ニブ感の人

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺付近で



近頃は　「　思う　」が「　感じる　」から離れて

「　思考　」だけになっているようです。


その結果　頭はいいが　心は貧しいという人に

お目にかかるということになります。


本当は　感性が鋭く　かつ　豊かでなければ

創造的な仕事はできないはずなのですが

「　頭のよい　」ことが　「　記憶力がよい　」ことに

置き換えられてしまったため

見るからにニブ感の人が　・・・　堂々めぐりの議論をしています。

病気は増える一方 ・・・

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺境内で



不思議なことに　今の日本では

これほど「　医学は進歩した　」といわれているのにもかかわらず

病気は増える一方で　・・・　治らなければ　溜まる一方です。


病気は毎日毎日　どうやら作られているらしいのです。

治していくより　作られてくる量が多いものですから

差引勘定で　増える一方ということです。


治っていけば　減るんでしょうけど　・・・
　
治っていかないものですから　新しく病気は生まれて　溜まる一方です。


・・・　やはり　一人一人が賢くならんと仕方がありませんね。

美人

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺付近で



「　美人　」は

本とむかっている時間よりも

鏡とむかっている時間のほうが長いから　・・・

アタマの中味は薄い　というのは常識論ですが

・・・　意味は深いです。


あるいは　「　美人　」は

「　見られる　」ことばかり気にかけているから　・・・

自分から　美しいものを「　見る　」ことをしないというのも

・・・　本当でしょうね。

寂しい人たち

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺付近で



人間を　そのときの地位とか　職業とか　収入 とか

表面にあらわれた現象でしか理解しようとせず

その人間が秘めている　煌々（きらきら）しきものを

見透（みとお）すという努力をしない　・・・　「　寂しい人たち　」がいます。


もう一種類　「　寂しい人たち　」のお仲間がいます。

・・・　多才多芸の人です。

歌も歌える　ピアノも弾ける

英会話も上手だし　少々文章も書ける。


しかし　えてして　こういう人と食事をすると

最初から　退屈なものです

どんな話題でも

一合枡（ます）で計られるような扱いを受けてしまうからです。


早々に　・・・　その場から　退散したくなりますよね。

ことば ・ 容器

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺で



ことばは　・・・　容器（いれもの）です。


中身のない　堅い容器を投げ合って

勝負を争っているのが　・・・　世の中です。

新聞・雑誌・テレビにラジオを筆頭に

人の集会・家庭に至るまで。


ことばほど　不快な　うるさいものはありません。


しかし　いのちに満ち溢れたことばほど

貴いものはありません。


美しいことば

力強いことば

それが　柔らかい心に注がれたとき　・・・

どんなに美しい　力強い人柄を生み出すことでしょうね。

目を開く

私のＧＷ　・・・　良寛ゆかりの寺で



「　目を開く　」ということは

・・・　まことに　手間のかからぬことです。


だが　「　目を開かせる　」のは

・・・　難中の難事です。


自分の小さな感情に　心が蓋されて

大きな世界が見えなくなり

蓋の中の狭い世界で

忙しくなったり　頑張ったり　フテクサレて

・・・　怠けたりしています。


そんな人も　フト眼が開けば　開けてしまいますが　・・・

開かなければ　・・・　開きませんね。