心づかい ２

「心遣り」　「心用い」

「心配り」　「心尽くし」

と書いてみて

しみじみ「こころよい」言葉だなと思います


こんな「心がけ」が

いつも身に備わって出動態勢にあれば

人と人との仲は

とげとげしく無くて　さぞいいだろうと思います



世間では

人徳をほめられ　慕われているような人は

これら言葉の

こよない　・・・　体得・体現者だといえますよね


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

心づかい １

「心づかい」とは

分かりいい　「心優しい」　・・・　言葉です


「心づかい」は

するのも　されるのも

・・・　「心優しい」ものです


「心くばり」も　「心づかい」も

また　・・・　同じです



心が　・・・　なにかしら

使用したリ　分配したリできる

ないしは

派遣というか　派出というか

お使者　心のお使いさんのように

必要な時に　必要な方面へ振り向け可能な

たいへん便利な何かとして意識されていたことが

これらの“言葉”から

・・・　よく察しがつきますね


（２につづく)

頭が切れる ３

どう「頭が切れる」のか


その人なりに

村正のような頭脳で　・・・　切り捨てます



当面の目的にそわない全部を

切って落とせる「頭」「頭脳」が

たしかに　・・・　存在してきました


とてもできた真似ではない

・・・　物騒千万


無駄と勝手に決められた

それに

命と　暮らしと　幸せとをかけた人の多いのにも

まま

「頭の切れる」人は　・・・　容赦しません



「頭がいい」とは　・・・　とてもいえません

頭が切れる ２

人に恐れられる力は　・・・　ある

しかし　・・・　敬愛はされない


徳のたたえられることも

まず　・・・　ない



「切れ者」は　・・・　刃物といっしょ


使い道によって重宝だが

根は　・・・　物騒なしろものですなぁ


「凶器」にもなります


「頭が切れる」人は

まま　凶器に近い狂気とも

どこかで　・・・　隣りあっていて

それを　「頭のわるい」者も

じつは　・・・　知っています



重宝もするが

用がすめば　・・・　敬遠していたい人


そういう人には

なりたいと思いません　・・・　絶対に


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（３につづく）

頭が切れる １

頭が　名刀のようによく切れる

・・・　そういう意味でしょう


「切れる」は

切り落とす

切り離す

切り殺す

切り倒す

切り付ける

など　殺伐の語感に血塗られています



したがって

「頭が切れる」を

知恵豊かに聡明な意味に結びつけづらいですね



知能指数は高いかも知れない

お利口サンではあるのでしょう　・・・　


が　つまりは　・・・　「やり手」なのですなぁ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（２につづく）