暇つぶしです

私が思いついた事を書くだけのブログです。

株と恐慌の関係

2009-08-05 15:50:59 | Weblog

 世界恐慌になる可能性は否定出来ないような気がするのである。

 「株(金融商品)とはゼロサムゲーム(双方の総和が合計ゼロになるゲーム)ではないかと言うことを書いたのだが。株というものにはそれ以上の問題があるような気がするのである。

 「世界恐慌」について。ウィキペディアにはこう書いてありました。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E6%81%90%E6%85%8C

 世界恐慌が株価の暴落から始まった事は知っていましたが。

 『投資家はパニックに陥り、株の損失を埋めるため様々な地域・分野から資金を引き上げ始めていった。』

 日米の家計資産構成比較について。百分比で。

 日本。現金・貯金55%。債権2%。投資信託と株式・出資金合わせて13%。残り保険・年金準備金等32%。

 アメリカ。現金・貯金13%、債権8%。投資信託13%。株式・出資金33%。残り保険・年金準備金等32%。

 (08年9月9『崩壊する世界 繁栄する日本』より)

 で、単純に、日本で株価と投資信託が半分になったとしよう。その前の時点で、総資産が700万あると考えていたとして。

 日本の、株と投資信託部分は半分の75万円になります。貯金等(債権を含む)は550万のままです。

 アメリカの、株と投資信託の部分は半分の250万円になります。貯金等は210万円のままです。

 資産合計 日本 625万円 アメリカ 460万円 

 元の資産 700万円であるのに対し、というお話になります。

 つまり、「株価暴落」という事実それ自体が不況の原因になる、ということで。

 だから、「ブラックチューズディー」(暗黒の木曜日)なんでしょうね。

 不況になったから、株価が下がるのではなくて。株価が下がる事それ自体が不況の原因になる、ということで。

 1億円だと思っていた、土地が、5000万だ、ということになれば、不況の原因になります。

 うーん。

 好況と不況の波の差を抑えたければ、株の取引禁止と、土地を担保にして、お金を貸す制度を禁止しなければなりません。

 要するにそういうお話だと思うのだが。 

 世界で不況の影響が日本が一番小さいと考えられているのは、日本人の財産に占める、貯蓄等の割合が高いから。株式等(もしくは、金融派生商品なんてもっとそう)の占める割合が高い国ほど、深刻な不況になりやすいということで。

 前の世界恐慌よりましな点。「株価が5年間に5倍に高騰」とかしていない点。しかし不利な点は、前の世界恐慌の時よりも、もっと、みんなが株をするようになった点です。後、金融派生商品なる訳の分からないものに手を出した点とか。土地の値段のバブルがあった点とか。

 まあ、少なくとも、日本の失われた15年ほどの不況は来ると思わないと。日本がそうなるかはともかくとして。多分、それ以上だと思うが。

 やっぱり、ゼロサムゲームどころか、世界を破綻に導くだけであるということがわかりました。株式投資とか金融派生商品というのは。金で金を儲けようとしたら、駄目だということですね。

 という訳で。やっぱり日本人が正しいのでした。

にほんブログ村 経済ブログ 世界経済へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村バナー

にほんブログ村 ブログブログ 雑記ブログへ
にほんブログ村 にほんブログ村 経済ブログ 世界経済へ
にほんブログ村 にほんブログ村 科学ブログ リケジョ・理系女子へ
にほんブログ村

人気ブログランキングバナー

社会・経済ニュースランキング
社会・経済ニュースランキング 社会・政治問題ランキング
社会・政治問題ランキング 日記・雑談(40歳代)ランキング
日記・雑談(40歳代)ランキング 理系女子日記ランキング
理系女子日記ランキング