負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

優劣

2012-05-17 17:05:16 | 原発震災避難者


遠足



「 はい あっていますよ 」

「 はい いいですよ 」といわないと

安心できない子どもを育てているような気がしてならない。


こどもたち自身が

自分自身のからだで感じとり 豊かになっていくという実感がない。

だから ・・・ いつも外側の権威にたよって はじめて安心する。


人間の優劣が ただ覚えた知識の多少できめられていく。

だから 相手に勝つことのみが ・・・ 目的になる。

受験体制 受験競争 ・・・ 。







死ぬのを怖れている人へ ・・・ 癌宣告され

2012-05-17 11:56:46 | 原発震災避難者


遠足



わが尊師・故内山老師のお言葉から ・・・



・・・・・・・


この「 死を怖れる 」ということは

なにも今 癌だと告知され はじめて問題とすべきことではありません。


実は われわれ人間 動物として

いつも 死を回避し生きようとする本能をもっているわけですが

それに反し他方 一切の生あるものは

遅かれ早かれ 誰でも死なねばならぬことに運命付けられているのですから

一体 これをどう受け取るべきか

誰でも彼でもみな 決着しておかなければならない問題です。


それなのに 「死を怖れる」ことを 自己の問題として取り上げたこともなく

口を開けばいつも 金、金、金 というだけで 浮かれている今の世の中は

まさに 「 生存呆け 」 ・・・ という一語に尽きます。



今あなたは せっかく癌に病まれて

自分の死を 真正面から問題として取り上げたのですから

これを ただ怖れるだけでなく むしろ

これを機会に 積極的に本当の自己のいのちをみつめ

明らめ 深めていく契機とされることをお勧め致します。


大体死ぬとは このように

「 死ぬのは怖い 」 「 何とか生きていたい 」 

「 今は 死んでも死に切れない 」 などという

思いそのものが ・・・ 死んでいく時なのです。


「 生はよし 死はわるし 」と分別するコンピューター的判断そのものが

・・・ 絶する時です。



・・・・・・・ 。







救い ・・・ やすらぎ

2012-05-17 09:00:49 | 原発震災避難者


遠出



世を捨て 妻子を捨てた山頭火は ・・・ うたっています。


山あれば山を観る

雨の日は雨を聴く

春夏秋冬

あしたもよろし

ゆふべもよろし



世の中が騒音や組織の中で 息がつまりそうになればなるほど

心のなかに求められるのは このやすらぎではないでしょうか。


・・・
 
新しい世界がひらけ 新しい自己が生まれ

生きることが楽しくなり 生まれてきたことがありがたくなってきますね。