散策
宗教と称するものの中には
まことに言葉通り ・・・ ピンからキリまであるようです。
裏長屋のようなところで
狐憑きみたいな顔した人たちが集まって
何かをモソモソやっているのから
大伽藍を構えて
彼らのもの日には バスを連ね 時には 列車まで動員して
何千 何万の信者を動員するものまであるようです。
しかも その拠点の立派さや動員力の大小は
必ずしも それらの教義や信条の深遠さとは比例していません。
地獄の入り口で 兎(と)や角(かく)と論じ合っているのから
娑婆(しゃば)の次元で 亡者を引き摺(ず)り廻しているのや
天国や極楽の板戸の前に陣取って 静かに開門を待っているのまで
・・・ 種々雑多でございます。
これが 世に行われている宗教なるものの ありのままの相(すがた)だ
と思って ・・・ あまり大きな間違いではないようですね。
さて ・・・ 。
* もの日:(物日)祭日・祝日など特別なことが行われる日。