中国西安で奮闘する大学教師Mの日々

日本人教員として中国の陝西省西安市の大学生・大学院生に対し、「日本文化・社会」や「卒業論文」などを教えています。

学生の日本留学を手助けしてくれる方々に感謝

2013年04月04日 06時00分00秒 | 日本への留学までの道のり
本日(4日)から7日まで清明節の連休です。
私は今週末、5月に報告予定の学会大会における要旨を提出しないといけないので、主にその準備を進めています。
そんなわけで、ここ数日間は中国語の研究書や論文とも格闘しているところです。


清明節休暇はこうした作業を中心にしつつ、夏服を買いに買い物へ、また美容室にも出かけてこようと思ってます。

なお、最近は寮の部屋で過ごすことが多いこともあり、自炊もちょこちょこしています。



さて、今日は暫く御無沙汰だった日本への留学をめざす学生達の話題。
現在、今年10月の研究生としての入学をめざす学生達は出願願書の提出が迫っています。
一人は約10日後、もう一人も約20日後には受付が始まります。
(なお、三人いるうちの残り一人は来年4月に出願することに)

そんな中、提出書類が多かったり、検定料の問題などが幾つか出てきていました。
この願書を出す際、中国から千葉大学へ直接書類を郵送できればまだいいのですが、それが認められていません。
書類提出の際、代理に直接大学窓口へ書類を出す代理人が必要となるのです。

学生達の保証人が大学へ足を運べればいいのですが、平日に仕事をしている方がそれを行うのは不便です。
かつ、仕事がなくても大学の近くに住んでいない方にそれをお願いするのも気が引けます。
学生達の保証人はいずれも埼玉県や愛知県などに住んでいて平日は仕事があるので、この件を頼むのは不可能でした。

そんな中、大学院時代の後輩で、Iさんという社会人の博士課程院生が代理人を快く引受けて下さいました。
それだけでなく、願書提出の際の検定料納付に関してはIさんが立て替え、後日学生がそれをIさんに支払う方法を申し出て下さいました。
実は中国から日本の大学へ検定料を支払うにも少々複雑で、また受入れの学部によって方法も異なります。
そのため学生はもちろん、日本人の私でも対応には面倒臭さを感じていたところでした。

こうしたIさんの親切な対応には、私をはじめ、学生達も本当に助かり、ありがたい思いでいっぱいになりました。
学生達の日本留学への道が、色々な方々に支えられて初めて、確実に実現の道へ進むことができているのだと思いました。

そのことを忘れずに、学生達にはきちんと留学の準備を進めていってほしいと願います。


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