心がまえ ４

構えの堅いことが

常に「こころ」の立派さを

・・・　証明はしません


頭の固さ・物を知らなさを

ただ暴露するだけという事もあるのを

よく「心がけ」ていなくてはなりません



ただの頑迷さや狡猾（こうかつ）＊と

「いい心構え」とを

断じて　・・・　混同すべきではありません

＊狡猾（こうかつ）　：　ずるく悪賢いこと

心がまえ ３

・・・　しかし　問題が

無くもありません



「心構え」してまで

・・・　何を守るのか

・・・　何を攻めるのか


その何がくせものであり

無条件に「いい何」とばかりは言い切れません



政治家の「心構え」なども

つまりは

・・・　「知らぬ・存ぜぬ」

・・・　「記憶にありません」を

言い募ってやるぞという

不愉快な頑張りでしかなかったりしますなぁ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（４につづく）

心がまえ ２

「こころ」も

・・・　なかなかヤルものです

・・・　「心づよい」ものです



「心がまえ」さえあれば

・・・　安心です


そんなせりふを

そういえば

・・・　何度も聞きました

・・・　言ってもきたようです



なるほど　「こころ」って

たとえば　

・・・　城郭なみに思われて来たんですなぁ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

心がまえ １

「かまう」とは

・・・　干渉の意味であり


しかし

「構え」と書けば

・・・　門構えや陣構えの印象が先に立ちます

・・・　構造・構築の感じも加わります



「心がまえ」も

むしろ　他からの干渉や攻勢を防ごうとする

・・・　意志ないし用意であり

・・・　身構えにひとしいですね


なんとなく

サッカーのゴールキーパーが

門番よろしく頑張っている

・・・　という図が見えてきます


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）