　・・・　さて　と考えていたとき　
ボランティアの方から　市内の別の避難所訪問を勧められて　同行。
・・・　いろいろと見学し　話しこんで　
戻ると　・・・　すでに夕食の時刻。


なんとまあ　・・・　のんびり　ゆっくりとした一日だったことでしょう。

守護神　今野医師が帰ってこられたこともあったのでしょうか　・・・　。


間もなく　観桜の一団が乗ったバスが戻る時刻です。

新聞を読む ・・・ 長く 暗いトンネルの中で

希望を探し　・・・　すみずみまで読みます。

悲しくて　苦しい日課です。


















長く　暗いトンネルは続き　・・・

いまはまだ　出口のかすかな光すら見えません。



しかし　・・・　出口のないトンネルはないことを知っています。

路傍の土筆（つくし）

避難所の前は　・・・　交通量の多い道路です。

その道端に生えた土筆（つくし）が

やわらかい朝陽をうけて　・・・　とても健気（けなげ）です。


厳寒にもめげず　根を張り巡らし　準備し

・・・　このときを待っていたのでしょうか。


・・・　静かに勇気が湧いてきます。


先を急ぐ自動車が

・・・　無表情な音をさせながら通り過ぎてゆきます。



・・・　感謝です。

怒り ！！

怒りは　できるだけ書かないようにと考えていましたが　・・・


２０ｋｍ圏内の一時帰宅について

「家族の代表１名」　？！

・・・　どういう感覚で　そんなことがいえるのでしょうか　！！

・・・　たとえば　せめて夫婦２名は当然でしょう。

　　　　苦労して建て　・・・　長年住んだ家ですよ。
　　　　
　　　　一人で帰って　短い時間の中で　何ができます　？



それとも

「帰してやる」　・・・　とでも思っているのですか　！！



そして　最後には

名目だけの一時帰宅をさせておき　・・・　「自宅を放棄せよ」とでもいうつもりですか　！！



馬鹿にするのも　いい加減してもらいたい　！！

金で償えないモノも　コトもある　・・・　のです　！！

大忙し ・・・ だけど ゆったり

今日の午前中　すべてのものを動かして　部屋の大掃除をしました。
できるかぎり徹底的に　ということで　・・・　おおわらわでした。


この数日間　嘔吐と下痢を訴える人が続出して　ちょっと不安な日々でした。
早朝から深夜まで　・・・　医師　保健婦さん　市の担当職員さんは大忙しです。


診断結果　・・・　出た病名は　「急性胃腸炎」。


集団生活のむずかしさも　そろそろではじめてきたのでは　と感じていましたが　・・・


温厚な今野医師が　頑固なお年寄りのわがままに
声高になるのもやむなし　・・・　といった場面もありました。

ここは　私の「年の功」です　・・・　ちょっと役に立ちますね。
なにごともないかのように　・・・　ゆったりと　皆さんの中を巡ります。



「こわい　こわい」といっていますが　「地震」をですか？
・・・　私の耳元で　職員さんが小さな声で質問します。

いえ　いえ　「疲れた　疲れた」ということですよ。



明日は　今日より回数を多くして
・・・　ゆったりと　皆さんの中を巡るつもりです。



＊　がらにもなく　・・・
ブログを書く時間がすくなくなっているのを気にしています。

香港の大島さんから返信がありました

川俣の駒桜です（昨年）。



大島さん
・・・　いただいたメール（本日１１：５２受信）を
そのまま転載させて下さいね。




佐竹先生

大変な状況にもかかわらず、
今年も美しい桜の写真をありがとうございました。
やっぱり桜はいいですねぇ～(*´Д｀*)
これぞ日本！っていう気がします。

夜ノ森公園の桜も誰に見られることなく、
きっと美しく咲いているのでしょう。
それが逞しく思える反面、切なくもありますね。

普段から記憶容量が足りない私なもので、
佳香さんがどなただったのかわからず…
本当に申し訳ない思いです。
毎年、こうして写真を撮ってくださっていたのですね。
是非よろしくお伝えください。

そして、今ブログを拝見しましたら、
先生も奥様もお疲れが出てきているようですね。
奥様の具合はいかがですか？
先生がいつもお元気なのもよく存じておりますが、
地震から既に1ヶ月がたち、精神的にも体力的にも
疲労がたまってきてるんだと思います。
今後の皆さんのためにも、
無理なさらず休養も十分にとってください。

実は今週末に、一時帰国する予定でおります。
実物の桜に間に合うでしょうか・・？
短期であることと、横浜ですので
何ができるのか思い当たりませんが、
お手伝いできることがありましたら、
おしゃってくださいね。

それでは、お身体には十分に留意なさってください。

大島○○

香港の大島さんへ ・・・ 今年は夜ノ森公園の桜の写真は送れません

香港の大島さんへ

今年は　いつものように
貴女が懐かしがってくれる　・・・
夜ノ森公園の桜の写真は送れません。

毎年　写真を撮ってくれていた富岡町の佳香さんが
避難先から　東京の桜の花を撮って送ってきたので
・・・　いつものように　送ります。


むかし　佳香さんが貴女の気功をする姿に憧れていたことを
ご存知でしたか　・・・

いまは　その佳香さんも
まめ君　つぶちゃん　こなちゃんの三人のお母さんになりました。


避難所は
「いつものように」を奪われてしまった人で　・・・　いっぱいです。




こなちゃんと桜です。



＊　大島さん　：　仕事のため来日していた香港の方と結婚。その後　ご主人とともに香港へ。

避難所の守護神 その２ ・・・ 三条市市長

お会いするなり　第一声が　・・・　「　いつも　ブログ読んでますよ！　」

スラリとした紳士　・・・　なんともさわやかです。

気さくで　気どりのない　柔らかなもの腰は
初めてお会いするのに
気遣いをまったく感じさせません。

充分すぎるほどゆきとどいた避難所生活をさせていただけるのも
トップに　この市長さんがおられてのこととうなづけます。


フレッシュ市長さん
これからも　よろしく　よろしくお願い致します。



＊　市長さんにお会いする機会つくって下さった
　　ケンオー・ドットコム　坂井さん　
　　・・・　ありがとうございました。

　
　

応援縁日 ・・・ ありがとう 四日町商店街の皆さん

きのうは書くべきことがたくさんあったのですが　・・・
疲れが出てきたのでしょうか　
老妻が体調を崩し、病院に行くなどがありまして　・・・


きのう１０日（日）　三条市総合福祉センター（当避難所）の駐車場は
朝から活気に満ちていました。

四日町商店街のみなさんが
われわれのために「応援縁日」を開いてくれたのです。



初めての野外イベント。
まさに三条晴れのいい天気です。
明るい陽ざしに　心も浮き立ちます。



のぼりも立ち　準備完了。



ダイナミックな焼きソバつくりです。



鍋には竜田揚げがおどります。



「大盛りをお願いします」　・・・　「はい、はい」。
「紅生姜もたっぷりお願いします」　・・・　「どうぞ、どうぞ」



アツアツこんにゃくおでんが　うれしいです。



甘酒も大好評。



行列ができ　・・・　



テーブルでゆったりと　ご馳走を満喫。





テントの中は満員　・・・　



輪投げ、パターゴルフも順番待ちの盛況ぶり。景品があるから？



やさしいおじさんのお声がけ　・・・　交流が深まり　・・・　楽しい「縁日」が続きました。


ありがとうございました。
四日町商店街の皆さん。

温かい皆さんの応援を胸に
私たちは希望をもって前進していくことをお約束します。

避難所の守護神 その１ ・・・ 今野外科医（避難者）

マイクに向かう口調はソフトですが
心と体の注意事項は　要点をピシャリとおさえています。

避難者全員の健康を願う心にあふれています。




ゆったりとした体格をされています。

毎日　こまめに避難所内を巡ります。
「　どう？　調子は　」
「　咳がでなくなった？！　よかった　よかったね～　」
「　もうちょっとだ。大丈夫　大丈夫　」

避難所のみんなが信頼しています。


一息つくのは　食事のときだけでしょうか。


同室者だけが知る　チョット内緒の話ですが　・・・

食事のとき　小柄なお母さんのそばに座る先生は
このときだけ　少し小さく見えるんですよ。

・・・　きっと　先生を育てられたお母さんが
偉大に見えるからでしょうね。

お恥ずかしい話しですが ・・・

お恥ずかしい話しですが　・・・　
わたしとしたことが　今日はイネムリがでるしまつ。

ブログも書かず　一日が終わりそうでした。


じつは　わが避難所の守護神の一人　今野外科医（避難者）が
この三日間　公務出張で不在でした。
それで　サポートするわたしとしては
ちょっと疲れが出たのでしょうか　・・・　。

それとも　歳のせいでしょうか　・・・　。


守護神は　明日戻られるはずです。

葵ちゃんの誕生日

今日は　避難所のアイドル　末永　葵ちゃん（７歳）の誕生日です。

おめでとう。　オメデトウ。　おめでとう。

涙ぐむ人たち ・・・

澄んだバイオリンの音色が

静かに　静かに　・・・　流れはじめた。


崩れ去り　・・・

流れ去り　・・・

汚染され　・・・

戻れぬふる里への想いと悲しみを癒す。


涙ぐむ聴衆。






フィナーレの「北国の春」に

そっと目頭をおさえる人、人、人　・・・　。


「いかったなあ～　（よかったなあ～）」

感動の午後でした。



演奏は　バイオリン奏者　石橋美穂さん。

豪華な夕食

６年前　三条市の水害のとき　お世話になったお礼にと　・・・
昨夕　三条地区の調理師会をはじめとする食に関す組合等から
豪華な和風の夕食がプレゼントされました。

威勢よく　キビキビと準備する調理師さんたちの雰囲気に
避難所の中はウキウキとしていました。

熱々の豚汁もうれしい　・・・　。





どうです！？　おいしそうでしょう　！！！

ほんとうにおいしくいただきました。


ありがとうございました。

避難所から集団登校 ・・・ 先頭は地元の上級生です

避難所からの集団登校です。

先頭は地元の六年生。

「　一列にならんで　・・・　」

・・・　先輩の顔が頼もしくみえます。


お願いしますね。

仲良くしてくださいね。

見送るお父さん　お母さんも安心顔です。