不幸なのは人に

　不幸なのは人に迷惑が掛かっている。　　（２０２２年１２月１４日）

　さとうみつろうさんとバシャールの対談本を読んだら。
　さとうみつろうさんが『中国の農村の子は「親と違う職業があること」すら知らない』と書いてあったけど。
　でも、だからといって、その『中国の農村の子』が正しい訳ではない。
　中国が共産主義国家である事は他の国に迷惑が掛かっている事だから。
　アフガニスタンの人達も「可哀そう」なのかも知れないけれど。
　アフガニスタンがイスラム教の国である事は「他の国に迷惑が掛かっている」のだから。
　キリスト教の修道者は『清貧』と言うけど。
　それは他の人達、金持ちに対して、「迷惑が掛かっている」事だから。
　政治家の事を『敵』とか『悪』とか言い、金持ちの事を『敵』とか『悪』とか言う事は、民主主義、資本主義の否定であり、それは民主主義国家、資本主義国家に迷惑が掛かっているのに、『正義だ』と言う人達がいて、それは、民主主義、資本主義を信じている人達に迷惑が掛かっている事だから。
　
　『不幸だから正しい』という人達を信じてはいけない。
　それは『豊かさ』を否定する事だから。
　人間が幸せになる事を否定する意見だから。
　そしてそれは人に迷惑が掛かる意見だから。

　でも、それは分かります。
　アフガニスタンに日本とアメリカは用水路の整備をして、農業が出来るようにしてくれた。
　でも、「農業だけ出来たら幸せですか」と。
　『スマホが欲しい』『テレビが欲しい』分かります。

（続き）
　体罰とかいうのはやっぱり問題だと思う。
　『人を不幸にさせて』『人に苦痛を与えて』自分の言う通りにしたいと言う事だから。

　アフガニスタンの人が、ゲイの人を殺そうとするのは「正しい事ではない」。
　「命は大事に」。
　その意味で、アメリカ人が『銃を持つ権利が誰にでもある』というのは「正しい事ではない」。
　し、『平均寿命が短い事』も、「正しい事ではない」。
　それは『命を大事にしていない』事だから。
　で、イスラム教徒が、『イスラム教から抜け出した人を殺すのは正義だ』というのも、間違っているし。

　何で、自分の国で、内戦を起こす人達を『難民だ』と言ったら、先進国に移住する権利が得られるのか、と思う。

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