時事解説「ディストピア」

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反原発と加藤恐怖哲学

2013-03-21 01:44:02 | 反共左翼
隕石とか大本営発表とか、物騒な言葉を羅列することでしか
自身の意見を正当化できない加藤哲郎。

こいつの恐怖哲学に基づく直接行動論が
どれだけ間違っているかは福島原発を考えればすぐにわかる。

福島第2原発を受け入れた双葉町は町自体が推進派で、
あの事故は加害者が被害者になっていたのだ。

その点を全く無視して東電や政府といった
権力者ばかりを攻撃し、地方自治体、それも
加害者でもある被害者に対しては無視されている。

いざ地元の市民に対してお前たちは
間違っているからやめろなんて言えるだろうか?


恐怖哲学では、極端な見解をとり恐怖を煽ることで
自分を正当化する。だが、それはあくまでも第3者に
訴えるためのテクニックで、相手が賛成・反対を決める当人
だった場合に、この手法は逆効果になる。

実際、60年代の全共闘はこれで自滅したのである。

議会が存在する以上、議会を通して法案を可決し、
意見を通すのがあるべき姿である。議会無視の直接行動論は
必ずどこかで挫折する。

政治学者と言っても、彼は議会や組織論の専門家ではない。
武田邦彦が工業学者でありながら温暖化嘘論を言っているのと
同様に、彼もまた社会運動家(ましてや思想家ならなおさら)としては
終わっていると断言できよう。

とはいえ、20日にアメリカから帰ってきたとか
ほざいているから、結局のところ彼は学者であって
運動家にはなれないのだろう。

そこが彼の限界であり、彼がペテンである証拠である。

本人もその辺がわかっているから、
温暖化反対と言いながら温暖化否定論の男の動画を
貼ったり、猪瀬「さん」のホームページを
紹介しながら、歴史教科書改変反対が叫べるのだろう。

そもそも朝鮮新報を読めば
如何に自分が在日朝鮮人に非道いことを
しているかがわかるはずだが、無頓着だ。

こういう自覚しない悪こそ最も厄介で最も残忍だと私は思う。

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