負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

死ななければならない ・・・ 生き方

2012-05-26 09:00:57 | 原発震災避難者


遠足



いまどこかで 赤ん坊が生まれている。

そして いまどこかで 人が死んでいる ・・・ と よく言われます。


なるほどそうでしょうが ・・・

その生まれたり死んだりが他人のことだから

わりに平気で私たちはそんなことを言ったり考えたりしますが

もしそれが自分のことだったら
 
・・・ なかなか落ちついてはいられません。


生まれる方は わからないからよいけれど

死ぬ方は 大変です。


自分がいよいよ今死ぬ と想像して

平気でいられるのは ・・・ 普通の人ではないでしょう。

よほどモウロクしているか

さもなければ よほど人生について深く深く納得している人かもしれません。


いずれにしても 普通の人は

自分が 今日か明日には死ななければならない

・・・ と知ったら 平気ではいられません。

大抵の人は そうなったらやり切れなくなって

なんとかして その場合でも平気でいられるようになりたい

・・・ と いろいろ工夫してみるでしょう。


もし 不安や恐怖心をムリに消さないまでも

そのままで ともかく死んで行ける道があったら ありがたい

・・・ と 普通の人は思うでしょう。



人間は 生まれてから死ぬまで ・・・ 人間でありたいものです。

死ぬのなんかヘイチャラだ と本当に思う人があるとすれば

・・・ どこかおかしいのではないかと思います。


人間が人間であることを自ら否定しないで

不安や焦りにも追われず ゆったりと生きていけるなら

・・・ それが一番よい生き方ではないかと思いますね。